謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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MasqueMasque
(2008/02/01)
Kansas

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'75年にリリースされた3rd。

だまし絵みたいなジャケットが面白いこのアルバム。
音楽的にはプログレッシブロック的なサウンドを使いつつも
やっていることはHR色が強い。

①なんかは普通にハモンドオルガンをフィーチュアさせた
'70年代によくあるタイプのメロディアスHRだし、
②はSTEELY DANっぽい、黒人ノリの渋いHRをやっている。
次作の"LEFTOVERTURE"から先に聴いた私のようなリスナーに
とっては
①はともかく、②には大いに戸惑うことだろう(笑)。

このアルバムの一番の聴き所である、③は期待通りで
ロビー・スタインハートのバイオリンがアンサンブルに絡み
玄妙なサウンドを生み出す様は、これぞKANSASと言ったところでしょうか。
④は、スティーブ・ウォルシュの歌メロはストレートだが
演奏陣はプログレッシブロックそのもの、というサウンドだ。
Keyの音なんて、正にそんな感じかな。

⑦はプログレッシブロックファンならイントロで痺れるんじゃないかな?
いや、そんなに変態的な演奏をしている訳じゃないけど
このハモンドオルガンの音と、バイオリンの音の組み合わせって
'70年代のシンフォ系プログレッシブロックがよく
やっていて、好きな人にはたまらないのだ。
まあ・・・興味が無い人には古臭く感じるだけかもしれないけど(苦笑)。

ラストの⑧は完全にプログレッシブロック。
前半ではどうなることかと思われる方も、この曲では
KANSASに求めるものが十分に得られるだろう。
ドラマティックな展開、高い演奏力に裏打ちされた
緻密なアンサンブル、音楽的な引き出しの奥の深さといい・・・
素晴らしいね。

メロディの質で見れば、次の作品の方が人気は高いと思うが
KANSASが好きならば①②を除いて、全て好きになれる
アルバムだと思う。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①It takes a woman's love (To make a man)
③Icarus (Borne on wings of steel)
④All the world
⑤Child of innocence
⑦Mysteries and mayhem
⑧The pinnacle



総評・・・87点

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LeftovertureLeftoverture
(2001/05/23)
Kansas

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'76年にリリースされた4th。

KANSASと言えば、"Carry on my wayward son"がYNGWIE MALMSTEENや
DREAM THEATERらにカヴァーされたことでご存知の方も多いだろう。
その名の通り、アメリカはカンザス州出身のプログレハードバンドだ。
(人によってはプログレッシブロックバンドと定義するかもしれない)

で、その"Carry on my wayward son"だが
これがアルバムの一曲目であり、メロディアスだが
かなりプログレ度数の強い曲だ。
そんな曲がアメリカで大ヒットしていたのだから、本当に
いい時代だったんだな・・・と思う。

①のドラマティックな余韻を保ちつつ、私メタリストや
BURRN!誌の広瀬氏が絶賛していた
名バラード②につながる。
決して超絶技巧の持ち主というシンガーでは無いが
スティーヴ・ウォルシュのVoの男の色気と言うのか、
それが堪らないね。

③は①②とは違い、ちょっと硬派なHRバンドといった風情。
アルバム収録曲の中で最もリチャード・ウィリアムスのギターが
一番目立っている。
④は古き良きシンフォニック系プログレッシブロックの雰囲気が
漂う一曲でロビー・スタインハートのヴァイオリンが美しい。
後半のハードな曲調になるところも緊張感溢れていて良いね。

⑤⑥やインストの⑧は普通のHR/HMを好むリスナーには
Keyが中心になったり、曲の展開がちょっと難解になったりと
取っ付きにくい部分もあるだろうが、
そのドラマティックなメロディを聴けば
「ああ、DREAM THEATERもこういうバンドをお手本にしたのだなぁ」と
納得される方が多いことだろう。

とかく"Carry on my wayward son"ばかりが注目を浴びがちだが
実はその他の曲の方が破壊力抜群だったりするので、
この一曲だけでKANSASを見切っている方がいるのなら・・・それは勿体無いですよ。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Carry on my wayward son
②The wall
③What's on my mind
④Miracles out of nowhere
⑤Opus insert
⑧Magnum opus


総評・・・90点

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