謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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Angel WitchAngel Witch
(1992/07/01)
Angel Witch

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'80年にリリースされた1st。

NWOBHMに属するバンドには、メロディやサウンドに特徴が
ある訳ではなく70年代後半から80年代前半に起こった
イギリスの伝統的なHR/HMを新しい解釈で演奏した
ことから始まるムーブメントに過ぎないそうだが・・・
IRON MAIDENの1stや本作品、SAXONあたりを
聴いてみると、どうもそうとばかりは思えない。

ちょうど、字義通りに古いハードロックと(当時のメタルファンにとって)
新しい音楽であるへヴィメタルのサウンドの
中間を進んでいるように感じる。
具体的には、ベースがギターとルート上は同じところを弾いていても
かっちりユニゾンをするのではなく、音数を
微妙に減らしたり、経過音を入れたりして遊んでいる
ようなところが特徴といえるかもしれない。
あと、ドラムも70年代HRの雰囲気を大いに引きずっていて
今のメタルバンドよりも、より有機的なサウンドになっている。
大雑把に言うと、ベースやドラムなどリズム体は70年代HR、
ギターは正統派HMっぽくなっているのが
私にとってのNWOBHMのイメージだ。
まあ、勿論そういうイメージから大きく外れたバンドもいるけどね。

とりわけ、このANGEL WITCHの1stでは
①からして現代のパワーメタルバンドがやっても違和感の無さそうな
先鋭的なギターリフを弾いていながら、
歌メロ、特にサビでは妙な古臭さを感じる。
その古臭さとはLED ZEPPELINなどのオールドロックを
聴いて感じる古さではなくて、中途半端な古さと言うか・・・
喩えるなら、江戸時代のお侍さんが着る紋付袴じゃなくて
明治時代の書生さんのファッションを見るようなあんな感じ。
(余計分からないか・・・)

ああいう、何と言うか全く遠い昔ではない古さプラス
このバンドには胡散臭さがあり
それが癖になる方も多いだろう。
それは歌詞で描かれている悪魔主義とかそういうところ
だけでなく、サウンドにも現れており
ある意味、今のシンフォニックブラックメタルよりも
得体の知れない部分があり不気味だ。

①は古いことは古いけど、イントロのギターリフは
本当にカッコいい。
③は哀愁、と表現するのが手っ取り早いが北欧メタルとかの
それとは違い、私にはちょっとしたノスタルジーを
感じる哀愁感の漂う曲。
⑤でGuにかけているエフェクトはトレモロだろうか?
昔のロックでよく聴ける、空間系のエフェクトをかけており、
BLACK SABBATHの"Born again"をちょっとだけ想起させるが、
こちらも負けないくらい暗い(笑)。
そして、中間部からのドラマティックな展開がいい。

まあ、褒めはしたけれども正直なところ
このバンドはやっぱりカルト的な人気を誇るバンドだけあって
聴き手を選ぶと思う。
確かにNWOBHMの中では名盤との声も挙がっているが
古さを覚悟して聴かないといけないし、ノスタルジックと
言えば聞こえはいいが、今のメタラーに
とっては単に地味なだけかもしれない。
実際、微妙な曲も多いので
点数もそこそこにしているのだ。
とは言え、このアルバムはたまに聴きたくなる
そんな魔力を秘めているのも確かなんだよな・・・。
何かの呪いだろうか?(笑)


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Angel witch
③White witch
⑤Sorcerers
⑧Free man


注:あまりにボーナストラックが多いため
メタリストは
実質的な収録曲である10曲目までで、このアルバムを
評価しているとお考え下さい。

総評・・・77点
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