謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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Fourth DimensionFourth Dimension
(2007/07/09)
Stratovarius

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'95年にリリースされた4th。

本作品からティモ・コティペルトがこのバンドの専任Voとして
加入している訳だが、
歌唱力は「まあティモ・トルキより若干上手いかなぁ・・・」という程度だし
本作品に収められている曲も、どこかで聴いたような曲があるし
今聴くといくらメロディックスピードメタルとは言え
恥ずかしいアレンジの曲もある。
・・・だが、そこがいい(笑)!

私にとってのSTRATOVARIUSの最高傑作は5thだし、
洗練されてきたとは言え、まだ成長途上の作品なのは確かなのだが、
だからこそ、その成長の度合いが知りたいがために
一番聴いたのはこのアルバムなのだ。
割と初期の頃からリアルタイムで聴いたバンドって
思い入れが深くなりますからね。
(しかし、最近の彼らの作品には疎いのだから不思議ではあるが(苦笑))

①⑥はまあ、前作までの彼らがよく作ってきたようなスピードナンバー。
②は8ビートの曲で、ゲイリー・ムーアの"Out in the fields"みたいな
ノリの曲であり、ヘドバンできるようなスピードナンバーも
いいけど、こういう曲を作ると上手いんだよね。

③はイントロのKeyがダサい。しかし歌メロが入ってからは
Keyのフレーズはブリッジ部分は特に好きなんだよね。
サビの歌メロもそう・・・
恥ずかしいが、これは白状するしかないだろう。
ちなみにティモ・トルキのGuはあまり目立った速弾きをしていないが
そのことがメロディを引き立てている。
①~③は特に好きだね。
前半と終盤は素晴らしいのだけれども
・・・問題は真ん中くらいの曲かな。

④は物悲しいバラードでGuソロ部分は結構グッと来るけれども
メインとなる歌メロの部分にはフックが足りない。
⑤はバンド名を冠した、イングヴェイ・マルムスティーン風のインストナンバー。
これもバンド名を付けるほど、素晴らしい曲とは言えないね。
アレンジ的にいまひとつ練られていないと言うか・・・。

⑨はティモ・コティペルトの歌い方がジェフ・テイトに似ているから、と
いう理由のみならず、曲調がQUEENSRYCHEそのものではあるが
いい曲なんだよね。
しかし、それよりも⑩が素晴らしい。
耽美的なGuとKeyのユニゾンフレーズで始まるこの曲。
いいね~。クサくて。
DARK MOORのアルバムレビューでも同じことを書いたけれども
聴くだけで気分は「ベルサイユのばら」のワンシーンが
頭に浮かぶような、そんなクサさだ(笑)。
厳密に言うとラストの曲では無いけれども
締めの曲としては、言うことは無いんじゃないかな。
⑫は日本盤に入っているボーナストラックで"Dreamspace"の
ライブヴァージョン。
多分、ところどころ直していると思うが
これはこれで悪くない。

思わず長文レビューになってしまったけれども、
STRATOVARIUS入門には良い一枚だと思う。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Against the wind
②Distant skies
③Galaxies
⑥Lord of the wasteland
⑧Nightfall
⑩Twilight symphony



総評・・・86点

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DreamspaceDreamspace
(2007/07/09)
Stratovarius

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'94年にリリースされた3rd。

まだ、このバンドのリーダーがティモ・トルキであり
Gu/Vo兼任だった頃の作品だ。
しかし、現在のVoであるティモ・コティペルトと声質が近いため
言われなければ気付かない人もいるかもしれない。

今の彼らとは若干雰囲気が異なり、いかにもメロスピ!という風に
かっちりまとまったアンサンブルはしてなくて、やや緩めだ。
(単にまだ技術的に出来てなかっただけかもしれないが)
どちらかと言うと②③⑧のようにQUEENSRYCHEのような
正統派HM色が強い楽曲も目立つ作品だ。
まあ、①は前作で言う"The hands of time"みたいな雰囲気を持つ
スピードナンバーだし
また違ったスピードナンバーを求める向きには⑥などもあり
大きく雰囲気が異なると言う訳でも無い。

