謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
はじめに
このブログは、主に80~90年代のHR/HMのアルバムのレビューや 一曲単位でのレビュー、
そしてたまにHR/HMに関するコラムもどき等を書いています。

アルバムレビューは私の稚拙な文と100点満点形式の・・・ まあ、ぶっちゃけBURRN!誌のパクリです。
とは言え、まんまパクるのもつまらんので
「METALIST'S FAVORITE TUNE」というのを設けまして、 アルバム中の好きな曲なども挙げています。

私のレビューを参考にして アルバムを購入されることがあれば、 それはとても光栄なことですが
その際は全て自己責任でお願いします。
「つまらない、金返せ」とか言われると、結構 傷つきますのでご勘弁を・・・。

私は良いと思ったアルバムも つまらないと思ったアルバムも載せていきますので、
もし貴方が気に入ってるアルバムの点数が低かったりして、評価に納得のいかない方!
・・・その時は 私と好みが違うのだと思って諦めて下さいね。

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Amongst the Catacombs of Nephren-KaAmongst the Catacombs of Nephren-Ka
(1998/04/28)
Nile

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'98年にリリースされた1st。

エジプト風のメロディを時折混ぜたブルータルデスメタルバンド。

まあ、この1stではまだそのエジプト風メロディも
このバンドが作る楽曲に馴染んでいる風ではなくて
ちょっと浮いている感じもする。
デスメタルを特に好まれる方にとっては個性的とは
思っても、面白いかどうかは微妙だと思う。
⑩とかはブラックメタルっぽい疾走パートの中に
突然中近東音楽で使われるようなパーカッションが
入っていたりして、無理矢理感があるしね(笑)。

それにシンフォニックなSEが入る④⑤は、ブルータルデスメタル
と言うよりもメロディが目立ってないブラックメタルっぽくも
感じられるたりするし。
そんなに煮詰められた作品では無いかもしれない。

演奏力はこの1stの時点で既に凄くて、MORBID ANGELを
より激しくしたようなデスメタルが聴ける。
ただ、前半はどうもリフが面白くなくて退屈に感じられた。
突っ走っているだけって感じでね。
①なんかはブルデスと言うか、ここまでやるとグラインドコアっぽくて
ちょっと好みじゃあないなぁ。
しかし⑤からは曲展開も程よく凝っており
聴き応えがある。
怪しいSEを前面に出した曲が目立っているのは
MORBID ANGELをお手本にしているのだと思う。
禍々しい音楽性を演出するのに一役買っている。
が、あまりSEに頼らない⑧のような
普通のブルデスナンバーの方がカッコ良く感じられるのは
皮肉なものだ。(まあ、この辺は人それぞれで
SE生かした曲がいいという方も多いだろうが)

⑨は単調な前半の曲とは全く違い、リズムパターンが
非常に面白くブラストあり、普通に頭が振れる
スラッシュパートありで楽しめた。

前半の曲も後半の曲のようなクオリティがあれば、
もうちょっといい評価ができるのだが、
1stだからね・・・これくらい出来れば上出来でしょう。
(我ながら凄い上から目線だけども・・・(笑))


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Barra Edinazzu
⑤Ramses bringer of war
⑧Howling of the Jinn
⑨Pestilence and inquity



総評・・・71点

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Annihilation of the WickedAnnihilation of the Wicked
(2005/05/24)
Nile

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'05年にリリースされた4th。

アメリカ出身のブルータルデスメタルバンドだが、
これまで以上にメロディアスになり、
エジプト・中近東のメロディを積極的に取り入れ
本作品では聴きやすくなった感がある。
(とは言っても、あくまで「ブルータルデスメタルの範囲内で」ですが)

曲名も曲も長いのだが、彼らの場合は
②⑤で聴かれる疾走パートでは歯切れのいいギターリフ、
ベースを乗せてブラストパートを多く入れたドラムが高速でしかも非常に
正確にユニゾンをしているため、嵐のように過ぎ去っていく感覚がある(笑)。
まあ、これは言うまでもなくリフや展開に面白さが
無いと長さを感じるものだ。
④のように割と遅めの曲であっても、初期MORBID ANGELのように
ドラムだけはせわしなくパタパタ叩いてたりするのは
結構好きだなぁ。
あと、デスっぽくなくてスラッシュメタルっぽい⑦は
デスメタルが苦手な人にとっては一番聴きやすい楽曲かも
しれない。
(そもそも、そんな人がNILEなんか聴かないだろうけど)

あとは、そう・・・先述の通り、ほんのり漂う程度に
メロディに入った中近東のフレーバーが
彼らの楽曲を独特なものにしており、非デスメタルファンにとっては
どれも同じように聴こえがちな楽曲に個性を与えている。

彼らの楽曲を聴くと
「エジプト」→「ピラミッド」→「隷属し強制労働をさせられる人々」
みたいな感じで、その重いリフがどういうシチュエーションを
表現しているのかをそれぞれの楽曲で想像して、
遠いエジプトに吉村作治のような顔をして
想いを馳せる私であった・・・(←バカ)

まあそれはともかく
徹頭徹尾、ブルータルなだけでなく①など
中近東で使われる楽器を使ったインストなどもあるので
聴きやすい・・・訳でもないが(笑)。
多分、「ブルータルデスメタル」なんて言葉で感じるニュアンスよりも
実際に聴いてみると、聴きやすいとは感じるかもしれない。
いずれにせよ、この凄まじいテクニックとへヴィネスは
一度体験する価値はある・・・と思う。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Cast down the heretic
④User-Maat-Re
⑤The burning bits of the Duat
⑦Lashed to the slave stick
⑨Annihilation of the wicked



総評・・・88点
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