謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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Dark Days in ParadiseDark Days in Paradise
(2003/04/10)
Gary Moore

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'97年にリリースされた12th。

'80年代はハードロック、'90年代からはブルースをやっている
彼であるが
この年にはこんなちょっと変わった作風のアルバムも出している。

作風がどう変わっているかと言うと、
ゲイリー・ムーア本人が言うように、歌を重視したアルバムになっている
ということで、②のように曲によってはブルージィ
と言うか泥臭いメロディのものもあるが
ブルーズでもHRでもない新しい試みが色々為されている。
それが賛否両論を生んだようだ。

私はどちらかと言うと・・・まあ、「否」です。
BURRN!誌の広瀬氏だったか、伊藤氏だったかは忘れたが
賛否両論分かれるということは認めつつも
ソングライティングに関しては評価していたようだ。
で、彼らは
『「否」の方の多くは⑦で聴けるようなドラムンベースの
導入など、新たな試みに抵抗を示すかも
しれない』と言っていた。
まあ、そういう人も確かにいるんだろうけど
私の場合、ゲイリー自身のギターが「らしくない」ところが不満だ。
FAVORITEに挙げなかった曲は、何と言うか
普通のポップスという感じで、印象に残らない。

③なんかはアダルティなAOR風の曲に仕上がっていて、
ブルーズ時代の彼の「泣きのフレーズ」が音数少なめではあるが
主張しているため、好きではあるけどね。
(YOUTUBEにこの曲のライブ映像があるが、そちらはなかなかのものだ)
あと⑤とかはHR時代に作ったバラードという感じで、
これでリードギターが派手ならば最高だ。

⑥や⑦は薄暗いバーで酒を飲みながら聴くといいかな。
昼間から聴くと、普通のBGMになって本当に記憶に残らない。
ドラムンベースに関しては別に悪くない。
私としてはむしろ、それをバックにもっとGuでバリバリ泣かせる
熱いフレーズを弾いて、そのクールなバックとのギャップを楽しみたかった。

まあ、⑧⑨とかを聴くと地味だが
メロディは確かにしっかりしていて、BURRN!誌の編集者の言うことも
当てにならないでも無い気はする。
が、このアルバムを一言で現すとするなら
正に「大人のアルバム」。私が本当に楽しめるようになるには
あと5年くらいはかかりそうです。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
③I have found my love in you
⑤Like angels
⑧Afraid of tomorrow



総評・・・73点

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Run For CoverRun For Cover
(2003/04/10)
Gary Moore

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'85年にリリースされた、本人名義では5枚目のアルバム。

21年ぶりに来日公演が決まったそうで、観れる方が羨ましいな、と思います。
まあ、この際ブルースセットでもいいでしょう。
彼のギターや歌を聴ける機会自体少ないのだから。

とは言え、このアルバムからの曲をやらないのは寂しいね。
(演奏する可能性がありそうなのは②か?いや、難しいか・・・)

本作品は、後のいくつかの作品と比べると
あまりアイリッシュ風のメロディは聴かれず、ブリティッシュHRと言うか
私が大好きな'80年代フィーリングに溢れた哀愁漂うメロディが詰まった
ファンタスティックな(笑)アルバムだ。

まずは活きのいいHRナンバー①で、掴みはOK・・・
火が出るような熱いゲイリーのギタープレイのみならず、'80年代独特の
きらびやかなアンディ・リチャードのKeyも、もともと主旋律に漂う哀感を
更に深めることに大きく貢献している。
②はブルーズ的なフィーリングを多分に入れた、ブリティッシュHRナンバー。
ギターは勿論だが、歌メロが特に素晴らしい。

⑥はご存知の方も多いだろう。
故フィル・ライノットがVoの一部のパートとBaを担当している曲だが
RIOTをはじめ、いくつかのバンドにカヴァーされている
スピード感のある名曲だ。

⑩は古臭・・・いや、凄く懐かしい曲調だ。
'80年代ニューウェーブ系の雰囲気を醸し出すKeyと
切ない歌メロがマッチしている。

彼のアルバムの中では6thや2ndと比べると、クオリティが少し
落ちるという評判もあるようだが
②と⑥のためだけに買ったとしても、良いアルバムだと思う。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Run for cover
②Reach for the sky
④Empty rooms
⑤Out of my system
⑥Out in the fields
⑩Listen to your heartbeat



総評・・・88点

After The WarAfter The War
(2003/04/10)
Gary Moore

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'89年にリリースされた本人名義では7枚目のアルバム。

音楽性は前作とほぼ変わらず、アイリッシュなメロディも
取り入れたメロディアスなHRをやっている。
②③とハードかつ軽快なテンポの楽曲が続く中、やはり
この時代の彼のギターのキレは
ソロだけでなくリフや、所々のオカズだけを聴いても
尋常じゃないことが分かる。
と言うか、③、カッコ良すぎだ!