④はゲイリー・ムーアの"Out in the fields"みたいなんですけど・・・
これはGuソロとかパターンも同じだし、絶対狙ってやっているな(笑)。
⑤はプログレメタルみたい。
もうちょっと、アレンジを練ればかなりいい曲になるかも。
メロディ自体は悪くないしね。

あと、私は彼らのライブ音源を殆ど聴いたことが無いのだが
⑦は今でもティモ・コティペルトが歌ったりしないのだろうか?
かなり上手くなった彼ならば、このバラードを歌うと
様になると思う。
まあ、ティモ・トルキでも悪くないけどちょっとパワー不足な気がする。

⑧は隠れた名曲じゃないかな。
メロスパーにとっては、「何だかよく分からない遅い地味な曲」で
片付けられそうだが、そう聴こえるのは当時のバンドがやりたいことと技術が
追いついていない結果だと思う(苦笑)。
もし、現在ティモ・トルキが進めているプロジェクトが白紙に
終わらず、このアルバムの再録が実現するのなら
おそらく、いい出来になることだろう。

⑩はつまらんねぇ・・・。何でこんな曲を入れたのか分からない。

⑬は特定の似ている曲がある訳じゃないけど、聴いていてRAGEみたいで
面白かった。
スピードナンバーだけど、哀愁漂う彼ららしい曲ではなく
ややダーティなメロディが特徴。
Guソロだけ思いっきりネオクラしているが、違和感は無い。
ラストの⑭は、「これ本当にSTRATOVARIUS?」というくらい
明るい曲。全体的に暗い曲ばかりのアルバムで
この曲はちょっと浮いている。

超名曲、と言える曲は無いし
明らかな駄曲もあるし、収録曲も多めだし、で
ダレる部分はあるけど、面白い曲もあるアルバムだ。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Chasing shadows
③Eyes of the world
⑥We are the future
⑧Dreamspace
⑨Reign of terror
⑬Shattered
⑭Wings of tomorrow



総評・・・81点

EpisodeEpisode
(1998/08/18)
Stratovarius

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'96年にリリースされた5th。

これ以前の作品はまだまだ色んな意味で成長過程、と
いう印象があったのだが
本作品からは安定したクオリティのアルバムを
量産するようになったSTRATOVARIUS。
これは前作から加入した専任Vo、ティモ・コティペルト
更にイェンス・ヨハンソン(元YNGWIE MALMSTEEN)
ヨルグ・マイケル(元RAGE、MEKONG DELTA、
HEADHUNTER、GRAVE DIGGER etc・・・)の3人が加入したことによる
大幅な演奏力アップ効果によるものであり、
バンドで出来る楽曲の幅が広くなったということだろう。

ティモ・トルキのGuプレイに関しては、
リフは丁寧に弾いているし、ソロにもそれなりに個性が感じられる。
楽曲を一曲一曲聴くと
まあ、イングヴェイ色があったりもするが
彼らの場合は、音楽的な影響としてQUEENSRYCHEであったりとか
色んなバンドが混じっているため、
単独のバンドのみに似ているという印象はなく
私としては「許せる似方」だ。
まあ、もし「モロにYNGWIE MALMSTEENの○○にそっくりな曲がある」
ということならば、私が許しても
ファンがうるさいだろうけどね(苦笑)。

①や⑤、それに⑧のインストはイングヴェイ色の強い
ハイテク&スピーディなネオクラナンバー。
メロスパーならば、良くも悪くも何かしら反応のある曲だろう。
勿論私はいい方向への感想を持ちました。
好きですから。こういうのは(笑)。

