謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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Reflections of a ShadowReflections of a Shadow
(2002/08/26)
Rage

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'90年にリリースされた5th。

前作までの作品は個々の楽曲の中には光るものがあるものの、
如何せん、音質・サウンドプロデュースが悪すぎた。
だが、本作品からはその辺が改善されてきて
それに伴い、楽曲の質も上がり
スピードナンバー以外にも幅広くいい曲をたくさん作れるように
なったんじゃないかな。

ヒステリックな歌い方をする初期のピーヴィはあまり好きでは
ないのだが、③ではそれが生かされていると思うし
④ではその歌い方と、ミステリアスな曲調がマッチしている。

RAGEと言えばイコール、ピーヴィと言っても過言ではないが
このアルバムではマンニが大活躍しており
⑦は初期RAGEが残した名曲の一つと言えよう。
この曲が面白いのは、RAGEが持つキラーチューンと言えば
スピードナンバーなのだが
これはグルーヴィなGuリフを持つ、ミドルテンポの楽曲だと
いうことだ。
このリードGuと歌メロの絡みも絶妙だし・・・私なんぞは
某コンピレーションアルバムに収録されたこの曲だけのために
このアルバムを買ったも同然なのだ。

⑨は歌メロがキャッチーなスピードナンバー。
しかし、リフはちょっと不穏なメロディであり
一聴してミスマッチにも見える組み合わせであるが、案外いい曲に
仕上がっていると思う。

初期RAGEの作品の中でも聴きやすく、"TRAPPED!"に次ぐ
良い出来なので、これをRAGE入門編とするのも
アリだろう。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
③True face in everyone
④Flowers that fade in my hand
⑤Reflections of a shadow
⑦Waiting for the moon
⑨Saddle the wind
⑫Wild seed



総評・・・84点

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Perfect ManPerfect Man
(2001/08/13)
Rage

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'88年にリリースされた3rd。

もともとメジャー指向のメロディを書くバンドでは無いけれども、
初期のこのアルバムはマニアックで取っ付きにくい曲が多いね。
ピーヴィのVoも必死で高いキーの歌メロを歌っている曲が
いくつかあり、さらに音質も軽いし、で
RAGEが余程好きな方でない限り、手放しでオススメできる内容では
ないかも。
日本盤のライナーを書いている伊藤政則氏も
RAGEの初期の名曲である⑦ばかりをやたらと褒めている。
これ以外の曲は彼にとって、厳しい出来だったかもしれないね。

しかし、①なんかはピーヴィにとっては厳しいキーの歌メロでは
あるけれども意外なくらいキャッチーな歌メロをもった
パワーメタルになっているし、マンニのタッピング主体のGuソロも
メロディアスだし、で悪くない。
③もAメロを聴いていると、物悲しいメロディがなかなか良いし
④はB級臭いけれども、邪悪な雰囲気を持ったGuリフが
いかにも彼ららしいと言える。
⑤⑥はGuソロとか所々光る部分はあるが・・・はっきり言って変な曲だよね(笑)。

⑦だけは伊藤政則氏が褒めるように、極めて分かりやすく
いいメロディが流れている心地良いパワーメタル。
Guがヴィクターになった現在でも、
彼らのライブでは演奏していることが多いようだ。

⑦のようにスピーディな曲が多い本作品は、曲によっては
スラッシュメタル並の勢いがあり、そこは褒めるべきポイント
かもしれないが、音が軽いから速い曲であっても少し迫力不足ではある。
逆にミドルテンポの曲である⑪のような曲を
良い音質で聴ければ、結構印象が変わってくると思う。
なかなかいいリフを弾いているからね。

FAVORITEの曲数は多いけれども、それは私が多少RAGEを贔屓にしている
部分があるからであり、いい曲ばかりのアルバムではありません。
・・・まあ、全ては必要以上にエキセントリックな
ピーヴィの歌を受け付けるかどうかに
このアルバムの評価がかかってくると思う。
Guに関しては意外といいので、楽しめる部分はそこそこあるだろう。
間違っても絶賛できる代物では無いけどね。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Wasteland
③Animal instinct
④Perfect man
⑦Don't fear the winter
⑨A pilgrim's path
⑪Round trip
⑫Between the lines



総評・・・70点

End of All DaysEnd of All Days
(2006/11/13)
Rage

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'96年にリリースされたオリジナルアルバムでは10th。

前作"BLACK IN MIND"から固まった4人編成RAGEの
第二作目。

一曲目がダーティな雰囲気な曲が多いのは、よくあることで
慣れているが、本作品の①は音質が前作よりも
クリアーになっていることもありインパクトが強い。
ダーティでアグレッシブなところが持ち味でも
あるが、前作でちょっと見せていたストレートな正統派HMっぽいメロディの曲も
目立っており②や④などは気に入っている。
特に④はリードGu、歌メロ共にキャッチーで覚えやすくて良い。

またこのアルバムでは空間系のエフェクツをGuリフに
積極的に使っていて③では怪しさを、⑨では物悲しさを
⑤ではドラマティックな演出をするのに一役買っている。
まあ、⑦とかだと単に暗い曲だという印象を
持ってしまうかもしれないが。
⑧は悪くないけど・・・もう少し曲にフックが欲しいかな。
スピロスとスヴェンの二人のGuワークもちょっと地味だ。
⑩もそう。この二人のプレイ次第では
結構面白い曲になりそうなんだけどね。
無骨なリフをへヴィに弾くだけでなく、
ソロではテクニカルなフレーズも弾いているだけに
そこが惜しいかな。

