謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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(1996/05/24)
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'96年にリリースされた2nd。

音楽的な方向性は1stとほぼ変わらないが、同じ路線で
更に曲作りのセンスが研鑽されているな・・・というのが
久々に私がアルバム一枚を通して聴いた感想だ。

マニアックすぎず、しかし類型的なメロディアスHRにならない
そのバランス感覚は相変わらず見事で
「①のリフからどうして、この歌メロで始まるんだ?!」・・・と
まず驚かされる。
しかも、それが素っ頓狂で奇をてらったものではなく、
ごく自然な楽曲に仕上がっている。
まあ、⑦のイントロだけはちょっとマニアックなリズムパターンだが
それでも歌を生かす、と彼らが
あらかじめ決めているであろう、曲作りの大前提は
変わっていないように思う。

個人的に好きなのはタイトルトラックの③。
この曲が彼らの本質を一番表していると思う。
へヴィで何となく聴き手に焦燥感を起こさせるようなリフから
もの悲しいとも言える歌メロが絶妙なバランスで
乗っている名曲。
④はジョン・レノンに捧げた歌であり、この曲は
彼らにしては素直な曲調のバラードだが
メロディセンスは非凡。

⑦は昔、個人的にやっていたバンドで
ドラマーと一緒に遊びでコピーしたが非常にリズム的に
マニアックで面白い。
演奏するのも面白いが、聴くだけでもその魅力は伝わるだろう。
最初は訳が分からないかもしれないが慣れればかなりハマる。

後半のハイライトは⑪かな。
アルバムもラストに近づく頃には、彼らの楽曲に慣れつつ
あり良曲ではあれどインパクトの強い楽曲が欲しい所で
ガツンとやってくれる。
哀愁漂う歌メロとリフの鋭さのバランスは名曲③と同レベル。

もう、こんなタイプのバンドは現れないだろうなぁ。
彼らには短期ではなく長期での復活を
考えてもらいたいが・・・。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Thorn in my pride
②Run
③Rotator
④11:07 PM
⑥When the river runs dry
⑦Break
⑨Riff sang
⑪Find my way
⑫Two of you



総評・・・91点

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'94年にリリースされた1st。

このサイトで扱うべきか、非常に迷ったバンドだが
一応HR/HMのカテゴリーに入っていると思うし
音楽的にそういう要素もあると思うので
レビューしてみることにした。

当時、私がラジオで流された⑤を聴いた時は
正直言って「いいバラードを書くバンドだな」くらいにしか
思っておらず、産業ロックとかメロディアスHRだと
完全に勘違いしていたが
まず、彼等の本質は
有名曲の⑤だけには現れていないことを断言しておこう。
B!誌において彼等は大プッシュされ
この⑤が特に評価が高かったから、そういう音をメインに
出していると思われがちなのだけれど、ね。

彼等の音楽性を言葉で説明するには、あまりにも
オリジナリティ溢れるものなので難しいのだが
凝った展開を持った、メロディアスな、
だけどオルタナティブロック風の重さや
適度なグルーヴ感も併せ持つバンドだ。
彼等が言うには「THE BEATLESに多大な影響を受けた」
そうだが、こういう台詞を聞くと
ENUFF Z'NUFFとかJELLYFISHみたいな音楽を
想像する方もいるでしょう?
しかし、そういうのともまた違う。
現在でもフォロワーは全くいないし、似たようなメロディを
作ることがそもそも至難だと思われる。
曲の展開は実質的なオープニングトラックの②から、
とても凝っており、先読みが出来ない展開なのだが
凝っているのは展開だけでなく
メロディも聴いたことがあるような親近感がありながら、
ちょっと聴いたことのないような代物だ。(矛盾しているけれども・・・)
しかしながら、それがマニアックになっておらず
プログレッシブロックのような敷居の高さを持っていないため
実に聴きやすい。
しかも、そうして作られた楽曲の一つ一つの完成度が
高いことに驚かされる。

④⑦⑫は割りとストレートな曲展開のため
単純に素晴らしいバラードだ、と表現できるが
他の曲は殆どがそういう具合で、聴き手に
未知の驚きを見せてくれるだろう。
それだけに「お約束」が好きな方にとっては
もどかしいかもしれないが・・・いいバンドだった。
残念なことに彼等は本作品も含めて
2枚のアルバムをリリースした後、解散した。
('06年に一度きりの再結成をしたらしいが)

90年代のHR/HM暗黒時代を突っ走った、
私にとっては正に「90年代と言えば、このバンド!」と
言えるくらいのインパクトを残した彼等の作品、
今こそ見直されてもいい時期に来ていると思う。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Waterline
③Barbedwired baby's dream
④Love is a loser's game
⑤Glory
⑥67seas in your eyes
⑦Silverflame
⑨Mother nature's recipe
⑪Wishing well
⑫Hidden war
⑭Too close too stab



総評・・・92点

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