謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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OU812OU812
(2005/08/24)
ヴァン・ヘイレン

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'88年にリリースされた8th。

タイトルの意味は"Oh!You ate one,too?"→"OU812"という駄洒落。
デイブ・リー・ロスのソロアルバムの"EAT'EM AND SMILE"という
タイトルに、VAN HALENがユーモア混じりの返礼のつもりで
こういうタイトルを付けたという説と
単にマズいハンバーガーについてのメンバー同士での
会話をそのままタイトルにしたという説があるが、
どちらが正しいのかは定かではない。

前作でサミー・ヘイガーが加入し、素晴らしいアルバムをリリースして
まずは新生VAN HALENの実力の程を我々に見せ付けた彼ら。
第二弾はどうか、と言えば
前作ほどのインパクトは無いものの、悪くない出来だ。

①はメインリフがGuによるものではなく、Keyが主役になっていて
(それがこの時代のトレンドであり、当時のVAN HALENがよくやっていた手法でもある)
更にGuソロもあまりインパクトのあるものではないが
一曲目としては、まずまず良い出来じゃないかな。
バラードの②は驚くようなものでは無いけれども、VAN HALENらしい
暖かいメロディを持った良い曲だ。サミーの歌もばっちりフィットしている。
確か、この曲はかなり売れているはず。

ギターが目立った曲も当然あり・・・③はちょっと初期の雰囲気を
残した曲だ。これはデイブが歌っても出来が良くなりそう。
⑤はGuに関してはかなりテンション高めで好きなんだけどね。
アルバムに入ってた"5150"の"Get up"と同じで、
もう一人のヴァン・ヘイレンに頑張ってもらいたいと思った。
VAN HALENのアルバムレビューをする度に
ドラムの悪口ばっかり書いて、気分を悪くされた方には申し訳無いが
こういう音が好きだという人も多いことも分かるが、
私の好みでは無く、どうにも気になるのだ。

⑥はあんまりGuは目立っていないんだけど、歌メロや
Keyが何だか和むね。
⑦はアンプラグドブームを先取りした訳じゃないと思うけど、
初期のVAN HALENっぽい曲をアンプラグドっぽく
やっている曲。それだけに大人しい訳だが
エディってアンプラグドでもいい音出すんだね。

まあ、名作である"5150"と比べるのはアレだが
前作ほどは良くないね。
LITTLE FEETのカヴァー⑩でアルバムを締めていたり、と
力抜き気味で作ったような感じで、ジャケにも何となく
そんな雰囲気が現れている気がする。
そこそこのアルバムですね。

ああ、そうそうアルバムの内容とは一切関係無いが
音楽文化ライター、佐伯明氏が書いた
自身と誰かとのインタビュー形式のライナーが
気になる・・・彼は誰と話しているんだろう?



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Mine all mine
②When it's love
③A.F.U.
⑥Feels so good
⑦Finish what ya started



総評・・・84点

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For Unlawful Carnal KnowledgeFor Unlawful Carnal Knowledge
(1994/09/22)
Van Halen

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'91年にリリースされた9th。

サミー・ヘイガーが加入して、三作目となる本作品は
個人的にはサミー時代のVAN HALENの作品の中では
最高傑作だと思っている。
①で使われている電気ドリルの音は、Mr.BIGのポール・ギルバートが
先に考えたのかエディが先なのかは私には分からないが・・・
ここに来て、新しい「VAN HALEN節」みたいな曲を
考え付いたようだ。(次のアルバム"BALANCE"の一曲目はこの曲と
よく似ている)
キーボードによる装飾はなりを潜め、ギターをより目立たせて
ゆったりとしたドラムフレーズの楽曲を一曲目に
持ってきている。

①もまあ、いい曲なんだけど・・・
やっぱり前半ならば②でしょう!
リフもいいんだけど、Guソロが口ずさめるほどにキャッチーで
私がギターを弾けたら、絶対一度はコピーを試みると思う。
③は①②と雰囲気が異なり、ミドルテンポ・マイナーキーの
へヴィな曲。

⑤は歌が入るまでが結構長いので、インストナンバーかと
思ったがそうではない。
とにかくグルーヴィな曲で、失礼ながらアレックスに
こんなドラムプレイができるとは思わなかった。
DEEP PURPLEの"You fool no one"を彷彿させるリズムパターンに
アメリカンHRのメロディが上手く乗っている
本作品以前でのアレックスのドラムプレイはイマイチ好きになれなかった
のだが、本作品からずいぶん上達している気がするなぁ。
まあ、それでも⑦のようにギターがかなりリズミックな
リフを弾いている曲についていけていない感がまだある。
少しのっぺりしすぎで・・・もうちょっと、グイグイ引っ張って欲しいね。

まあ、アレックスへのダメ出しもしたけれども
そんなマイナス点も⑨で完全に帳消し。
ピアノのフレーズがスケールの大きさを感じさせる
ミドルテンポの楽曲だが
これは凄い曲だ・・・。
何が凄いかって、全部だね。
歌メロもいいし、ギターソロもベースもアレックスのドラムだって
全然外してない。
曲の系統は全く違うけれども"Jump""Panama"級のドラマティックな
メロディを持つ名曲。
こういう曲はデイヴ・リー・ロスよりも
サミーだからこそ、歌って様になるのだ(断言)。