⑤の"Led clones"という曲はタイトルから察した方も
いるかもしれないが、当時LED ZEPPELINのクローン呼ばわりされていた
KINGDOM COMのことを痛烈に皮肉った曲。
オジー・オズボーンがゲストとして歌っており、
"Kashmir"に似た曲調をバックに、キツイ歌詞を
皮肉たっぷりに歌っていて色んな意味で面白い曲だ。
(ちょっとゲイリーは大人気無い気もするけどね)

⑥⑦とかはいい曲で、好きなのだが
過去に彼が作った楽曲とコード進行が酷似しているため
手放しで、ベタ褒めすることはできない。
まあ、そうは思っていても
絶対飛ばさず聴くところなんだけどね(笑)。
⑨はあまり哀愁漂う楽曲という訳ではなく、この時代の彼の
もう一つの一面である、ロックンローラーな・・・と
でも言いましょうか
ストレートなロックンロール調の、だけどポップな楽曲。
それなのに、無理やりっぽく弾きまくったソロを入れているのは
ちょっと笑った(笑)。

この作品を最後にHRっぽい楽曲をやらなくなってしまうのは
残念だが、以降もまた違った魅力を見せる
ゲイリー・ムーア。
まあ・・・そうは言ってもやっぱりHRをやって欲しいよなぁ・・・。
そして、私のような日本人のファンが多いから
煙たがって彼は来日しないのかもしれないのだが(苦笑)。

~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②After the war
③Speak for yourself
④Livin' on dreams
⑥The messiah will come again
⑦Running from the storm
⑨Ready for love
⑩Blood of emerald



総評・・・87点
Wild FrontierWild Frontier
(2003/04/10)
Gary Moore

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'87年にリリースされた、本人名義では6枚目のアルバム。

ハードロックをまだ積極的に演奏していた時代のゲイリー・ムーアが
一番脂の乗った時期は、この作品を出した当時ではないだろうか。
本作品に収録された楽曲は
本人の故郷への想いが込められた②を筆頭に、
アイリッシュ色が色濃く反映されたものが多く、
そのどれもが、よく出来ている。
①はNIGHTWISHがカヴァーしていたりするので、若いHR/HMファンも
それで彼の名を知った、という方もいるかも。

①から④までを聴いて欲しい。
楽曲のクオリティが高いのは勿論のこと
ギターソロのフレーズが口ずさみたくなるくらい、歌を歌うような
情感の漂わせ方をしており、歌メロなくてもギターだけで
イケる。

誰のこととは言わないが
よく、ライブDVDとか観てると、大してセンスのいいソロも
弾けないのに長々とギターソロタイムを設けている人が
いるじゃないですか?
そういうのは退屈で止めてもらっても全然構わないのだけど、
この人のライブでギターソロが無ければ、
いくら大人しい日本人でも「詐欺だ、金返せ」
と怒りたくなると思います。
(まあ、日本公演は90年代に入ってから今まで一度も
実現していないが)
④なんかは、もう・・・聴いてるだけで涙腺が緩む。
HR/HMのインスト曲で確実に私的ランキング5位以内に
ランキングする名曲。

ギターソロってのは別にトリッキーなリフや、速弾きなど
しなくても人を感動させることができる、と
この人のプレイを聴けば分かってもらえるだろう。

プレイだけでなく、この人の魅力は歌でもあるが
①③⑧のような、HRナンバーだけでなく⑨⑪といった
バラード、更に
聴く人が聴けば、「こりゃ、演歌じゃん(笑)」と言われそうな
②のような曲で本領を発揮している。

ここまでいいことしか、書いていないが
このアルバムにも一つだけ不満がある。
⑤と⑩だ。
この2曲はタイトルからも分かるが、①と②の
12"versionってことで違うヴァージョンなのだが・・・
これを入れるのならば、アルバムのボーナストラックとして
ラストに入れて欲しい。
こんなど真ん中に入れられても、同じ曲を2回聴かされる
感覚で困る(笑)。

ま、それを除けば本当にいいアルバムだ。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Over the hills and faraway
②Wild frontier
③Take a little time
④The loner
⑥Friday on my mind
⑧Thunder rising
⑨Johnny boy
⑪Crying in the shadows



総評・・・93点



Corridors of PowerCorridors of Power
(2003/04/10)
Gary Moore

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'82年にGARY MOORE名義でリリースされた2nd。
(ってことになるのかな?ちょっと自信が無い・・・)

ブルーズ風味が、主にギタープレイにのみ見られるHRナンバーが
揃った名盤である。
そして、このスタイルこそが
多くのゲイリー・ムーアファンが彼に対して求めており、
今となっては手が届かなくなりつつある・・・(涙)

彼のギタープレイはともかく、ピッキングが強い。
力強いフルピッキングで速く弾くので豪快そのもの。
マシンガンピッキングとも呼ばれており、
速弾きで彼と同時期に有名だったイングヴェイと
比べてみると、真逆な感じがしてとても面白い。
ギターを速く弾くことを特徴にしているプレイヤーの
プレイに対する表現を「流麗」と言ったりもするが、
ゲイリーのプレイを流麗と表現するにはちょっと
男前過ぎるんだよね(笑)
いや、勿論いい意味でね。

今のHR/HMファンにとっては古臭い音にしか
聴こえないかもしれないが、私にとっては
とてもノスタルジーを感じさせる音でいながら
それでいて、「希望」を感じさせるそんなアルバム。
②などは特にそう思えるし、
と思えば⑤のバラードは焼酎とか飲みながら聴くと
凄く・・・いい時間が過ごせた気がしたものです。

しっとりするだけでなく、⑥⑦のようなハードな曲でも
ゲイリーのギターは叫んでいます。
何と言うか、彼のソロパートではよくやってることだけど
テンポ遅めのパッセージを強くゆっくりかき鳴らしながら
徐々に速いパッセージを弾いたりするところが
何とも気分を高揚させてくれる。

③はFREEの曲なのだが、ゲイリーのギターが
入ることで全くのオリジナルにさえ聴こえる(かもしれない)。

普通のHR/HMファンのみならず、ギタリストには
特に聴いて欲しい一枚だね。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①~⑨まで
つまり全部です(笑)



総評・・・90点



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