謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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Into the Valley of the Moon KingInto the Valley of the Moon King
(2009/06/16)
Magnum

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'09年にリリースされた15th。

英国産プログレハードバンドの現時点での最新作。
しばらく、彼らの作品を買っていなかったが
ロドニー・マシューズの描いたジャケットの美しさに惹かれて、
久々に買って聴いてみた。

割とGuが目立ったサウンドであり、'80年代の彼らのサウンドより
HR色が幾分強いが、相変わらずしっとりとした叙情性を湛えた
良いメロディを作っている。

②はボブ・カトレイの力みすぎず、冷めすぎない自然体のVoが心地良い。
'80年代の雰囲気をそのまま持ってきた③はイントロで
彼らの持つ世界観とでも言おうか、そういうものにグッと引き込まれた。
何だか温かいサウンドだよね。

⑤は結構渋い曲。
トニー・クラーキンのGuは④のようなハードな曲よりも
こういうしっとりとしたバラードっぽい曲の方が
本領を発揮しているような気がする。

⑥はサビの歌メロが凄く大仰な曲であり、こういう曲を
若いメタルバンドがやるとネタだと思われかねないが
彼ら程のベテランがやると、凄く説得力を感じるのは
私がバンドのネームバリューに騙されているのではなくて
実際にそう聴こえるようなアレンジを施しているのだと思う。

歌メロで特徴的なものと言えば⑥以外にも⑦と⑧、
それに⑩もいい。
哀愁漂う、という月並みなものではなく
何と言うか・・・牧歌的なのだ。
聴いていて安心するとでも言えばいいのかな。

⑪はイントロだけ聴くとちょっとハードな印象を受けるが、
基本的には他の曲同様に温かくも物悲しいメロディが聴ける。
まあ、ちょっとあっさりめだけど。
⑫は一曲だけ浮いてるね。何だか普通のR&Rっぽくてね。
ただし後半はなかなかドラマティックな展開になっている。

MAGNUMファンのみならず、MAGNUM初体験の方にも
楽しめる内容だと思う。
ただし、そんなに派手なアルバムではないので
あまり強いインパクトを求めるとガッカリするかもしれない。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Cry to yourself
③All my bridge
⑤The moon king
⑥No one knows his name
⑦In my mind's eye
⑧Time to cross that river
⑩A face in the crowd



総評・・・86点

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On a Storyteller's NightOn a Storyteller's Night
(2005/05/31)
Magnum

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'85年にリリースされた5th。

ジャケットが美しいね。今はこういうのは流行らないかもしれないけど。

HR/HMが一番輝いていた時期は80年代だと思っている私にとって、
私が主にバンドをやる上で、「メタルを理解するため」に
一番熱心に聴いていたのが80年代のサウンドだった。
だからHR/HMのフィールドに入れるには微妙な、
この80年代に活躍したバンドの音を
聴くと、条件反射的に胸がキュンキュンしてしまう(笑)。
これはアニメファンの方がよく言う、「萌える」という感覚に似ているのかも・・・。
(スミマセン、忘れてください・・・)

①は'80年代のPINK FLOYDを彷彿させるアレンジで、
一曲目にするには、あまりにスケールが大きく重苦しい
メロディかもしれない。これはプログレッシブと言うよりも
スケールの大きいポップスといった曲。
トップの曲だからという理由もあるのだろうが、一番印象に残った。
②は①と対照的に明るいが・・・ASIAっぽい湿り気もある曲で
Gu、トニー・クラーキンの音数控えめなソロが
雰囲気を壊さず絶妙です。
タイトルトラックの③はAORっぽい始まり方をするが、
途中からはそれがギターの目立ったメロディアスHR調の曲となる。
この曲でもトニー・クラーキンが大活躍している。

⑥は優しいサウンドの楽曲が多い、このアルバムの収録曲の中では
比較的ハードな楽曲。
⑧はサビの歌メロがとてもキャッチーな曲。
ギターリフ、歌メロがシンプルゆえについ口ずさみたくなるね。
⑨はリフはシンプルで大きな展開も無い曲なのだが、
リリカルなKeyフレーズが曲を盛り上げる。
⑩はエレピの音をバックにトニー・カトレイが甘い声で
歌い上げるバラード。
短い曲だけど美しいメロディを持っている。

MAGNUMの作品は、今聴くとどれもインパクトの強い楽曲は
無いのだが・・・じわじわ良さが伝わってくるものばかりだ。
こう、あまり強く意識をせず繰り返し惰性で聴いている内に
メロディがいつの間にか心の片隅にひっそりと
残って、それが何年経っても消えない。
そんな良さがある。
「プログレハード」と言うジャンル名のイメージほどには
前衛的な音楽をやっていないが、メロディ重視派の
リスナーには是非オススメしたい
いいアルバムだ。


~METALIST'S FAVORITE~
①How far Jerusalem
②Just like an arrow
③On a storyteller's night
④Before first light
⑥Endless love
⑧Steal your heart
⑨All englands eyes
⑩Last dance



総評・・・89点

VigilanteVigilante
(1995/12/19)
Magnum

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'86年にリリースされた6th。

一応、英国プログレハードの範疇内にあるとされるバンドなので
当ブログでも扱っているが
本作品での音楽性はかなりポップであり、特に①などはへヴィメタルはおろか
ハードロックと呼ぶのも躊躇いがある。
プログレと便宜上呼ばれていても、後期STYXと同じで
凝った展開の曲、楽器同士の緊張感溢れるバトルなどは
期待してはいけない。

しかし、だ。
だからと言って、メロディアスなHRを好きな方が
これを聴かずに避けるのは勿体無い。
先述の通り①は明るいポップスといっていいくらいの曲だが
②③を聴いてみよう。
何ともウェットなボブ・カトレイのVoが(当時としては)モダンなKeyに
乗って、より商業的なASIAと言うか・・・
いや、FOREIGNERにも近いかも。
そういう独特の雰囲気を持つハードポップの良曲に仕上がっている。

MAGNUMをこれより前の作品で知って、同じ路線を期待して
本作品を聴くと、路線が多少変わって
明らかに商業受けを意識したものになっているため、
評価が低くなるかもしれないが
初めて彼らの作品に触れる方にとっては
好印象だと思う(少なくとも私はそうでした)。
ちなみにQUEENのロジャー・テイラーがプロデュースと
コーラスで参加しているが、
まあ、QUEENっぽさはあんまり無いです。

今聴くと、全体的に地味な印象で
一度聴いただけでノックアウト!・・・みたいな超名曲というのは
無い。
が、不思議なことに忘れた頃にふと聴きたくなる。
そんな魅力を持ったアルバム。
いわゆるスルメ盤だと思うので、一度聴いて
「何だ、単なるポップスじゃん」と即、売りに出すのは
止めた方がいいと思う。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Need a lot of love
④Midnight(You won't be sleeping)
⑤Red on the highway
⑦When the world comes down
⑧Vigilante



総評・・・85点
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