⑨の"Babylon"は曲のタイトルからして、
様式美系へヴィナンバーをやってみたいということで
作ったのだろうが、これはあまり面白い曲とは思えなかった。
⑩はもう少し・・・かな。
分かり易くて、いかにも様式美なメロディだし、
嫌いな要素は無いがパンチが足りない。
と言うか、後半が弱いね。
⑫を除いて。
⑫はアコースティックギターとオーケストラ風のSEに
よって、基本的な雰囲気作りもできているし
何より曲のメロディが悲しすぎて・・・これがいいんです。

私としては先述の通り、前半の印象が強くて
後半がパッとしないように感じたが
後半の楽曲もクオリティ自体は高いので、
過度な期待を持たなければ
楽しんで聴ける方も多いだろう。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Father time
②Will the sun rise
③Eternity
⑤Speed of light
⑥Uncertainty
⑫Forever



総評・・・85点

VisionsVisions
(2007/07/09)
Stratovarius

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'97年にリリースされた6thアルバム。

フィンランド出身のクラシカルなメロディを持つ様式美HMバンド。
当時、BURRN!誌を読んでいた人ならご存知だと思うが
このアルバムでバンドリーダーであるGu、ティモ・トルキは
随分とBURRN!誌ともめたものだ。
なぜもめたのか、と言うとBURRN!誌側の妙に感情的なレビューに
対して彼が感情的な対応をしたからだ。
詳しくはここでは書かないが、まあどっちもどっちだと言うのが
一般的な見解。
ティモ・トルキが感情的な対応をしたのは大人気無いと
思うが、この作品を聴けば
「ああ、これだけ素晴らしい物を作ってれば
そりゃあ、自信もあったんだろう。
そんな自信作を不当に腐されれば腹も立ったんだろうな・・・」と
それなりに同情される方も多いと思う。(でも、ティモもやっぱり悪いが)

特に①②はこれまでの彼らの音楽性を踏襲しつつも、
そのクオリティは更に高みへ向かっているように思える、
ライブでも定番の曲だ。
前作から入ったKeyのイェンス・ヨハンソンは
イングヴェイ・マルムスティーンのバンドで活躍していたことで
有名だが、本作品でも⑤⑦などでGuと
激しくスリリングなバトルをしているので、必聴だ。

ま、確かに彼らの音楽は
YNGWIE MALMSTEENにも似ているし
Vo、ティモ・コティペルトの歌い方が
ジェフ・テイトあたりに似ていることから
QUEENSRYCHEを引き合いに出されることもある。
それは否定できない。
が、それぞれの影響を受けたバンドの音楽性が微妙に違うことが
聴いてみれば分かるし、
このバンドもオリジナリティをバンドサウンドと言う面では
確立できていると思う。

その証拠に彼らは本作品を境に、ヨーロッパでは
一躍メジャーバンドの仲間入りする位に大勢のファンを獲得した。
まだまだメタル暗黒時代であった、90年代に関わらず、だ。
単なるフォロワーであれば一時的な人気しか得られないのは
HR/HMに長く接している方であればご存知のはず。
そんな彼らが2000年代に入っても、今なお人気があるところに
彼らが単なるフォロワーか、それともオリジナリティをちゃんと
持ったHMバンドかどうかの
答えがここに出ているとは言えないだろうか?

大体具体的に影響を受けたバンドと全く同じフレーズ、
楽曲があるという訳でも無いし
それを言ったら一つのブームに乗って作られたバンドは
全て「似ている」ということになるではないか。
大目に見るべきなのだ。大体パクると言うなら
もっと大胆にパクっているバンドも…
いや、この話題はもう止めよう(笑)。

とにかく、本作品は
聴いている間は時が過ぎるのが実に速く感じる、
メロスパー感涙必至の名盤なのだ。聴きなさい。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Black diamond
②The kiss of Judas
③Forever free
⑤Legions
⑦Holy light
⑧Paradise
⑨Coming home
⑩Visions(southern cross)



総評・・・91点

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