謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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TyrannyTyranny
(1998/09/22)
Shadow Gallery

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前作"CARVED IN STONE"と違って、本作品では一曲目からいきなり手数の多めの難易度の高い
高速ユニゾン、キメの嵐が聴けるので、彼らを知っている方は大いに驚かれることだろう。

②はプログレメタルと言うよりも、メロディックパワーメタル。
6人ものメンバーを抱える彼らならではの
重厚なアンサンブルと、歌メロ重視の姿勢は
前作から変わっておらず
この曲でのストレートなメロディはプログレメタルが苦手な方でも
惹かれるものが何かあるはず。
また、メンバーの多さから生み出せるのは音の厚みだけでなく
ヴォーカル・ハーモニーもそうだ。
ただしSYMPHONY Xのそれよりも、よりオペラティックであるが
必ずしもクラシカルであることへのこだわりは薄いように感じる。

③のサビでの歌メロのハモりは、
メロディアスなHR/HMを好む方ならその嗜好に関わらず
誰もがウットリする美しさだと思う。
⑤ではKey、クリス・イングルズの弾くピアノの調べを
フィーチュアさせたバラード。
この曲では分厚いアンサンブルが無い分、ヴォーカル・ハーモニーが豪華。
これでVoのマイク・ベイカーの歌にもっと色気があればもっといいな。
⑥もそう、
曲はメチャクチャいいのでジェフ・テイトあたりが歌うと・・・堪らないだろうな。

マイク・ベイカーの名誉のためにフォローしておくと、
彼の歌が下手って訳ではない。
ただこれほどまでに練りに練られたメロディの楽曲があるのだから、
上手い歌を乗せることができれば
もっと良くなると誰もが思うところだろう。
ただそれだけの話だ。

⑧ではジェイムズ・ラブリエが参加しているのだが、
どの辺で参加しているのかちょっと分かり辛い(笑)。
⑨はプログレメタルらしい、ちょっと複雑な曲調。
まあ、歌メロを優先しているのは変わらず、
まとまりのある曲に仕上がっており
前作の収録曲に雰囲気が近いかな。
⑩は女声シンガー、ローラ・ジェイガーが参加している叙情的なバラード。
ローラも上手だが、マイクも負けてはいない。
こういう音域での歌は上手いね。
⑪にはDC.クーパーが参加しているが、
これもどこで参加しているのかよく分からん。

⑫はインスト。GuとKeyの高速ハモりが実に美しい一曲。
⑬はドラマティックだが慌しかった⑫とは対照的に
牧歌的な雰囲気を持ったバラード。
こういう曲を持ってくるのが彼らの個性だ。いくらドラマティックで
美しいメロディが多いバンドであっても、冷たい雰囲気のものばかりでなく
たまには心温まるメロディが聴きたいと思うからね。
実にいいです、こういう演出。

FAVORITEの欄を見れば分かる通り、殆ど全曲好きな曲に入れている。
これは文字通り「どの曲も素晴らしくて、
私が気に入っている」ということを意味するのだが
アルバムを通して聴くとなると、本作品はかなりボリューム過多気味。
だからまとまった時間が無いと、通して聴くのが難しいし
辛くなる。
とは言え、確実に前作を超えた名盤であることは間違いないと思うし
現時点では私にとっては本作品がSHADOW GALLERYの最高傑作だ。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Stiletto in the sand
②War for sale
③Out of nowhere
④Mystery
⑤Hope for us?
⑥Victims
⑧I believe
⑨Roads of thunder
⑩Spoken words



総評・・・92点

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Carved in StoneCarved in Stone
(1995/07/11)
Shadow Gallery

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'95年にリリースされた2nd。

この時代はまだまだテクニカルなタイプのプログレメタルバンドは
あまり無かったので、当時よく愛聴した覚えがあります。
まあ、今聴くと音も良くないしVoのマイク・ベーカーの歌も
何となく頼りない。
ライナーの文章に書かれた「"Prognosis誌"は『DREAM THEATERや
QUEENSRYCHEの最高傑作をも凌ぐ・・・』」という
所属レーベルの英文バイオには、ライナーを依頼された
伊藤政則氏も、ちょっと困ったかもしれない(笑)。

が、そういう先走った紹介文を書かれるだけあって
前作と比べるとかなり成長している。
①などはまあ、DREAM THEATERっぽい流れの楽曲で
前半はおとなしめ、
後半はスリリングなユニゾンがある
今では珍しくないタイプの典型的なプログレメタルナンバー。
③では美しいミドルテンポの楽曲ながらも、まあこれもDREAM THEATER
っぽく、さしてオリジナリティは感じない。

が、⑤あたりからちょっと雰囲気が変わる。
プログレっぽいことを取り入れたメタルバンドの多くが、
DREAM THEATERか、QUEENSRYCHEっぽくなり
本家のプログレッシブロックだとYES、PINK FROYDの強い影響を
感じさせるものだが、
このバンドはどちらかと言うとGENESISっぽい気がする。
特に⑤⑦⑧⑪はピアノの音色が前に出ており、えもいえない牧歌的な
雰囲気を持っており、①③のような荒涼たる雰囲気よりも
こちらの方が個性的で私としては好みだったりする。
ま、でもバンドとしては音楽性はともかく
サウンド面ではやっぱり
DREAM THEATERっぽいサウンドを狙っているのかもしれないね。

と言う訳で、
このバンドにテクニカルなフレーズや、凝った展開を求めている方ならば
①⑨⑬、
メロディを純粋に楽しみたい方には③⑤⑦あたりが
特にオススメです。

音はちょっと軽いけど、SYMPHONY Xの1st、2ndあたりの音が
許容範囲の方であればそれも問題無いし、
いい曲が揃ったアルバムなので買って損は無いでしょう。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
③Crystalline dream
⑤Don't ever cry , just remember
⑦Warcry
⑪Alaska
⑬Ghostship



総評・・・88点

ああ、書き忘れましたがこのアルバムは
クレジット上は20曲ありますが
実質8曲しか入っておらず、あとの楽曲は曲間を繋ぐフレーズや
無音だったりします。
(意図はよく分からないけれども、バンドの意向でそうなっています)
なので、決して捨て曲だらけのアルバムという訳
では無いので悪しからず。
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