謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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ゴー!ゴー!
(2000/02/23)
フェア・ウォーニング

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'97年にリリースされた3rd。

'95年の二度目の来日公演の直後、Guのアンディ・マレツェクが
全身が麻痺状態になるという原因不明の難病に冒されたこともあり
バンドは大変な時期だったのだが、
そうした危機を迎えながらも幾つもの名曲を
作ってくれた。
特に前半の数曲はそれだけで、アルバム一枚の元が取れるくらい
素晴らしい出来だ。

のっけから哀愁たっぷりのメロディアスHRナンバー①で
メロハーファンならば期待通りと言ったところであろう。
この曲のラストでは早速スカイギターが活躍しており
鳥が天上でさえずるような美しさだ。
③の終盤のGuソロでも同様に活躍している。

④は覚えやすいサビの歌メロもさることながら
Guソロのハモリが絶品だ。
ここでは病気のアンディも弾いていたのかな?

①~④までの出来が圧倒的に良いが、
それ以降の曲だって素晴らしい出来であり
⑤のような幻想的なメロディと
彼ららしい暖かいメロディが組み合わさったバラードだって
無視は出来ないし、
後半でも⑩はアルバム収録曲中、最も哀愁漂うバラードだし
これを捨て曲呼ばわりなんて、贅沢すぎて
とても出来ない。

どの曲も素晴らしく、FAVORITEに挙げなかった曲だって
その辺のメロディアスHRのアルバムに収録されていたなら
名曲と呼ばれてもおかしくない出来ではある。
が、このアルバム
ちょっとバラードが多すぎるんだよね。
それも後半になると似たメロディの曲もあり
正直なところ、このアルバムを聴く時に
全部通して聴かず、前半の4曲と後半の好きな曲を
ピックアップして聴きたくなる。
点数としては高く付けているけれども
バランスは正直、良いとは言えない。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Angels of heaven
②Save me
③All on you own
④I'll be there
⑤Man on the moon
⑧Rivers of love
⑩Eyes of a stranger
⑬The love song



総評・・・92点

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RAINMAKERRAINMAKER
(1995/04/10)
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'95年にリリースされた2nd。

1stがあれだけ素晴らしかったため、2ndでは余程いいアルバムを
リリースしないと印象が弱くなるのが世の常。
このアルバムは並みのメロディアスHRバンドのアルバムと比べると
大傑作の部類に入るはずだが、世間一般のメタラーにとって
FAIR WARNINGのアルバムの中では微妙なのだろうか?
私にとっては1stは別格としても3rd、4thと比べて
大きく劣る作品では無い。

②は前作のような躍動感のある明るいハードロックナンバー。
前半ではこの曲が一番楽しめた。
①⑤は今や彼らの特徴でもある、スカイギターを使ったソロが目立つ。
それにしてもスカイギターの高音域って、まるで
楽器というより鳥の鳴き声のようだ。
③④ではそれぞれマイナー、メジャーキーを使用したバラードであり、
バラードが連続することによる「ダレ」もなく
それぞれがドラマティックなメロディを有する。

⑦はスケールの大きいバラードで、ちょっとブルージィかな。
ウレ・リトゲンが弾くフレットレスベースのヴィブラートが
とても気持ちいいね。
この曲もそうだけど、⑨のようなちょっとブルージィな
雰囲気を持った曲は1stだけじゃなくて3rd、4thにもあまり無いんだよね。
だからそういう意味でも、この2ndは貴重だと思う。

後半で一番好きな曲はどれかと問われれば、⑪を迷わず挙げる。
これも1stの雰囲気をそのまま持った楽曲なのだが
正にFAIR WARNING節といった曲。
ラストの⑭は割と淡々としたバラードではあるが、
締めの曲としては落ち着いていてふさわしいと言える。

1stと比べると、洗練されていると言うか
アーティスティックな印象を受ける一枚かな。
勿論、メロディアスHRファンならば
手放しでオススメできる一枚だ。
持っていなければ是非買って下さい。損はしないので。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Stars and the moon
②One way up
③Too late for love
④The heart of summer
⑦Desert song
⑧Pictures of love
⑨Desolation angels
⑪Burning heart
⑭Rain song



