謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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Manifest of Fear (24bt) (Dig)Manifest of Fear (24bt) (Dig)
(2009/05/05)
Elegy

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'98年にリリースされた5th。

前作でVoにイアン・パリーを迎えて、一気にメジャーバンドの仲間入りを
したかに思われたELEGYだが・・・
この5thの出来は正直、物足りない。
よく言われるようにへヴィになったとか、そういうことが問題なのではない。
確かにサウンドはGuリフを前面に出していて、
以前のようにミステリアスな雰囲気を醸し出していたKeyが
なりを潜めていて、ELEGYらしさが無くなっていることは少し寂しい気もするが
そういうサウンド面での不満はあっても
①を聴いた段階では、あまり文句を言う人もいないだろう。
この曲だけは凄くいいメロディを持っていると思うだろうから。
しかし、それから先が微妙なクオリティの曲が多い。

②などは好意的に見るならば、ごく初期の頃の彼らの曲が
イアンの素晴らしい歌唱力で再現されたかのようで
面白いとも言えるが、それは初期の彼らのサウンドを
知っているからそう評価できるのであって
このアルバムからELEGYの音を聴く人にとっては
正直どういう評価をされるかは分からない。
③とか⑥は・・・Guはいいんだけど、もう少し歌メロにフックが欲しい。
⑦以降の曲もそう、歌メロがつまらなくて
印象に残らないんだよなぁ。

演奏自体はこれまでになくハイレベルであり、つまらないと
私が評した曲の中にも緊張感溢れるプレイが聴かれる曲が
あるだけに勿体無い。
正直、このアルバムは①は何度も聴いて
あとは②と・・・たまに③⑥⑪を聴くくらいで
他の曲を聴くこともあんまり無いんだよね。
たまに聴きかえしてみてもあまりピンと来ないし。

まだ発展途上であった1stにも少しキツめの評価をした覚えがあるが
このアルバムに関しては、純粋に曲のクオリティにのみ
不満を覚えて、こんな評価にしました。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Unorthodox methods
②Frenzy
⑪Metamorphosis



総評・・・73点

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LostLost
(2009/05/05)
Elegy

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'95年にリリースされた3rd。

プログレッシブロックからの影響は感じるものの、
いわゆるプログレメタルとは距離をおいた、奇妙なリフや
透明感溢れるサウンドは本作品でも聴かれる。

しかし、①のイントロはリズムの面で凝っていて
プレイヤーとして聴くと面白いのだが
ちょっとその分、メロディが多少犠牲にされている気もする。
まあ、ヘンク・ヴァン・ダー・ラーズとアーノ・ヴァン・ブラッセル二人の
流麗なギターフレーズが気に入っているので
それだけでFAVORITEに入れる価値はあると思ったが。

②は彼らにしてはメロディも歌メロもリフも素直な曲。
口が裂けても「超名曲!」とは言えないが、これはこれでいい。

③はドラマティックなメロディを持つ、疾走ナンバー。
私はこれが聴きたいがためにこのアルバムをよく聴き返す。
まあ、これはエドワードよりも後任のイアン・パリーが
歌った方が様になる曲だし
変な掛け声がちょっとダサいけど・・・
ELEGYの持つ、独特のサウンドの冷たさとドラマティックなメロディが
前面に出た名曲。

ELEGYをよく知る方にとって④はイントロを聴くと、少々驚くかもしれない。
彼らの曲とは思えないくらい明るくキャッチーだ。
まあ、歌が入るくらいにはヘンクの独特のギタープレイが
聴けるので、「ああ、ELEGYだな」と納得はできるだろうけど。

⑤は・・・TNTです!以上。
・・・いや、本当にそっくりなんですよ(笑)。
曲自体はバラードなんですが、これがまたエドワード・A・ホヴィンガの
ハイトーンとトニー・ハーネルのそれとかぶるんです。
いい曲だけど、何を思ってこの曲を作ったんだろうね?
レコード会社から「シングルヒット出すためにバラード作れ」とか
言われたんだろうか。

⑩は正統派HMっぽい。大方のメタラーにとって
この曲が一番まともでホッとする曲なんじゃないだろうか(笑)。
この曲には変態要素がほぼない、疾走パワーメタルなのでね。
私は彼らにあまりストレートなメタルを求めないので
物足りないとも思ったが、いい曲ではある。

これで、もう少し音が重ければいいのだが
まあ、これくらいの音質ならば大体の方にとっては許容範囲だろう。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Lost
②Everything
③Clean up your act
⑤Under Gods naked eye
⑨Live it again
⑩Spanish inquisition



