謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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CovenantCovenant
(1993/06/22)
Morbid Angel

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'93年にリリースされた3rd。

1st、2ndを一度でも聴かれたことがある方にはお分かりだと思うが、
彼らの音楽にはデスメタルでありながら、メロディがある。
と言っても、勿論哀愁漂う・・・とかそういうタイプのものではなく
②のような、スラッシュメタルやドゥームメタルとか
ドロドロしたものを想像させるタイプのものであり、
まあ、そういうものには一般には、メロディが無いとされるようだが(笑)
私個人としては、このバンドの曲を聴く時
そういうメロディを楽しんでいたりする。

②はブラストビートも交えているが、猛烈な速さでバスドラを
踏みまくるピートのDrがSLAYERのようなスラッシュメタルを想起させる。
想起させる・・・と言うか、これはスラッシュメタルの部分が多い。
メロディも印象的で、初めて聴いた方にとっては①よりも
この曲のインパクトが強いかも。
③は最初こそ、へヴィでゆったりとしたリフから始まるが
2:00くらいからはスラッシーな展開になる。
彼らを凡百のデスメタルバンドと分かつものは何か、と問われれば
一つは、曲がただ速かったり、激しかったりするのではなく
③のような禍々しいメロディを持ったリフを作れるということ。
それにもう一つは、ピート・サンドヴァルのバシャバシャ鳴るスネアや
速く正確なだけではない、同じテンポでも
よりスピード感を演出しているバスドラムだろう。

⑦は彼らの曲の中でも異彩を放っており、
ちょっと曲展開の凝ったハードコアっぽさもあるが
そのメロディはMORBID ANGEL以外の何者でも無い。
⑧では中盤でバッキングにタッピングを使用しており、
この手のバンドでは、ちょっと変わった試みをしている。

デスメタルが速いだけで、メロディの無い音楽だと
思う方には本作品や"DOMINATION"を聴いてもらいたい。
目からウロコが落ちる・・・という程では無いだろうが
そういう認識はある程度改まるはずだ。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Rapture
②Pain divine
③World of shit (The Promised Land)
⑤The lion's den
⑦Angel of desease
⑧Sworn to the black



総評・・・82点

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Blessed Are the SickBlessed Are the Sick
(2003/03/11)
Morbid Angel

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'91年にリリースされた2nd。

ノイジーな①からおどろおどろしい②が始まった時、
まず思ったのがサウンドのバランスが悪いということ。
デスメタルの初期も初期なのだから仕方無いが、
Voが少々デカすぎると思った。
ギターとドラムが軽いのはまだ我慢できるけど・・・。

とは言え、トレイ・アザトースのGuソロは
前半の曲からして面白く泣きのメロディっぽいのも
入っており、楽しんで聴けた。
勿論、ピート・サンドヴァルの超絶ドラミングも⑥などで
聴ける。

リフとして面白いと思ったのは⑥⑨。
ちょっとスラッシュメタル的なストレートな楽曲だけど
これは素直にノれる。
デスメタルなんだから曲展開が複雑でもいいけれども、
何も考えずに体を動かせる部分があるかどうかは重要だ。

決して好きな曲という訳ではないが、①⑤のようなインスト、
⑦のような重苦しい楽曲は彼らの不気味さと言うか
禍々しさをよく演出している。
が、やっぱりまだまだこの時点では
他のデスメタルナンバーに関してはまだ未成熟としか
言えない。

頭に残る印象的かつ面白いリフは少ないし、
あっても音質が悪いので、素直に楽しめないんだよね。
⑧も疾走パートはかなりいいのに、ドラムパターンで
余計な凝り方をしていて邪魔をしている。
彼らの作品を聴くなら、これを最初に聴くことは
あまりお勧めしない。
元々聴き手を選ぶ、この手のジャンルの作品の中でも
少々マニアックすぎるので。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
③Brainstorm
④Rebel lands
⑥Day of suffering
⑨Unholy blasphemies



総評・・・71点

DominationDomination
(1995/05/09)
Morbid Angel

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'95年リリースされた4thアルバム。

誤解を招く言い方かもしれないが、このアルバムは
数あるデスメタルバンドのアルバムの中でも
とてもキャッチーで聴きやすい。

そう思える原因がいくつかあるが
まず①のギターソロなんて、かすかに・・・ではあるがメロディがあるし(笑)。
あと、ドラムが馬鹿の一つ覚えみたいにブラストばっかりと言う訳ではなく
②のように遅い曲もある。
Vo、デヴィッド・ヴィンセントのデスヴォイスも迫力はあるものの
無茶苦茶低い声ばかりを出している訳ではなく、
割りと聴きやすい部分もあるにはある。
そしてデスメタルの特徴の一つである、唐突な曲展開の変化が
あまり無く、一つの曲でのテンポは終始一貫しているところが
一曲一曲が覚えやすく
「どれも同じ」と言った印象を持たせないのだろう。

あとこのバンドについてよく言われるのが、ドラムが凄いのだ。
Drのピート・サンドヴァルが凄い。
デスメタル創成期でここまで叩き、踏める人と言うのは
今でもなかなかいない。
バスドラは遅い曲でも結構踏みっぱなしだし、これは
疲れるだろうなぁ・・・。

「聴きやすい」とは書いたけれども、決して甘い音では無いので
その点は注意して下さい(笑)。
メロデスを聴く感覚でこのアルバムを聴くと、正直キツイでしょう。
通常の人が想像するようなメロディを奏でている部分など
まず期待できないし、(デスにそういう音を期待する方が、そもそもおかしいのだが)
甘い音どころか、「デスメタルの魔王」と呼ばれているだけあって
全体的に禍々しい雰囲気を漂わせているのも
また事実なので(②⑧とかもテンポが遅いだけに不気味・・・)。

まあ、今までメロデスまで聴いていて、どうせだから
真性デスメタルも知りたくなった、という人にとっては
聴きやすい、と言える類のものであり
全くデスメタル耐性の無い人がいきなり聴いたなら、
おそらくはすぐにブックオフ行きでしょう(笑)。

デスメタル=速い、というイメージがあるが
速い曲じゃなくとも、「怖さ」を表現できている
デスメタルの名作。
とりあえず、デスに興味をお持ちの方ならば
聴いてもらいたい一枚。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Dominate
②Where slime live
③Eyes to see,ears to hear
⑥Dawn of the angry
⑦This means war
⑩Inquition(burn with me)



総評・・・88点

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