謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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Something Wicked This Way ComesSomething Wicked This Way Comes
(1998/07/07)
Iced Earth

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'98年にリリースされた5th。

2ndで日本デビューをした頃は、ドラマティックスラッシュとか
そんな風に言われていた彼らだが、
本作品を聴けばかなり正統派HMの要素が強いことが
お分かり頂けるかと思う。

①②ともに質実剛健な正統派HMをやっており、Guソロのメロディも
これくらいできれば、十分過ぎるくらいだと思う。
しかし・・・ちょっと地味かな。
③はリフがとてもスラッシーで歯切れが良いのだが、これはスピードナンバーではなく
ダーティなメロディが特徴の正統派HMという趣きの曲。
④はバラードっぽいミドルテンポの曲。メロディがちょっと弱い。

⑥も惜しい。多分5thの頃のMETALLICAを正統派HMに近くしたら
こんな感じになりそうな曲で・・・
やりたいことは何となく分かる。が、歌メロがもう少し面白くないと
曲の魅力に引き込まれないのだ。
演奏力は確かなのだから⑦のようにリフが面白いと
いい曲も作れる訳だし、
インストの⑨なんかは、なかなかいい曲なのだ。
そう考えてみると、私はマシュー・バーロウの作る歌メロが
嫌いなのだろうか。
う~ん・・・声質はむしろ好きな方だと思うんだけどなぁ。

⑩⑪はじわじわと来るね。
まあ、⑩の方は単に私の好きなSAVATAGEと雰囲気が似た
正統派HMナンバーだから、ってこともあるんだけど(笑)。
⑪がねこれまた面白いんだ。
アグレッシブになったIRON MAIDENみたいな曲だが
ジョン・シェーファーのエッジの効いたリフが目立つファストパートと
メランコリックで美しいパート二つが自然に組み合わさった佳曲。

日本よりも欧州での人気が高い彼らだが、正直本作品の
前半を聴いた段階ではヨーロッパのメタラーの感性が
いまいち理解できないような、地味なアルバムだと思ったが
後半の曲を聴いて納得できた。
彼らは本気出せばこれだけいい曲書けるんです。
まあ、歌メロに関してはそう面白いものでも無いと思ったけど
曲調に合っていなくはないかな。
それにしても⑨~⑬の勢いは凄まじいのに、前半の曲は
フックが足らないと言うか・・・
差があるなぁ。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
③Disciples of the lie
⑦My own savior
⑨1776
⑩Blessed are you
⑪Prophecy
⑫Birth of the wicked
⑬The coming curse



総評・・・84点

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Horror ShowHorror Show
(2001/06/26)
Iced Earth

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'01年にリリースされた7th。

前々から思っていたことなんだけれども、このバンドは
どういう音楽を好む層にアピールするのか、どういうHR/HMを
好む人に薦めるべきなのかを説明するのが難しい。
本作品の音楽性は彼らが初期の頃によく言われていたように
「ドラマティックな展開を持つスラッシュメタル」という形容が
一番合っているのかもしれない。
たしかに'90年代のへヴィ路線に走ったスラッシュメタルっぽい側面もあるし、
と思えば、BLIND GUARDIANみたいな派手なコーラスパートも
入っているし。
しかし、曲によってはその要素が交じり合っていないようで
どうも中途半端な印象があった。
そういう訳でどんな人に薦めるべきか難しいバンドなのだが・・・

本作品の①はスラッシーな楽曲で、リズム隊の上手さに
まず驚かされる。
下手なデス・スラッシュ系の人よりも上手いよな~と思ってたら
本作品でのBa、Drは元DEATHのスティーブ・ディジョルジオに
リチャード・クリスティだそうです。

ただし、曲がね・・・。
スラッシュメタルっぽいパワーメタルで勝負するにしても
リフやリズムパターンが別段面白い訳でもなく、
かと言ってメロディで勝負すると言っても
キャッチーさも無く、
「暗い」「アグレッシブ」「重苦しい」という印象が先に来て
あんまりメロディそのものは頭に残らないかも。
疾走感は割と感じるけどね。

ただ、⑥⑨は良い。
ダークでアグレッシブな曲で、展開も凝っているが
あくまで正統派HMっぽいメロディを基調としており
IRON MAIDENを彷彿とさせる
なかなかドラマティックで聴きごたえのある曲だ。
サビの歌メロはBLIND GUARDIANみたいに
ライブでは大合唱が起こるのではないだろうか。

⑪はスラッシーなりフと、ドラマティックな展開を
両立させることに成功している佳曲。
「オペラ座の怪人」とはちょっと曲のイメージが離れていて
メタルっぽすぎる気もするけど。

まあ、正直なところ⑥⑨⑪が無ければ
まだ点数は低くつけていたと思う。
私としてはそれくらい収録曲の出来不出来に差を感じたし、
あんまり前半の曲は好きじゃないので聴かない。
ヨーロッパでは大人気のこのバンドの人気曲が
こういう後半の曲のようなドラマティックな曲なのであれば
彼らの人気も理解できるが、もし前半だとすれば
ヨーロッパのメタルファンと私との好みの間には
結構な隔たりがあるのかもしれない(苦笑)。

と言うか、この3曲のような路線の楽曲がもっと目立った
アルバムを出せば日本でも割と人気が出る気がする。
演奏陣は随分テクニカルでタイトなので、
ドラマティックなパワー・スラッシュメタル路線と言えど
BLIND GUARDIANやRHAPSODY OF FIREなどとは
かぶらないしね。

ちなみに⑧はIRON MAIDENのカヴァー。
出来は可も無く不可も無い感じ。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Wolf
⑥Jeckyl and Hyde
⑩Dracula
⑪The phantom Opera ghost



総評・・・80点

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