謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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Sigh No MoreSigh No More
(2005/01/31)
Gamma Ray

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'91年にリリースされた2nd。

1stで鮮烈なデビューを飾った、カイ・ハンセンが率いるGAMMA RAY。
しかし、この2ndアルバムは人気が無いみたいですね。
音楽性自体は前作と比べても変わっていないし、メロディの傾向も
割と正統派HM路線なんだけどね。(例外もあるが)

①からして「前作と違うんだぞ」ということをアピールするように
ミドルテンポの曲で始まる。ツインGuによるソロはまずまずだが
FAVORITEに挙げたくなるほど、良い曲だとは思わなかった。
②は今でも彼らのライブの曲では演奏される曲であり、
歌メロが面白いし、リズムパターンもそれなりに工夫してある。

④は何と言うか・・・SKID ROWみたいだ。
はっきり言って彼らにはあまり似合っていない。
逆に⑤は今も昔も彼らがやらないタイプのメロディを持った
バラード調の曲だけどこういう曲こそ、やって欲しい
・・・いやVoがカイだとこの手の曲はマズいかな(笑)。

⑥以降の曲の出来がそんなに良くない。
⑩なんかは聴けることは聴けるし、メロディもなかなかだけども
パンチが足りないね。

よく、「このアルバムは問題作」と言われるけれども
実際聴いてみると問題と言われるような音楽的な変化は無いし
カイ・ハンセンが言っていたほどスピーディな曲が少ない訳でも
無いので、GAMMA RAYが好きな方には普通に聴けたのでは無いだろうか。
まあ、確かにインパクトのある曲は少ないけど
FAVORITEに挙げなかった曲も含め、私はそこそこ楽しめました。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Rich and famous
③As time goes by
⑤Father and son
⑥Start running



総評・・・81点

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パワープラントパワープラント
(1999/03/20)
ガンマ・レイ

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'99年にリリースされた6th。

ジャケットをご覧になった方の大方の感想は
「IRON MAIDENの"POWERSLAVE"みたいだな・・」といった感じになるかも。
まあ、だからと言ってモロにIRON MAIDENを意識している
訳ではなく、至って彼ららしいパワーメタルを本作品でもやっているので
未聴の方も安心できるだろう。

①②は無難な出来で、オープニングを飾るにはいい曲だと思う。
が・・・何だろうなぁ。彼らが過去に作ってきた曲と
比べると印象に残りづらい。
私にとっては③からが、このアルバムが本領を発揮している
ところだと思う。
この曲はGuソロのメロディが口ずさめるほどにキャッチーで、
哀感を持っている。

⑤と⑦の歌メロは秀逸だ。あまりハイトーン過ぎないところが
私のように歌が得意では無い人間でも気軽に
楽しく歌える。
人間離れしたハイトーンで歌われた歌メロだと、我々を驚かし
感動は呼ぶものの、気軽には歌うことは出来ないからね。
「歌える歌えないなんて、曲の良し悪しに関係無い」って・・・?
いやいや、そんなことは無いでしょう。
気軽に覚えられて歌ってみたいという
気持ちにさせるのも、名曲の一つの形だと思う。

⑧はタイトルで分かる方も多いだろうが、
MANOWAR的なへヴィメタル賛歌。
⑨は目まぐるしく展開が変わる、凝った曲。
スピードメタル化したIRON MAIDENと言えばしっくり来るかな。
サビの歌メロは凄くキャッチーだけど、
その他の歌メロは割と勇壮な感じ。

⑪はじっくり考えて作ったんだろうね。
プログレッシブロック並みに凝った曲展開、アレンジは
空回りはしておらず、スケールの大きい曲に出来上がっている。
⑫はRAINBOWのカヴァー。

全体を通して聴いて思ったのは、彼ららしくスピードナンバーも
多くて、そのどれもがなかなか良い出来なのだが
スピードナンバーよりも⑤や⑦のような
彼らとしては大人しい部類に入る曲にむしろ魅力を感じた。
名曲、というのは無いかもしれないが
まずまずの出来だと思う。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
③Send me a sign
④Strangers in the night
⑤Gardens of the sinner
⑦It's a sin
⑧Heavy metal universe
⑨Wings of destiny
⑪Armageddon



総評・・・85点

ランド・オブ・ザ・フリーIIランド・オブ・ザ・フリーII
(2007/11/21)
ガンマ・レイ

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'07年にリリースされた9th。

6thの"POWERPLANT"くらいから、クオリティが安定しているアルバムを
作るようになっていた彼らだが
HELLOWEENにおける"KEEPERS・・・"のように、彼らの名作である
"LAND OF THE FREE"の名前を付けてきたあたり
並々ならぬ自信を感じさせる。

テンポ速めの8ビートナンバーの①からして、いいね。
まずは掴みはOKってところか。
ちょっとだけIRON MAIDEN風の始まり方をする
疾走ナンバー②も良し。

IRON MAIDEN風と言えば・・・⑨だが、これは
凄く大胆なことをやっているよなぁ(特に中盤)。
まあ、そういう○○に似ているとか、今更そういうことを
いちいち指摘するのも野暮なのかもしれない(苦笑)。
もし訴訟になればその時当事者同士で解決するだろうからね。

