謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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The Thrill of It AllThe Thrill of It All
(2004/11/16)
Thunder

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'96年にリリースされた4th。

THUNDERはデビュー以来、解散の危機を何度か迎えては乗り越えたり
また、解散しても再結成したりを繰り返しているバンドだが
そのストレスをエネルギーにして幾度も名作を作っている
という印象を私に与える。
たとえば前作"BEHIND CLOSED DOORS"を発表する直前にも
メンバーにかなりへヴィな事態が起きたそうだし、
本作品をリリースする前にはバンドの解散、そして
オリジナルBaであるミカエル・ホグラントが
家族とバンド、どちらかを選ぶか悩んだ挙句脱退している。
(まあ、不幸が続いているのはたまたまかもしれないが・・・)

気を取り直して本作品を聴いてみる。
中身はいつも通り、気負わないブリティッシュHRだ。
一度聴くと忘れられないような曲というのは無いが、
それぞれの曲のクオリティは相変わらず高い。

本作品ではBaラインはルークが弾いているそうで、④や⑧では
Guのプレイとは思えないくらい、ファンキーなプレイをしているのが
まず印象に残った。
こういうBaラインなら後任のクリスも弾いていて
楽しかったと思う。

③は彼らにしてはカラッとした明るいバラード。
歌詞も彼らにしてはストレートなラブソング然り、となっている。
不幸続きの彼らであったからこそ、こういう曲を歌うと和む。
⑥もタイトルが示す通り明るい曲だ。R&R調。

⑤はバンドを去ってしまったミカエルに捧げる曲だそうだが、
歌詞がとても切ない。こういう気持ちは分からないでもないけれど
ちょっと残酷なようにも思えた。
どんな内容かと言えば、要するにミカエルに対する未練を
つらつらと書いたもの。

⑧のように暗く、しっとりしていてそれでいてファンキーな
リズムパターン(矛盾しているが)の曲が私は好きで
ルークの弾くGuのカッティング、Guソロ、共に
聴いていて「夜」を感じさせる、そんなカッコ良さがある。

⑩はTHUNDERらしくない曲調で"Cosmetic punk"という曲名から
想像がつくかもしれないが、当時流行ったファッションパンクの連中を
風刺した曲。
パンクとは付いているが、何故かハモンドオルガンが目立つ曲になっている。

割と地味目な曲が多い彼らの作品の中でも、特にしっとりとした曲が
多いので、THUNDER入門にはおすすめはできないアルバムではあるが
2ndか3rdを聴いて、気に入ったなら次はこのアルバムを
聴くといいかもしれない。
質の高い英国風R&Rが揃っています。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Pilot of my dreams
③Love worth dying for
④Don't wait up
⑤Something about you
⑥Welcome to the party
⑧Hotter than the sun
⑪You can't live your life in a day
⑫Too bad



総評・・・87点

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ギヴィング・ザ・ゲーム・アウェイギヴィング・ザ・ゲーム・アウェイ
(2008/08/20)
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'99年にリリースされた5th。

初めてこのアルバムを聴かれた方は「あれ、これは本当にTHUNDER?」と
思われるかもしれない。

よく聴くとTHUNDERらしいメロディがどの曲にもちゃんとあるのだが
ブリティッシュHRと言うよりも、ブリティッシュロックであり全体的に
ブルージーな匂いが若干薄れているのが寂しい。
洋楽ロックを幅広く聴かれる方であれば、
①②を聴くとOASIS辺りを連想されるかもしれない。

③はBメロの歌メロをジョン・レノンが歌えばそのまんま
THE BEATLESになるような曲だが、
サビは一応THUNDERっぽい泥臭さがあるかな。

⑤は面白いね。AメロBメロブリッジくらいまでは底抜けに明るい
R&R調の曲なのにサビがブルージーなメロディと
なっている。
Guソロへの流れも心温まるメロディがあり、素晴らしい。

⑦はWILD CHERRYのカヴァー。G3のライブでよくやっているので
有名な曲だしTHUNDERがカヴァーするとハマるけど、
このアルバムに合わないな。
⑧は淡々としたバラードだが、スルメ曲。⑥のように
分かりやすいメロディじゃないがこれは聴き込むほどに
良さが分かってくる。

このアルバムをリリースした後、THUNDERは一度目の
解散を経験する訳だが、
amazonのレビューに書かれているほど
酷い作品では無いし、そこまでファンを無視した曲ばかり
収録されている訳では無い。
ド頭の曲が、いかにもOASISっぽいから
少々ビックリはすると思うけど。
地味だけどいい曲入ってます。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②All I ever wanted
③Giving the game away
⑤Rolling the dice
⑥Numb
⑧'Til it shines
⑪It could be tonight



