謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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Unleash the BeastUnleash the Beast
(2007/11/20)
Saxon

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'97年にリリースされた13th。

SAXONと言えば、'80年代半ばからのLAメタル化した時期を除けば
バイカーっぽいイメージを持ったNWOBHMっぽい音楽を
やるバンドだと想像する方が多いだろう。
が、この作品ではそういう曲は基本的には無く
割と素直なACCEPT、JUDAS PRIESTみたいな正統派HMをやっているため
驚かされたものだ。
しかし、楽曲の出来が良いのでこれは嬉しい驚きだったのだ。

プロローグ的な①の感想はすっ飛ばして、②から聴くとね
多分、正統派HMが好きな人は堪らんのではないかな。
リフとかはRIOTのように哀愁漂いまくりだし、歌メロはちょっとビフらしからぬ
ドラマティックな展開があってね、本当に私にはストライクゾーンなんですよ。
こういうのって。
4:00過ぎた頃の大幅な曲調の変化はちょっと意図がよく分からないが、
ともかく前半聴いただけで、FAVORITEに入れることに決定した。

いかにも昔のSAXONという感じの③は、決して昔の曲の二番煎じという
感じで、とてもいいドライブチューンになるんじゃないかな。
④は本当にSAXONがJUDAS PRIESTの曲をやっているかのようで
これまたいい曲だ。
②や④⑧⑪のような曲が増えていることに、昔からのファンの反応の
抵抗はあったかもしれないが
この変化はダグ・スカーラット(Gu)が加入した
ことに起因するもので、私自身はこれを歓迎している。
⑨なんかはまあ、捨て曲なのかもしれないが
この曲にしてもGuソロだけ聴くと、なかなか良かったりするからね。

⑤や⑥は悪くないけど、歌メロがキャッチーでLAメタルっぽいね。
好みは分かれるかもしれないけど、やはりダグのGuプレイはナイスです。

⑧には痺れるねぇ・・・。
無骨なGuリフと哀愁漂う歌メロが上手く絡んで、勇壮なメロディが出来上がっており
後半のハイライトはこの曲と言える。

このバンドの本来の姿を知るには必ずしも適したアルバムでは
無いとは思うが、とにかく素晴らしいへヴィメタルが
聴けるので、今までのSAXONが好きでない方にも
一度は聴いてもらいたいアルバムだ。
カッコいいよ~。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Unleash the beast
③Terminal velocity
④Circle of light
⑥Ministry of fools
⑧Bloodletter
⑩Absent friends
⑪All hell breaking loose



総評・・・91点

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CrusaderCrusader
(1998/10/20)
Saxon

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'84年にリリースされた6th。

元々、NWOBHMムーブメントの中で生まれ
哀愁漂う曲を時々織り交ぜた、男気溢れるハードなR&R調の曲を
作るのが上手かった彼ら。
そんな彼らが、こんなアメリカナイズされた曲を作ってくるのだから
それは不評だろうね。

タイトルトラックの②なんかはまあ、ファンも文句は
つけないだろう。いつもよりも2割増しくらいの
哀愁漂うメロディのミドルテンポの名曲だと思うのだ。
③と⑤はSWEETのカヴァーだから、これも何も言うまい。
二曲ともなかなかいいアレンジだしね。
("Set me free"はVINCE NEILがやったものの方が好きだけどね)

しかし、④や⑨⑩はちょっと・・・。
こんな明るい爽やかアメリカンHRっぽい曲をやられてもなぁ。
メロディも正直、全くの駄曲だとは思わないけど
彼らには誰もこんな音楽は求めないだろうに。

⑥の曲調はまあいいけど、メロディは弱い。
⑦は④よりの曲ではあるが、これは悪くない。

SAXONのアルバムとして考えるなら
「駄作」とズバッと斬り捨てていいアルバムかもしれないが、
彼らのアルバムを聴く際に、これを一番最初に聴いたなら
そんなに悪くは無いかも。
まあ、何にしても「らしくない」アルバムだと言える。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Crusader
③A little bit of what you fancy
⑦Bad boys like To rock'n'roll



総評・・・70点

Strong Arm of the LawStrong Arm of the Law
(2006/12/12)
Saxon

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'80年にリリースされた3rd。

SAXONってアルバムはいっぱい出ているが、あんまり日本人受けする
ようなクサいメロディの曲が少ないため
イマイチ人気が無いんだよね(苦笑)。
そういう私も彼らのアルバムの殆どを集めてしまうほどの
熱心なファンという訳でも無いのだが、
このアルバムは結構好きで聴いていた。

"ジャンジャララ、ジャンジャララ、ジャンジャララ・・・♪"という
歯切れのいいリフから始まる①は
正統派HMというよりもR&Rの色のあるNWOBHMっぽい曲だが
こういう曲って血沸き肉踊る。感覚的にはMOTORHEADとも似た興奮がある。

②では①のような疾走感も持ちつつ、独特の哀感を持った
メロディが合わさって1stの頃のIRON MAIDENっぽくもあるのだが
クサくまとめすぎないところがSAXONの個性と言うべきか。

タイトルトラックとしては地味なシャッフルナンバー③の後の
④はイントロが①とちょっと似ているが、
この曲の場合①よりもリフのメロディが分かりやすく
リフのダイナミズムよりもメロウさを優先させているように思える。
ツインGuのソロも渋い。