③はまるで、ここから一曲目と思わせるような
④へと続くプレリュード的な短い曲。
で、その④は名曲"Man on a mission"を思わせるテンポの
疾走ナンバー。
"Man on a mission"と比べると、シンプルな曲構成だが
Guソロ部分のツインギターによるハモりのパートは
もはや彼らのお家芸。予想できてもメロスパーは反応してしまう
部分だろう。

中盤がちょっとだれるが・・・⑧で盛り返してくれる。
ドラマティックな歌メロと、少し凝った曲展開が気に入った。
変拍子の入れ方も自然だし、Guソロが終わって
メインリフに戻ったところなどはカッコいいね。
そういえばもともとカイ・ハンセンは昔から
こういう曲を作るのは得意だったんだよね。
本作品の個人的なベストナンバーはこれかな・・・。

⑨は実際に聴いてからじっくり突っ込んで下さい(笑)。
最初辺りのへヴィなパートとか途中までは全然問題無いんだけどねぇ。

FAVORITEの曲数が少ないのに、点数が高目なのは
FAVORITEに挙げた曲を私がそれだけ高く評価しているということ。
"LAND OF THE FREE"には及ばないが、
なかなかいいアルバムを作ってきたと思う。
欲を言えば締めの曲にもっといい曲が欲しかったな。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Into the storm
②From the ashes
④To mother Earth
⑧When the world
⑪Hear me calling



総評・・・87点

Land of the FreeLand of the Free
(2007/02/19)
Gamma Ray

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'95年にリリースされた4th。

ラルフ・シーパースが辞めて(クビになって)、カイ・ハンセンが
Voを兼任することになった初の作品。
正直なところ、このアルバムが出る前は
カイ・ハンセンがメインVoってだけで、かなり不安になった。
何しろBLIND GUARDIANでゲスト参加した時や、
当のGAMMA RAYで歌っていた時も全然上手くなっていなかったから
HELLOWEENの"WALLS OF JERICHO"みたいになると思い、
「すたぁああ~らいっ!」みたいなのを
想像していたが(笑)。
蓋を開けてみると、下手は下手だけども
意外とまともに聴こえた(苦笑)。
いや、まともどころか楽曲自体は最高だ。

②などは、この曲で全く反応しない人は、メロスパーの資質は無いと
思われるくらいの出来だと思う。
④⑥⑧も、スピードナンバーを好むファンにとっては
リフのカッコ良さ、オペラティックと言えるくらい大仰なコーラスが
入っていることも相成り満足できる出来だと思う。
前任のラルフ・シーパースが歌っていた頃と比べると
曲作りの仕方も微妙に変わってきており
個人的には歌はともかくとして、作風はこちらの方が好きだ。

⑦にはBLIND GUARDIANのハンズィ・キアシュがゲスト参加しており、
こういうスケールの大きいバラードではよく似合っている。
⑫はマイケル・キスクが歌っており
個人的にはHELLOWEEN時代を思い出してしまって
明るい曲なのにしんみりとしてしまったなぁ・・・。

現時点ではGAMMA RAYの最高傑作はこれだと
思うが、何しろ私は②のせいでこれを聴きまくっているから
イマイチ冷静な判断ができない。
弱点があるとすればラストの⑬が弱いってことと
カイの歌が上手くないってことくらいか。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Rebellion in dreamland
②Man on a mission
③Fairytale
④All of the damned
⑥Gods of deliverance
⑦Farewell
⑧Salvation's calling
⑨Land of the free
⑫Time to break free



総評・・・90点

Insanity & GeniusInsanity & Genius
(2007/02/19)
Gamma Ray

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'93年にリリースされた3rd。

スピードナンバーの少ない前作がイマイチ不評だったことを
受け、勢いのあるリフを持ったスピードナンバー①から
本作品は始まる。
③くらいまでは、軽快なテンポの曲が続き
ここまで聴いただけでも
取りあえず1stのようなパワーメタル路線を期待する
ファンの方にとっては満足はできるだろう。
ドラマティックな楽曲ばかりでなく、1stで言うところの
"Money"のようなファニーな雰囲気も持った
⑤のようなスピードナンバーもあり
この辺が彼らや初期HELLOWEENらしいと言える。

ドイツのバンドBIRTH CONTROLのカヴァー⑥までは
なかなか良い。後半からの曲がちょっと弱いけれども
⑩のようなオペラティックな展開のある素晴らしいバラードもあり、
作曲者は違えど、カイ・ハンセンの音楽に対する
幅広いアプローチが伺える。
ボーナストラックを除いたラストの⑪は
非常にサビの歌メロが非常にポップで、
こういう曲をラストに持ってこられると
後味が良い。
(狙いすぎると、そういう策略も嫌味になるけどね)

なお、本作品を持ってVoのラルフ・シーパースが
脱退してしまう。
以降のアルバムは現在に至るまで
カイ・ハンセンが歌っている訳だが・・・
カイのVoもまあ、上手になったし
「味」と言えるレベルにまでなっているけれども
ラルフには正直戻ってきて欲しいな(苦笑)
無理かなぁ・・・。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Tribute to the past
②No return
③Last before the storm
⑤Future madhouse
⑥Gamma ray(edited version)
⑩Heal me
⑪Brothers



総評・・・84点

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