総評・・・85点

Behind Closed DoorsBehind Closed Doors
(2008/06/10)
Thunder

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'95年にリリースされた3rd。

ダニー・ボウズによると、本作品は
凄~く最悪な気分で作られたのだそうだが、
その気分は歌詞に反映されており、とてもへヴィな内容の
歌詞が多い。
しかし、その反面音楽自体はとても素晴らしく
ルーク・モーレイは「最高傑作だ」と言い切っている。
ブリティッシュHRファンにとって、'90年代によもや
これほどのアルバムが出て来るとは思わなかったのでは
無かろうか。

①は伝統的なブリティッシュHRスタイルの楽曲。
重厚であり、ブルージーであり本作品の収録曲中
最もへヴィな楽曲だ。
②はホーンセクションが入っていて、ファンキー。
リズム隊もとてもグルーヴィ。
しかし、歌っている事はパパラッチなど
ジャーナリズムへの痛烈な批判。
Baラインは好きで、よくコピーしたりしたものだ。
③はしっとりとしたブルージーなバラード。
ルーク・モーレイのGuがとてもロマンティック。
聴いていると麦焼酎が飲みたくなる(笑)。

④はTHUNDERの楽曲の中でも、随一の名曲と
言っても過言ではない。
雰囲気はWHITESNAKEの"Fool for your loving"に似ているが
曲の展開は全く異なる。
⑤ではとても政治的なメッセージが込められており、
人種問題について歌われている。
曲調は部分的にLED ZEPPELINっぽい
無国籍な雰囲気もありつつも、基本はブリティッシュHRという
不思議な曲。

⑦はシンプルで印象的なリフが繰り返されるタイプの楽曲。
⑧⑨は、③⑥と似たタイプのバラード・・・
ある意味THUNDER節と言えるような曲。哀愁だらけだね(笑)。

⑩は彼らが作った、本格的ファンクと言おうか
メロディは凄くコミカルだが、
カッティングギターが凄くカッコいい。
⑫はしっとりとしたバラードっぽい曲調から
ブルージーな展開に変わる、ルーク・モーレイが言うところの
「典型的なTHUNDERの曲」。

全曲、明らかな捨て曲は無く
正に名盤と呼べる作品だが、難を言うと後半に曲調が似た
バラードが連続する部分があり
そこだけが唯一の難点。ラストの方にリフが印象的な⑦のような
楽曲があるともっと評価は高かったかも。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Fly on the wall
③I'll be waiting
④River of pain
⑤Future train
⑥'Til the river runs dry
⑧Preaching from a chair
⑨Castles in the sand
⑩Too scared to live
⑫It happened in this town



総評・・・93点
Laughing on Judgement DayLaughing on Judgement Day
(2008/06/10)
Thunder

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'92年にリリースされた2nd。

私は英語に堪能ではないので「シンガーソングライター」という言葉が
英語圏の国々で使われているのかは分からないが、
もし使われているとするならば、このバンドのVo、ダニー・ボウズ
それにGu、ルーク・モーレイの二人は
優れたシンガーソングライターだと言える。

彼等がやっている音楽がブリティッシュHRだとか、アクセル・ローズが
このバンドのファンだとか、そういう予備知識もなく
ただ、メロディアスなHRをやるバンドとしては人気が高い、
という情報だけを知り、CDをレンタルし後に買う
ことになったこの作品。

何と言うかね・・・一応、このブログはHR/HMを好む方のみを
対象に書いているのだけれども
この作品はロックを好む方、全てに勧めたいと思う。
それくらいボーダーレスなアルバムだ。

ボーダーレスとは言っても、LIVING COLOUR、FISHBONEみたいな
ミクスチャー系という意味ではなくて
あくまでやっているのはブルーズロックテイストのある
ブリティッシュHRであり、それは1stから変わっていない。
だが、ロックのルーツと言うか
上手く表現が難しいのだが、ジャンルを越えた
ロックの持つメロディの大元とでも言う部分があるので
懐かしい想いを持って楽しむことができると思う。

それだけに一聴して目新しい部分は無いが、
LED ZEPPELIN、FREE、BAD COMPANY
THE ROLLINGSTONESあたりを好まれる方はツボのはず・・・だ。
個人的に一番好きな曲は、ライブでも人気の高い③だ。
と言うか・・・①~⑨くらいまで聴いている限り、飛ばしたい曲が
無くてずっとぶっ通しで聴き入ってしまう。

一つだけこのアルバムに難があるとすれば、
彼等のアルバムではたまにあることなのだが、
サービス精神が旺盛すぎて、アルバム全体が長い。
ベストアルバムじゃあるまいし・・・
いい曲が多いと言っても、ボーナストラック含めて
15曲ってのは流石にちょっとだれる。
①~⑨までをアルバムとして発表しているんなら
作品としては93点くらいつけるんだけどね。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Does it feel like love?
②Everybody wants her
③Low life in high places
④Laughing on judgement day
⑤Empty city
⑥Today the world stopped turning
⑦Long way from home
⑧Fire to ice
⑨Feeding the flame
⑪The moment of truth
⑬Like a satelite



総評・・・90点

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