SAXONの中で一曲選べ、と言われればまずこれを選ぶであろう、⑤。
このスピード感はたまらない。
今でもライブでの定番の曲であるというのも十分に頷ける一曲だ。

ケネディ暗殺のことを歌ったラスト⑧はイントロが長くて、
ダレる曲だな~と思えるかもしれないが
途中の銃声のSEからGuソロにかけての展開が
とてもドラマティックで、彼らのイメージからすると
珍しい曲調。でもいい曲だ。

アルバム全体を聴いてみると分かるが、無駄に長い曲は無くて
捨て曲も特に見当たらない。
90点台の点は付けないが、力作であることは確かだし
こういう音楽ももっと人気が出て欲しいと思う。
このバンドが作る楽曲のメロディにはあまり甘さは無いのだが、一度ハマったら
抜け出せない魅力はあるんじゃないかな。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Heavy metal thunder
②To hell and back again
④Taking your chances
⑤20,000 feet
⑦Sixth form girls
⑧Dallas 1 PM



総評・・・89点

Wheels of SteelWheels of Steel
(2009/01/21)
Saxon

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'80年にリリースされた2nd。

SAXONと言えば、バイカーというイメージが
私にはあるのだけれどもこのアルバムはそのイメージが
特に強い。
NWOBHMの範疇に入りながら、割とカラッとしたサウンドで
ジメジメした怪しさが少ない楽曲が多いから
そう感じるのかもしれない。

①は本当に気分がスカっと晴れるような
明るいリフが特徴の疾走系R&R。
だけど、そこには'70年代HRを引きずるような
憂いのあるGuソロが入っている。
②も明るい雰囲気がそのままのシャッフルのリズムの
ブギーナンバーをやっている。
③で辛うじて、「ああ、NWOBHMだ(笑)」と
思える湿ったメロディが出てくる。

④⑤も比較的明るくて、最後までこんな感じなのかな~と
思っていたら⑥が面白いことになっている。
何と言うか曲調が明るいのは変わらないんだけど
ゴツゴツしたベースのグルーヴの上に、
いかにもブリティッシュロックって感じのギターリフが
乗っかっていて、Guソロの後リズムパターンが
突然変わるところは凄く好きだなぁ。
・・・上手く説明できなくてスミマセン(汗)。
とにかく、私がこの⑥が一番好きです。

⑧はGuソロがいい。明るい曲調にも関わらず
哀愁漂うソロを強引に入れるという力技も
不自然に感じないのが不思議だけど。

SAXONの作品の中でも
割と明るいイメージが強く、疾走感のある出来と
なっている本作品だが
正直なところ、この作品からSAXONを聴くのは
あんまりお勧めしない。
と言うのも、十人中九人くらいが初めてこれを聴いた時
メタルっぽさが薄くR&R色が強すぎると感じるだろうし
(それが彼らの特色の一つとも言えるのだが)
曲調はストレートだけどメロディが
あっさりしすぎているように感じるかもしれないからね。
・・・まあ、個人的にはあんまり好きな作品ではないという
理由が一番大きいんだけど(笑)。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Motorcycle man
③747(Stranger in the night)
⑥See the light shining
⑦Street fighting gang
⑧Suzie hold on



総評・・・74点

Denim and LeatherDenim and Leather
(2009/04/06)
Saxon

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'81年にリリースされた4th。

'79年にデビューしてから30年。
凄いね。NWOBHMのバンドの中で未だに頑張っているのって
殆どいないというのに、ラウドパークにも出たりもしてる。

昔のバンドの中でもNWOBHMというのは
特に若いメタラーにとっては古臭く感じるのかもしれない。
下手をすると、60年代デビューのLED ZEPPLINよりも
中途半端に古い分、余計にダサく思えるかもしれないが・・・
私にとっては昔、年齢に似合わずMSGやらをコピーしていたせいで
この手のサウンドにあんまり抵抗が無い。
まあ、流石に新しいとは思えないけどね(笑)。

しかし、同じNWOBHMの連中の音源と比べると
IRON MAIDENみたいな
アンダーグラウンドな感じがせず、本作品では特に
カラっと明るいメロディが多くて、一般の方にとっても
結構聴きやすいかもしれない。

①なんかはギターの軽快なリフを聴いてみると
へヴィメタルって言うより、もうロックンロールって感じだけど
やっぱりリフ至上主義なロックってのはシンプルで
何も考えずに聴いて、カッコいいと思える。
⑥はパッと聴いた感じ、UFOっぽい哀愁も持った
昔風のブリティッシュハードロックって感じだ。

で、ブリティッシュハードロックと言えば重要なのはGuだが
⑦のGuソロは特に光ってるね。ちょっと長めだけど。
ラストの⑨では、へヴィでミドルテンポの楽曲なのだが
やっぱり私はこれが一番好き。
歌詞もいかにもHR/HM賛歌であり、JUDAS PRIESTや
MANOWARなんかも似たような内容の歌詞を書いていたなぁ・・・。
やっぱりジーンズや皮ジャンってメタルにとって
象徴的なものだからねぇ・・・。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Princess of the Night
②Never Surrender
④Rough and Ready
⑥And the Bands Played On
⑦Midnight Rider
⑨Denim and Leather



総評・・・86点
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