総評・・・83点

Labyrinth of DreamsLabyrinth of Dreams
(2009/05/05)
Elegy

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'93年にリリースされた1st。

あれ、ジャケットが違うな・・・
私が持っているのはこのジャケットじゃなくて、地味に
バンド名とアルバム名が書いてあるだけのものだったのだけれども・・・。
まあ、いいけど。

デビューした当時はメンバーがその影響を認めているように、
周囲からもHELLOWEEN的、QUEENSRYCHE的と呼ばれていた
ようだが、こうして聴いてみても
あんまりHELLOWEENっぽさは無い気がする。
QUEENSRYCHEというのは、多分Voのエドワード・A・ホヴィンガの
声質がちょっとジェフ・テイトっぽいからだろうね。

サウンドの特徴としてはツインリードギターを主軸とした
メロディアスで、プログレッシブなパワーメタルだ。
Keyもメンバーにいるけど、
彼らのバンドサウンドを涼しげにするような、そんな雰囲気作りに
一役買っているようで、積極的にギターとハモったりとか
そういう派手なプレイはしないようだ。

②なんかは個人的には結構好みなのだが、まだ
アレンジセンスや演奏能力が十分に追いついておらず
少々ドタバタしている印象を受けるし、
④や⑧といったインストナンバーを2曲入れても、
インパクトが弱い。
まあ、ヘンク・ヴァン・ダー・ラーズとアーノ・ヴァン・ブラッセル二人の
ツインリードギターは、ミドルテンポの曲であっても
随所でその個性を発揮しており、実際彼らの他の作品を
聴いてみてもそれが聴き所になっているのは間違いないが。

手っ取り早く頭が振れるスピードナンバーも無いし、
(唯一⑩がそうだけど、あんまりらしくないし
好きではないなぁ・・・)
これと言ったキラーチューンが無いため、
中毒性は少ないが、
⑨のように歌メロが微妙に面白い部分があり、
そして、サウンドから醸し出される独特な冷たさが
なかなか良い。
積極的にオススメできる作品では無いけれども、
あまりディープでない、軽めのプログレメタルを
好まれる方であればいけるかも?!


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①The grand change
②I'm no fool
⑥Over and out
⑦Labyrinth of dreams
⑨Powergames



総評・・・74点

State of MindState of Mind
(1998/07/28)
Elegy

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'97年にリリースされた4th。

オランダ出身のクラシカルなメロディを持つパワーメタルバンド。
前任Vo、エドワード・A・ホヴィンガが脱退して
新Voに元VENGENCEのイアン・パリーが加入した、初の作品。

前任のVoがかなり個性的な声質であり、メインソングライターと
思われるGu、ヘンク・ヴァン・デ・ラーズの奇妙なギターリフ、
作曲センス、そしてKeyが醸し出す独特の冷たさを持つサウンド
によって特徴的なHMを作っていた彼ら。
個人的には面白いとは思ったが、まだまだ世間からはB級っぽいと
いう評価しか無かったと思う。
が、本作品でVoがクセの無い声を持つ実力派に変わったことから
かなり聴きやすくなったように思う。
有体な言い方だと「化けた」って所だろうか。

①のインストで大仰な雰囲気を醸し出し、②でスピードナンバーが
来るか、と思いきや重厚なミドルテンポの曲が来る。
彼らは元々スピードナンバーをあまり作らないバンドなので
そこまでは想定内のこと。楽曲も良いし、まだ外していない。
で、③が始まると、おおっ!キタキターッってな感じの
変なリフでのスピードナンバーが(笑)。
そうそう、こういうちょっと変な感じの曲が無いとELEGYらしくない。
しかし、その奇妙なリフで構成された楽曲であってもイアンの力強い歌が乗ると
実にドラマティックなのだ。勿論、歌メロもいい。

ハイライトは⑤だろうか。
これはあまり凝ったメタルがお好きでない方にとっても
素直に聴ける名曲といっていい曲だろう。
ただ、個人的にはバラードにいい曲が多いと思うものの
③のような曲でもっと勝負して欲しい気もするかな。
元々、ミドルテンポの曲が多いのだから特徴を付けないと
印象が薄くなりがちなのだ。
メロパワ系のマストアイテム・・・と言えば過言だが(笑)、
基本、クラシカルなメロディのHMをやっているバンドにしては珍しく、
誰々風という形容があまり思いつかない、
変わったリフを考える面白いバンドだと思う。
初期のアルバムも中古で結構売っているので、興味があれば
そちらも是非。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Visual vortex
③Trust
⑤Shadow dancer
⑧Destiny calling
⑩Losers game



総評・・・87点

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