通して聴くと、2曲のボーナストラックを含め16曲というのは
多すぎるように感じるし、
前半に良曲が固まっていて、⑬や⑭のバラードを除くと
長すぎてダレてくる中、後半の曲を
聴く気にさせない作りになっているのが問題かな・・・。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Under control
②Higher than the sky
④End of all days
⑤Visions
⑨Fortress
⑬Silent victory
⑭Fading hours



総評・・・81点

Secrets in a Weird WorldSecrets in a Weird World
(2001/08/13)
Rage

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'89年にリリースされた4th。

これが本邦デビュー作となる。
今でこそ、彼らはそんなにクセのあるHMを作ってはいないが、
ちょっとマニアックな作風ながらも、スラッシーでメロディックな
パワーメタルをこの当時バンバン作っていた。
と言うか、そういうHR/HMをやるのが彼らの売りだったから。
曲のクオリティもなかなかのものだが・・・音が悪いです。
ちょっとこもり気味。

実質的な一曲目である②は不思議な曲だ。
イントロ・リフはマイナーキーなのだが、歌メロが入ると
ガラっとメジャーキーになり、聴き手の意表を付く。
マンニ・シュミットのGuを今でも好まれる方は多い訳だが
この曲のギターを聴けば分からなくも無い。
ヴィクターと違い、不器用だが独特の泣きのフレーズを
持っているんだよね。
そして、リフを弾いている時の歯切れのいい音も彼の個性と言える。

マニアックな作風、と書いたが⑤の歌メロなんて
非常に個性的・・・と言うか個性的というのをを通り越して
ちょっと変だなぁ(笑)。
サビは非常にキャッチーだけども
Aメロの部分は普通のバンドじゃ考え付かないだろう。

⑧は本作品の中で最もアグレッシブな曲だが・・・
もう少しいいメロディがあるといいかなぁ。
⑩もね~。9分もある大作ではあるけれども
個人的には長いだけであまりいい曲とは思わなかった。
凝っているとは思うけど。

全編通して聴いてみて思ったのは、バンドが個性派であるRAGE
ということを差し引いても変な曲が多いということ(笑)、
それとピーヴィ・ワグナーがちょっと無理をして
高すぎるキーを歌っているところが気になった。
このアルバムはRAGEファンでないと
ちょっと購入はオススメはできないかな。
マニアックすぎる。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Time waits for noone
③Make my day
⑤Invisible horizons
⑦Light into the darkness



総評・・・71点

Trapped!Trapped!
(2002/08/26)
Rage

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'92年にリリースされた6th。

RAGEは'90年代にとてもハイペースでアルバムをリリースしていたため
彼らが日本で有名になった時、既にベテランっぽく
感じたのは私だけだろうか?

それはともかく、このアルバムは名盤とまではいかないものの
気が付くと結構聴いていた。
何と言うか、HELLOWEENの名盤"MASTER OF THE RINGS"を
食べ物に喩えると極上のビーフステーキ。
で、RAGEのこのアルバムは蟹やさとうきび。
分かりにくい喩えかもしれないが、要するに旨みを味わうために
ちょっと苦労するものだってこと。
本作品に限らないが
聴きこむ程に良さが発見できるスルメ盤を、初期の彼らは
よく作っていたと思うのだ。

①のようにあまりキャッチーじゃない中近東風のメロディを入れた、
変化球をド頭に持ってきたり(笑)・・・
今もあんまり変わらないが、メロディにおいても
アルバム構成においてもちょっと変わったセンスをしている。
まあ、そういう癖が好きだという方も多いだろう。
私も彼らの癖の強いメロディが好きで、③⑩のように
サビは凄くキャッチーだけどAメロは意外なほど愛想の無い
メロディを持った楽曲をRAGEらしいと感じる。
勿論④のような素直に哀愁のメロディ一本の
疾走ナンバーがあれば、それはそれで素直に楽しめる。

あまりメロディが強調されていない⑦のような
スピードナンバーはMEGADETHのようなパワーメタルの
匂いも感じるが、ちょっと変わった曲展開を好む
ところとか、もしかするとお互い
影響されていたりして(それは無いですね、ハイ)。

ちなみに⑫はACCEPTのカヴァー。原曲よりもアグレッションを重視させて
ちょっとドライになった感じで、アルバムの中でも
浮いていない。

RAGEのことを知りたい方は一番最初にこれを聴くのは
止めた方がいいかもしれない。
何でかと言うと、スルメ盤だけにインパクトは
あんまり無いと思うんだよね。
だから「地味だな~・・・」で終わりかねないからね(笑)。
"THE MISSING LINK""SOUNDCHASER"あたりを
聴いた後で、RAGEを気に入ったならば
次はこれを聴くといいと思います。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Solitary man
③Enough is enough
④Medicine
⑥Take me to the water
⑦Power and greed
⑩Beyond the wall of sleep
⑪Baby, I'm your nightmare
⑭Innocent guilty



総評・・・85点

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