総評・・・90点

FAIR WARNINGFAIR WARNING
(1992/09/25)
フェア・ウォーニング

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'92年にリリースされた1st。

現在までで6枚のスタジオアルバムをリリースしている彼らだが、
個人的にはこの1stを越えるアルバムは作っていないと思う。
それは成長していない、という意味ではなくて
アルバムに収録された楽曲のタイプに偏りが無いという
バランスの良さが最高だということ。
バラードを作る技術と言うか、能力に関しては
確実に進化を遂げているのは
彼らの他の作品を聴いてもらえれば明白。

そして他の作品だと、素晴らしいバラードが多いけれども
HRというにはソフトな楽曲が多かったり、とか
楽曲単位での話ではなくて構成とかそういうレベルでの
欠点があったものだ。

しかし、本作品は正にメロディアス「HR」であり
①⑨といった、ハードなロックナンバーもあれば
彼らの本領とも言えるバラードでは③⑧のように
文句の付けようの無いくらい完成度は高いものを
提示している。

個人的に好きなのは、②⑤⑥⑦のようなハードとは
言えないが、バラードと言えるほどソフトでもない
しかし哀愁バリバリの楽曲なのだが、
こういうタイプの楽曲のクオリティも最も高いため
自然とへヴィロテ化してしまう。

・・・と言うか、これは本当に
捨て曲が無い!
私は本来ブリティッシュHRのメロディとかフィーリングが
大好きなのに、こういうブリティッシュっぽさを
あまり感じないバンドの作品に高い点数を
つけざるを得ないのは・・・自分でも驚きだ。
(そして、ちょっとだけ不本意だ(笑))
しかし、実際素晴らしいのだからしょうがない。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
全曲。



総評・・・97点

フォーフォー
(2000/02/23)
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'00年にリリースされた4th。

ドイツのメロディアスHRバンドとしては、おそらくは
日本国内では最も人気があるのはこのバンドではなかろうか。
何が凄いって、このバンドはスタジオアルバムで
ハズレを一度も作らないことだ。
それも、ひとえにメンバー全員が影響された音楽的な土壌
引き出しの多さ、そしてセンスによる部分が大きいのだろう。

この4thにしても、基本捨て曲など一曲も無いが
そのどれもが違う色を持ちつつも、根底にあるのは
やはりFAIR WARNINGの音楽である・・・という
ミュージシャンとしては理想を現実にしたかのような
音楽がそこにある。

普通は何枚もアルバムを出していると
「自らのスタイル」と同義とも取れる
一つのパターンを自ら作ってしまって、マンネリ化が進むものだし
それも仕方無いとファンでさえも妥協をする。
しかし、彼らは「ファンに同情されるようになっては駄目だ。
常に自分達のスタイルで、しかしマンネリ化しないような
楽曲でファンを満足させねば」というプロ意識が余程
強いのだろう。

①では、このバンドの顔ともなっている
Gu、アンディ・マレツェクのスカイギターが頭から
泣きまくる、物悲しいメロディから始まる
②ではシャッフルなどなど、相変わらず
バラエティ豊かな楽曲が揃っているが、
個人的には⑥のコーラスの重ね方が
特に面白いと思った。
⑭ではバグパイプの音も入っており、ちょっとケルト風の
楽曲でアルバムは終わる。
ハイライトは中盤だろうか。面白い楽曲で占められているので
特にこの辺りをリピートして聴く方もいるかも。

なお、このアルバムでバンドは一度解散。
数年後再結成するのだが、こういう奇跡のようなクオリティを誇る
バンドですら活動が難しいとは
何だかなぁ・・・である。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Heart on the run
②Through the fire
⑤Tell me I'm wrong
⑥Dream
⑦I fight
⑧Time will tell
⑩Find my way
⑭For the young



総評・・・93点
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