短いインストナンバー⑩を挟んで
ラストの⑪ではいかにも、といった明るいVAN HALENらしい
アメリカンHRナンバーでアルバムのラストを飾っている。
FAVORITEに挙げなかった曲にも駄曲は無い。
こういうアルバムを名盤と言わずして、
何を名盤と言うのか。
とにかく、VAN HALENを聴くならこれは
外して欲しくない。マストアイテムだ。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Poundcake
②Judgement day
④Runaround
⑤Pleasure dome
⑦Man on a mission
⑨Right now
⑪Top of the world



総評・・・93点
Van HalenVan Halen
(2000/10/02)
Van Halen

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'78年にリリースされた1st。

最早、この作品はHR/HMだけではなくて
ロックの歴史を変えた一枚と言っていい革新的な
ロックアルバムだ。

一般的にスタンリー・ジョーダンがフュージョンによって広めたと
されるライトハンド奏法を、ロック界に持ち込み
それを実にカッコいい使い方をしたために、アメリカのギターキッズは
皆、エディ・ヴァン・ヘイレンの真似をしたのだろう。
それが世界中で流行って、今のHR/HMのギタースタイルが
形作られたと言っても過言ではない。
今では普通に聴こえるこのギターサウンド、78年の時点で
この音を出すって事自体が凄いことなのだが・・・
私もリアルタイムではないので、同時代のバンドのアルバムの
音を比べることしかできない訳だが
実際、比べてみて衝撃的と言わざるを得ない。
誰もいないもの・・・こんな音出している人って。

リズムそのものはへヴィだけど、曲そのものは実にポップな
①から始まり、②では何とギターソロの楽曲!
③はKINKSのカヴァー。
デビューアルバムでこんな大胆なことをやるってのは、
凄い・・・。
そして、それが全く外してないし
カッコ悪いことになっていない、どころか
コレでなくては決まらない、というのがまた凄い。
このバンドって、ギターフレーズのセンスだけじゃなくて
そういうぶっ飛んだところが最初からあったんだよね。

勿論、ギターだけじゃなくて
デイヴ・リー・ロスの存在感も凄い。
彼の歌は全然上手い方ではないが、オジーとは違った意味で
独特の存在感を出している。月並みな言葉で言うとスター性と
でもいいましょうか。ライブ映像を観ていると
サミー・ヘイガーよりも彼が有難がられる気持ちは分からないでも
無い。

本作品を聴いて、印象に残ったのは
このバンドは78年にリリースされた1stにして、既に
ハードロックや他ジャンルの音楽とのクロスオーヴァーを
やっており、しかもそれでいて唯一無二のオリジナリティを
持っていることだ。
もともとこの時代のバンドは、彼らに限らずオリジナル曲ばかりを
やらずに色んなバンドの有名曲を彼らなりに
アレンジして演奏していただけあって、
そういう音楽的なセンスが磨かれていたのだろう。
⑤はスキャットまで入っており、それがまた見事にハマっている。

衝撃的な①も勿論好きだが、私は⑩が結構好き。
出だしは古臭いR&Rっぽい曲で、まるで60年代かと
思えるほどだが、途中でエディの革新的なギターが入り、
デイヴの歌が入ると、それが「いかにも」なVAN HELENサウンドに
なっているところが面白いのだ。

アメリカンHRの一つの形となった、このアルバム。
当時だから衝撃的、ではなくて今聴いても
曲は十分素晴らしいのだから、未聴の方は是非とも聴いてみよう。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Runnin' with the devil
②Eruption
③You really got me
④Ain't talkin' 'bout love
⑤I'm the one
⑧Feel your love tonight
⑩Ice cream man



総評・・・93点

19841984
(2000/10/02)
Van Halen

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'84年にリリースされた6th。

②③は最早、HR/HMに全く興味が無い方でも
一度は聴いたことのある曲だろうし、
アルバムジャケットも2ちゃんねるHR/HM板のトップページ画像で
オマージュされているので、ご存知の方も多いだろう。

次作"5150"でも言えることだが
シンセが目立った曲がこのアルバムにはあり、
①②⑦あたりがサウンド的には苦手で
「もっとギターで目立ってくれ!」と言う方もいるかもしれないが
(私が実はそうなんです(笑))
曲がいいので、文句は付けられないね。

Vo、デビッド・リー・ロスもはっきり言ってしまえば
上手なシンガーでは無い。
しかし・・・彼は生まれ持ってのエンターテイナーと言うか
ロックスターの資質が歌にもあるのだろう。
③とかを試しにカラオケで歌ってみると分かるが、
普通の人には彼の真似をすることすら難しいのだ・・・。
私なんかが歌っても全く様にならんのだよ・・・
まあ、当たり前かもしれんが(苦笑)。

このアルバムでもエディ・ヴァン・ヘイレンのギタープレイは
見事なもので、⑥のようにギターがグルーヴの中心的役割を
果たす楽曲でもアレックスよりもリズム感がある気がするくらいだ(笑)。
彼は一般的にロック界に「ライトハンド奏法」を
広めたことで有名なのだが
そんなものがなくても、このアルバム(か、1st)を一枚聴くだけで
なぜ世界中のギターキッズが彼に憧れたかが分かる気がする。
速弾き?ハーモニックス?タッピング?
いやいや、そういうのを全部ひっくるめて「サウンド」に
皆魅せられたのだろう。

名盤には間違いないが、個人的には⑧⑨があまり
好きではない。
だからちょっとアルバムの締め方が良くない気もする。

なお、このアルバムを最後にデビッド・リー・ロスが脱退し
次作からサミー・ヘイガー時代のVAN HALENが始まる・・・。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Jump
③Panama
④Top Jimmy
⑥Hot for teacher
⑦I'll wait



総評・・・92点
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