謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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PowerslavePowerslave
(2002/03/26)
Iron Maiden

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'84年にリリースされた5th。

ブルース・ディッキンソンが歌っているIRON MAIDENのアルバムは
どれも安心して聴けるクオリティを保っており、このアルバムも
例に漏れず名盤と評価されることが多い。
私としてもその評価に異存は無いが、これは全曲が名曲というタイプの
アルバムではなく、数曲ある超名曲によって
評価が著しく高くなったアルバムだと私は思っている。

その「数曲ある超名曲」とはファンならば言うまでもなく
分かるだろう。
そう、まずは①が挙げられる。
Baで主旋律の多くを担うという、スティーブ・ハリスならではの
力技によって洗練されたアレンジとは言い難いものにはなっているが
エイドリアン・スミスとデイヴ・マーレイによるGuソロの掛け合いは
HR/HMにおいては御手本と言っても良い出来だ。
続く②はブルースの歌メロとスティーブが弾く、程よく動くBaラインとの
絡みが心地良く、Guソロの後の叙情的なインストパートもグッと来るね。
①②がこのアルバムの魅力の50%を占めていると言ってもいい。

FAVORITEに入れなかった曲の内、④は他のアルバムに入っていたら
なかなかいい曲だと思えるのだが、①②の破壊力には負けちゃうんだよね。
⑤も少し曲の長さ程には楽しめる曲にはなっていない気がするし。
⑥は雰囲気的に、初期のNWOBHMっぽい勢いのある曲。
これもいい曲だとは思うのだが・・・。

タイトルトラックの⑦はエジプト風の音階をメロディに入れた曲。
ブリッジ部分のGuや、Guソロの前後のミステリアスな部分も含めて
実にドラマティックだ。
ラストの⑧は何と14分もある長い曲。
曲の長さで想像される方も多いと思うが、プログレッシブロックのように
一曲の中で大きく展開が変わる部分がある
最初の3分まで、とそこから5分まで
更にそこから7分まで等々と切り替わるが、特に7分くらいのところでは
BaによるアルペジオとGuのボリューム奏法のみの演奏であり
タイトルに関係する、古代の深海を思わせる幻想的なメロディが楽しめた。

個人的な好みにより90点は付けなかったが、
IRON MAIDEN的正統派HMの美学を味わうには
このアルバムは外せないだろう。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Ace's high
②2 Minutes to midnight
③Losfer Words (Big 'Orra)
⑦Powerslave
⑧Rime of the ancient mariner


総評・・・88点

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Iron MaidenIron Maiden
(2002/03/26)
Iron Maiden

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'80年にリリースされた1st。

このアルバムは結構久しぶりに聴いたのだけれども
う~む・・・カッチョいいな~。
エディが今よりも若干貧相で、スリム過ぎるのはアレだが(笑)。

Guリフが歌メロと近いメロディを弾くことの多いのが
このバンドの特徴でもあるのだが
名曲①からそうだったんだね。

IRON MAIDENのVoと言えば、今やブルース・ディッキンソンであり
ブルースの方が間違いなく上手いんだけど
ポール・ディアノが好きと言う方の気持ちも分からないでも無いなぁ。
下手ウマな感じだけど、NWOBHM一直線のあまりタイトでは無い
これらの楽曲群には彼の声は合っている。
まあ、ブルースもライブで1stの曲を歌っているんだけど
彼の方が下手でもしっくり来ると思うな。
これはVAN HALENにおける、Voはデイヴがいいかサミーがいいか?
という問題と同じで意見は分かれる宿命だろうね。

③の雰囲気は今の彼らが作る曲よりももっと「濃く」て、凄くマイナーな
プログレ臭を感じる。
④は正直、そんなに好きな曲じゃないけど彼らはよく
ライブでも演奏しているし、ライブ盤にも度々録音されている。
メンバーが好きなだけなのか、それとも私が知らないだけで
凄く人気があるのだろうか。
⑤のリフは凄く思い入れがあり、ベースラインを
よくコピーしていた。
今聴くと、中間の曲展開が変わるところは
無駄にヴォーカル・ハーモニーを重ねていて結構ダサいのだが(笑)
その後のインスト部分は憂いのあるメロディが聴けて良い。
デイヴ・マーレイとデニス・ストラットンの二人のGuのハモリが特に。
この二人のGuバトル(?)は次のインスト⑥でも繰り広げられており、
それはそれは熱いんです。

で、ラストの⑨はIRON MAIDENファンじゃなくても聴いたことが
ある方は多いかもしれない。
言わずと知れた名曲で、今でもライブのアンコールで使われる
定番の曲。
ギラギラしたベースの音もメチャカッコいい。

