謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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The Formation of DamnationThe Formation of Damnation
(2008/04/29)
Testament

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'08年にリリースされた9th。

ザクザクした
ベイエリアクランチサウンドをそのままに、今なおスラッシュメタルを
追求している彼らの現時点('09年6月)での新作は
ただ、疾走するばかりではなく割と凝った展開を
見せているあたり、彼らは
かつてMEGADETHがそう言われたようにインテレクチュアル(知的)な
スラッシュメタルだと私は思う。

②はアルバム"LOW"でもやっていた曲調であり、
おなじみのスタイルの楽曲。
タイトルチューンの④で、「典型的な」スラッシュナンバーが
来てくれるため、ここでまずファンの方は頭を振ることになるだろう。
で、その次は⑥・・・ということになるだろうが
これがまた一筋縄では行かない。
イントロからして、爆走チューンだろう・・・と思いきや
なかなか凝った展開で、結構メロディアスなGuソロまで
出てくる。
と言うか、本作品で意識したのかは分からないが
妙にメロディアスだ。キャッチーだとは言えないが
割と分かり易いメロディがそこかしこで見られるのは
Gu、アレックス・スコルニックのもうひとつのバンドの影響か?

ラストの⑪ではBaのグレッグ・クリスチャンが弾く、
ベース主導型のメインリフも格好良い。
スラッシュメタルというジャンルである以上
基本的にはドラムとギターが
サウンドの核となっているのは間違いないが
彼らの場合は、ザクザクのギターリフの裏側で
怪しくテクニカルにうねるベースラインがあるため、
ただ突っ走るだけのスラッシュメタルとは違い、
引き出しが実に多いんだよね。
これは昔から変わってないけどね。

しかし、小細工の濃度って言うんでしょうか、
そのさじ加減を彼らはよく心得ている。
彼らが持つテクニック・センスならば、色んなギミック・要素を
曲中に入れることはできるはずだが
やりすぎるとCYNICやMEKONG DELTAみたいな、
ちょっと変わった方向に行ってしまう訳で
それは本意では無いのだろう。
多少変わったことをやっていても
スラッシュメタルから逸脱しない範囲のことで、楽曲の
クオリティも合わせて往年のファンにとっても
安心できる出来と言っていいだろう。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②More than meets the eye
④Formation of damnation
⑤Dangers of the faithless
⑥The persecuted won't forget
⑩F.E.A.R.
⑪Leave me forever



総評・・・83点
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コメント
この記事へのコメント
はじめまして
私は⑦が一番好きな曲ですね。
2009/06/16(火) 00:14 | URL | WIDOWのファン #-[ 編集]
Re: はじめまして
> 私は⑦が一番好きな曲ですね。

はじめまして、当ブログへのコメント有難うございます。

⑦と言えば、"The henchman ride"ですね。
最初、高速の3連だったのが16ビートに移行するところとか
アレックスとエリック二人によるGuソロ部分もなかなかいいですよね。
スラッシュメタルのギタリストと言うと、あまりメロディアスなソロを
弾かない人が多い気がしますが、彼らはある意味他のスラッシュメタルバンドの
ギタリストと比べると
とても「音楽的な」ソロを考えている気がします。
2009/06/16(火) 01:18 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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