謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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ディジー・ミズ・リジーディジー・ミズ・リジー
(1998/03/28)
ディジー・ミズ・リジー

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'94年にリリースされた1st。

このサイトで扱うべきか、非常に迷ったバンドだが
一応HR/HMのカテゴリーに入っていると思うし
音楽的にそういう要素もあると思うので
レビューしてみることにした。

当時、私がラジオで流された⑤を聴いた時は
正直言って「いいバラードを書くバンドだな」くらいにしか
思っておらず、産業ロックとかメロディアスHRだと
完全に勘違いしていたが
まず、彼等の本質は
有名曲の⑤だけには現れていないことを断言しておこう。
B!誌において彼等は大プッシュされ
この⑤が特に評価が高かったから、そういう音をメインに
出していると思われがちなのだけれど、ね。

彼等の音楽性を言葉で説明するには、あまりにも
オリジナリティ溢れるものなので難しいのだが
凝った展開を持った、メロディアスな、
だけどオルタナティブロック風の重さや
適度なグルーヴ感も併せ持つバンドだ。
彼等が言うには「THE BEATLESに多大な影響を受けた」
そうだが、こういう台詞を聞くと
ENUFF Z'NUFFとかJELLYFISHみたいな音楽を
想像する方もいるでしょう?
しかし、そういうのともまた違う。
現在でもフォロワーは全くいないし、似たようなメロディを
作ることがそもそも至難だと思われる。
曲の展開は実質的なオープニングトラックの②から、
とても凝っており、先読みが出来ない展開なのだが
凝っているのは展開だけでなく
メロディも聴いたことがあるような親近感がありながら、
ちょっと聴いたことのないような代物だ。(矛盾しているけれども・・・)
しかしながら、それがマニアックになっておらず
プログレッシブロックのような敷居の高さを持っていないため
実に聴きやすい。
しかも、そうして作られた楽曲の一つ一つの完成度が
高いことに驚かされる。

④⑦⑫は割りとストレートな曲展開のため
単純に素晴らしいバラードだ、と表現できるが
他の曲は殆どがそういう具合で、聴き手に
未知の驚きを見せてくれるだろう。
それだけに「お約束」が好きな方にとっては
もどかしいかもしれないが・・・いいバンドだった。
残念なことに彼等は本作品も含めて
2枚のアルバムをリリースした後、解散した。
('06年に一度きりの再結成をしたらしいが)

90年代のHR/HM暗黒時代を突っ走った、
私にとっては正に「90年代と言えば、このバンド!」と
言えるくらいのインパクトを残した彼等の作品、
今こそ見直されてもいい時期に来ていると思う。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Waterline
③Barbedwired baby's dream
④Love is a loser's game
⑤Glory
⑥67seas in your eyes
⑦Silverflame
⑨Mother nature's recipe
⑪Wishing well
⑫Hidden war
⑭Too close too stab



総評・・・92点

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