謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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The Black HaloThe Black Halo
(2005/03/15)
Kamelot

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'05年にリリースされた7th。

ドラマティックでクラシカルなメロディを身上にしているKAMELOTが
世に放つ、前作"EPICA"に続くコンセプトアルバムの最終章となるものが
本作品・・・なのだが、それにしては随分と前作までとは雰囲気が異なる。
ダークであり、曲によっては映画のサントラのように洗練された
アレンジが施されている。

①はドゥームメタルのように重々しく、そして耽美的。
所々に入るストリングスやデス声のコーラスを入れているところから
「ああ、今回はこんな雰囲気で来るか」と思っていると
②では結構いつも通りの彼ららしい、スピードナンバーをやっている。
ダークな雰囲気のアルバムを作っても
昔からのファンを見捨てない、ってことだろうね。感心感心(笑)。

先述のような「映画のサントラのような洗練されたアレンジ」と
いうのは⑥や⑩、⑫が特にそうであり、言い方を変えれば
男が歌うゴシックメタルと言った趣きで
珍しくGuが目立つ⑩はまだいいとして、⑥⑫が
ライブではどうしているのかが気になるが、アルバムで聴く分には
凄く楽しめる。
特に⑫は、8分超えの長い曲ながら
メロディだけでなく、曲展開の妙から長さを感じず楽しめた。

ダークな雰囲気と、彼らが今まで作ってきたドラマティックなHMとの
バランスが良いのは⑪。
神秘的で、他のバンドにはちょっとこの雰囲気は出せないね。
それもロイ・カーンの歌だけでなく、バックを固める演奏陣のセンスの賜物。
単純に勇壮なメロディに酔いしれ、頭を振るためだけに
へヴィメタルを聴きたい方にはちょっと作りこまれ過ぎていると
感じるかもしれないが、じっくり長く楽しめるアルバムだと
いうことは確かだと思う。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①March of Mephisto
②When the lights are down
④Soul society
⑥Abondoned
⑩The black halo
⑪Nothing ever dies
⑫Memento mori



総評・・・87点

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EpicaEpica
(2003/02/04)
Kamelot

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'03年にリリースされた6th。

Voの声質が暑苦しさをあまり感じない、ロイ・カーンだから
だろうか?
彼らのアルバムを聴く度に思うのは、大袈裟でクサいという
よりも華麗だ、などと思う。

イントロの①の後、②③のようなメロパワナンバーが来ても
胸は熱くなるが、頭を振るよりもその歌に
聴き惚れてしまう・・・。
いやいや、私にはそんな複雑な性癖を抱えている訳では
ないのだけれども(笑)。
嫌でもこの声には注目してしまうんだよなぁ。
そういう美声であるから⑥⑪のようなバラードにはピッタリであり、
歌メロのレベルの高さは他バンドの追随を簡単に許さないものだ。

ただ、このバンドはKeyの使い方やアレンジの仕方があまりにも
クラシカル寄り過ぎて、ギターが若干目立っていないことが気になる。
いやこれはアレンジよりもGuの力量の問題かもしれないが
もう少しソロを工夫するなどして、目立って欲しいと思う。
いくらシンフォニックメタルとは言え、メタルと付くからには
Guも目立たなきゃ、ね。
まあ、それでも程よい疾走感溢れる曲と曲間をつなぐ
インタールード的な役割の曲とで構成された
本作品はアレンジこそ、メタラーには敷居が高いようにも
感じられるが聴き手の事をよく考えた作りとなっていると
思う。

⑫は、
クラシカルで優雅とも言えるAメロから、ストレートに疾走する
メタルナンバーへと変わる様は面白い。
ライブではどのように演奏されているかが気になるが
私はこの曲が一番気に入った。
人によってはこういう曲ではロイの声質はソフト過ぎるように
感じるかもしれないが、これもバンドの個性だと
考えればそう気にはならないだろう。

ラストである⑯は若干、曲展開が凝ってはいるが
それ以外はいつものKAMELOTらしいストレートでクラシカルな
HMナンバーが揃っている。
それでいていい意味でアーティスティックな面もあり、
長く飽きずに楽しめる作品だ。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Center of the universe
③Farewell
⑥Wander
⑧Descent of the archangel
⑩A feast for the vain
⑪On the coldest winter night
⑫Lost & damned
⑯Ⅲways to Epica