しかし、曲は確かにいいのだがこんなにプログレ臭を
漂わせたアルバムが売れたのだからイギリスって
凄い国だな~と思う。
皮肉じゃなくて羨ましいことです。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Prowler
③Remember tomorrow
⑤Phantom ot the Opera
⑥Transylvania
⑦Strange world
⑨Iron maiden



総評・・・89点

The Number of the BeastThe Number of the Beast
(2002/03/26)
Iron Maiden

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'82年にリリースされた3rd。

ブルース・ディッキンソンが参加した初のアルバム。
今では少し薄味になったNWOBHM風味もこの作品ではまだ
割と濃厚で、①のようにパワフルかつ哀愁だらけなリフが
印象的な楽曲なのに、わざわざ
サビでは奇をてらったように妙に明るいメロディにするなど
妙にひねくれた部分もまだある(笑)。
今の彼らにもNWOBHMの匂いはあるけれども、
だいぶ洗練されているから、すんなり聴ける
クセの無い楽曲が多くなってて
寂しい思いをされる方もいるかもしれない。

IRON MAIDENは
本作品での②③④⑤のように凝った展開の曲を作るが
本当に長い曲をしっかり聴かせるアレンジの巧みさは
今のバンドは見習って欲しい。
一曲でドラマを作る、というのはこういうことなんだ、と。
単純に速い曲調のと遅い曲調をバランスよく入れて
緩急を作ることを意識するに留まらず、
展開が変わることの必然性、
このメロディでないといけないという必然性、
この根拠が十分感じられて
意味無くメロディをつぎはぎさせているバンドの楽曲とは
訳が違うことは誰もが納得することだろう。

本作品はあまりにもインパクトの強い楽曲が揃っているため
FAVORITEには挙げなかったけど、
ベース的に見ると⑦はハイポジションの高い音をメインリフに
入れていて、随分と目立った面白い曲だ。
ギターソロ前のギター二本でハモらせているところは
RAINBOWのような様式美HMがやりそうな展開で、
個人的にはここもポイント高いです。

⑤⑥⑨と言った、彼らのベストアルバムやライブアルバムにも
度々出て来る名曲が揃ったアルバムだから、というのも
あるが、個人的にも彼らの最高傑作だと思う。
⑨はIRON MAIDENを知らない人でも
よくカヴァーされているからご存知かもしれない。
が、私が知る限りあまり上手くカヴァーしているバンドはいないなぁ。
本家を知らない方は、是非聴き比べてみて欲しい。
カッコ良さが段違いだから。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Invaders
②Children of the dammed
③Prisoner
⑤The number of the beast
⑥Run to the hills
⑨Hallowed be thy name



総評・・・96点

No Prayer for the DyingNo Prayer for the Dying
(2002/03/26)
Iron Maiden

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'90年にリリースされた、通算9枚目(?)のアルバム。

あれ?私が持っているのとちょっとジャケットが違う気がするが・・・
楽曲は同じだからまあ良し(笑)。

これは新ギタリスト、ヤニック・ガーズが加入・参加した作品なのだが、
ここに収められている楽曲はいつも通りのIRON MAIDEN。
彼らのアルバムはどれを聴いても駄作が無く、しかも
彼らのカラーを保ちつつ、過去の焼き直しも少ないと
言うのは実に凄いことだ。

①ではイントロからスティーブ・ハリスのベースがブリブリ鳴っている
8ビートのノリのいい(死語)HMナンバー。
この一曲でいつものように期待していい、とまずは確信できる。
彼らの曲としては珍しく、サビの歌メロで
メロディを締めくくっている様子ではなく
リフで締めくくっている。
(説明が難しいが・・・こうとしか書けない。分かって貰えるだろうか?)
③ではしっとりしたバラードっぽい曲調なのかと思いきや、
やはり半ばで、展開が変わり激しいギターソロへ。
こういう凝った展開のHMは彼らの独壇場ですね。

⑨はライブでも定番の一曲なのだが、
こういうキャッチーな曲をライブで好んでやったりするのが
IRON MAIDENをただ単に不気味で怖いHMバンドという
イメージを持たせていない一因か。
まあ、バンドのマスコットキャラクターの「エディ」の
グロいながらも愛嬌があるキャラが
一役買っているのかもしれない。

彼らのアルバムとしては比較的地味な部類かもしれないが、
先に書いたように駄作では無い。良い出来だと思う。
IRON MAIDENを聴いたことが無い方が
初めて聴くにはそこまで癖が強くない作品だけに
良いかもしれないね。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Tailgunner
②Holy smoke
③No prayer for the dying
⑥The assassin
⑧Hooks in you



総評・・・85点

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