謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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RitualRitual
(1992/05/12)
Testament

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'92年にリリースされた5th。

このアルバムの内容を短くまとめて説明するなら、
「このアルバムでTESTAMENTはスラッシュメタルをやっておらず、
重厚な正統派HMをやっている」とでも言うべきか。

速い曲、疾走ナンバーは一曲も無いです。
でも、アレックスのGuプレイはかなりいい出来。
あと速い曲が無いとは言っても、この時代によくある
スラッシュメタル→へヴィネス化・・・という単純な路線変更ではなくて
曲によってはミドルテンポの正統派HM化、と言った方が
近いような曲もあり、リフは重厚だけれども歌メロを
大切にしている印象だ。
MEGADETHの初期と比較した、5~6thのような変化の仕方を想像して貰えれば
合ってるかな?

②はTHIN LIZZYの"Cold sweat"とテンポ、メロディラインが近く
暗いながらもキャッチー。ライブでやってたら歌いたくなる曲。
一方でタイトルトラックの⑤は・・・暗い長い遅いの3重苦で
これを聴いて、さじを投げるスラッシャーも多いかな。
曲の展開もあまり面白くはない。
アレックスのGuソロも出来は程々、ってところで
絶賛はできない。

⑥はシンプルな曲展開だが、その分わかりやすいし
所々で見せるクサメロ混じりのGuリフが
聴き手を引き込ませる。
⑧はGuソロがかつてのMETALLICA並の叙情性を持っていて、
そこはとても評価したいが、曲自体は退屈。
リフも、もう少し捻って欲しいところ。

METALLICAの名を出したついでで、曲説明をするなら⑩は
正にそんな感じ。暗くて美しいメロディがそこにあり
TESTAMENTのバラードのベストを作るならば上位に来るだろう。
(まあ、「TESTAMENTにはバラード自体少ないだろ」みたいな突っ込みはご容赦を)
私はこの曲を聴くためだけに、このアルバムをラックから
しばしば取り出す。

正直、遅めの曲が多いためTESTAMENTのアルバムとして聴くと
納得がいかない方も多いだろうけど
出来は悪くないと思うし、アレックスのプレイだけを楽しみにしていると
言うならば、その期待は裏切らないと思う。

~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Electric crown
③So many lives
⑥Deadline
⑩Return to serenity



総評・・・78点
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The New OrderThe New Order
(1999/03/16)
Testament

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'88年にリリースされた2nd。

実は私、初期のスラッシュメタルにはあまり好きなものが無い。
その理由の一つとして音が悪いというのがある。
そして、このアルバムも今と比べるとちょっとだけだが音は良くない。
が、それを補って余りある良質なリフと
アレックス・スコルニックの見事なGuプレイがこのアルバムでは聴ける。
(個人的にはこの作品で彼の最高のプレイが聴ける、と思う)

②のイントロでのテクニカルなプレイは特にそうであり
今で言うと、NEVERMOREを彷彿とさせるような凝ったイントロだ。
曲そのものはスラッシュナンバーというより
スラッシュメタルっぽい、パワーメタル調。
(そういえば、このアルバムはそんな曲が多い気がする・・・)
サビは思いっきり疾走しているけどね。
③はウネウネとしたメロディを弾くBaラインがいいですね。

スラッシュメタルが大好きな人にもっともアピールするのは
④かな。曲は短めだし、リフも凶悪だが割りとシンプルで
ところどころのキメもしっかり決めているし、そして何よりも速い。

⑥は5:00くらいある曲だが、長さを全く感じない。
アレックスのGuプレイはアルバム中一番冴えているし、
グレッグの弾くメロウなBaラインも面白い。
キラーチューンと言える曲。

⑧はAEROSMITHのカヴァー。
仕上がりはSKID ROW風になっている。
この曲は浮いているので、正直要らないかな。

猪突猛進型のスラッシュメタルを求める向きには
どれくらいアピールするかは分からないが、これは
スラッシュメタルとして、というよりも
へヴィメタルの良盤として捉えられるアルバムだ。
それにしてもアレックスはいいGuプレイをしていたなぁ。
正直、彼がSAVATAGEに加入していた時よりも
悔しいけど全然良いです・・・。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Eerie Inhabitants
②The new order
③Trial by fire
④Into the pit
⑥Disciples of the watch
⑦The preacher



総評・・・88点

The Formation of DamnationThe Formation of Damnation
(2008/04/29)
Testament

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'08年にリリースされた9th。

ザクザクした
ベイエリアクランチサウンドをそのままに、今なおスラッシュメタルを
追求している彼らの現時点('09年6月)での新作は
ただ、疾走するばかりではなく割と凝った展開を
見せているあたり、彼らは
かつてMEGADETHがそう言われたようにインテレクチュアル(知的)な
スラッシュメタルだと私は思う。

②はアルバム"LOW"でもやっていた曲調であり、
おなじみのスタイルの楽曲。
タイトルチューンの④で、「典型的な」スラッシュナンバーが
来てくれるため、ここでまずファンの方は頭を振ることになるだろう。
で、その次は⑥・・・ということになるだろうが
これがまた一筋縄では行かない。
イントロからして、爆走チューンだろう・・・と思いきや
なかなか凝った展開で、結構メロディアスなGuソロまで
出てくる。
と言うか、本作品で意識したのかは分からないが
妙にメロディアスだ。キャッチーだとは言えないが
割と分かり易いメロディがそこかしこで見られるのは
Gu、アレックス・スコルニックのもうひとつのバンドの影響か?

ラストの⑪ではBaのグレッグ・クリスチャンが弾く、
ベース主導型のメインリフも格好良い。
スラッシュメタルというジャンルである以上
基本的にはドラムとギターが
サウンドの核となっているのは間違いないが
彼らの場合は、ザクザクのギターリフの裏側で
怪しくテクニカルにうねるベースラインがあるため、
ただ突っ走るだけのスラッシュメタルとは違い、
引き出しが実に多いんだよね。
これは昔から変わってないけどね。

しかし、小細工の濃度って言うんでしょうか、
そのさじ加減を彼らはよく心得ている。
彼らが持つテクニック・センスならば、色んなギミック・要素を
曲中に入れることはできるはずだが
やりすぎるとCYNICやMEKONG DELTAみたいな、
ちょっと変わった方向に行ってしまう訳で
それは本意では無いのだろう。
多少変わったことをやっていても
スラッシュメタルから逸脱しない範囲のことで、楽曲の
クオリティも合わせて往年のファンにとっても
安心できる出来と言っていいだろう。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②More than meets the eye
④Formation of damnation
⑤Dangers of the faithless
⑥The persecuted won't forget
⑩F.E.A.R.
⑪Leave me forever



総評・・・83点
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