総評・・・89点

ゴースト・オペラゴースト・オペラ
(2007/06/06)
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'07年にリリースされた8th。

今までのKAMELOTサウンドにゴシックメタル風味を
加え、ちょっと暗くへヴィになった本作品だが
そのこと自体は悪くはない。
②は実質的なオープニングトラックなのだが、へヴィな曲で
戸惑われる方もいると思うが
③では今までの彼等がやっていたような、彼等らしい疾走ナンバーが
展開されており、安心されるだろう。

面白いのは④。
イントロだけ聴いたら、「ゲッ・・・」と思うくらい
へヴィで彼等らしくない曲調に思えるのだが
先述した「ゴシックメタル風味」が特に、この曲でよく出ており、
新しい魅力が現れたといっていいだろう。
本作品のハイライトと言える
ロイ・カーンの声を生かしたバラード⑥も、同様であり
この曲ではトーマス・ヤングブラッドのギターソロも耳を引く。

ただ、そこからの楽曲がへヴィさばかりが目立って
あまり印象に残らない曲が多い。
まあ、⑨⑩だけはいいと思うが・・・
アルバムの締め方がイマイチだ。
なぜ、⑩で終わらないんだろう。
ここで終わっておけば良かったのに。
⑪はテンポ的にも楽曲のクオリティ的に見ても
とても中途半端。ボーナストラックのレベルであり
全くの駄曲ではないが、ラストの曲に持ってくるのは
どうかと思う。

"KALMA"や"EPICA"と比べると若干落ちるかもしれないが、
ファンならば、買ったとしても期待を大きく外すことは無いだろう。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Rule the world
③Ghost opera
④The human stain
⑥Love you to death
⑨Silence of the darkness
⑩Anthem



総評・・・84点
KarmaKarma
(2003/02/04)
Kamelot

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'01年にリリースされた5th。

世間ではへヴィメタルと言うと、「うるさい」「テンポがやたら速い」
とか「Voがやたら叫んでいて耳障り」と言ったネガティヴな意見も
少なくない。そして、それは当たっている場合もある(苦笑)。
だが、私達メタラーはへヴィメタルにとって
一般的にマイナス的要素と見られる部分を
音楽の一要素として楽しめる、あるいはそれを差し引いても
素晴らしいと思える部分があると思うから
聴いている訳だ。

しかし、4thからこのバンドに加入した
Vo、ロイ・カーンの声を聴いて、うるさいとか耳障りという
ことを言う人は少ないのではないだろうか。
私は正直なところ、このバンドの他のメンバーには悪いが
彼の歌が目当てで聴いているため
楽曲さえ良ければ、プレイがどうのというのはあまり注意が
いかないくらい魅力的だ。
(勿論、他のメンバーのプレイが下手だからという意味では無い)
まあ、⑫のアレンジは見事でVo以外にも興味の
対象となるに足る部分なんだけどね。

ロイのVoを喩えるなら、
ロブ・ハルフォードやロニー・ジェイムズ・ディオらの声が
歪みの効いたダイナミックなサウンドのエレクトリックギターとすると
ロイの声は、胡弓とかハープ。
そういう、繊細な魅力を持ち
もしかしたらHR/HMをやるには弱々しすぎると思われる方も
いるかもしれない。

この5thでもそんなロイの繊細なVoが活かされた
クラシカルな旋律を持つ、メロディックパワーメタルは健在だ。
②を聴けば、昔からのファンは納得できるだろう。
③はちょっと、RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOWの
"Wolf to the moon"に似ている。
④のようなミドルテンポの曲や⑤のバラードでは
特にVoの魅力が引き出されており同性ながら
惚れ惚れしてしまう。

DARK MOORとかRHAPSODY OF FIREとかみたいに
濃い感じではなく
全体的にメロディの質が不自然にクサすぎたりせず
割とあっさり風味なので、何度聴いても
なかなか飽きが来ない良いアルバムだ。
それ故にインパクトの強い、
HR/HM史上に残るであろう名曲というのは少ないが
どの曲も高い完成度であるため
ファンの方でもこれを最高傑作に挙げる人も
多いかもしれない。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Forever
③Wings of despair
④The spell
⑤Don't you cry
⑦The light I shine on you
⑨Across the highlands
⑫Elesabeth:fall from grace



総評・・・88点
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