謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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Van HalenVan Halen
(2000/10/02)
Van Halen

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'78年にリリースされた1st。

最早、この作品はHR/HMだけではなくて
ロックの歴史を変えた一枚と言っていい革新的な
ロックアルバムだ。

一般的にスタンリー・ジョーダンがフュージョンによって広めたと
されるライトハンド奏法を、ロック界に持ち込み
それを実にカッコいい使い方をしたために、アメリカのギターキッズは
皆、エディ・ヴァン・ヘイレンの真似をしたのだろう。
それが世界中で流行って、今のHR/HMのギタースタイルが
形作られたと言っても過言ではない。
今では普通に聴こえるこのギターサウンド、78年の時点で
この音を出すって事自体が凄いことなのだが・・・
私もリアルタイムではないので、同時代のバンドのアルバムの
音を比べることしかできない訳だが
実際、比べてみて衝撃的と言わざるを得ない。
誰もいないもの・・・こんな音出している人って。

リズムそのものはへヴィだけど、曲そのものは実にポップな
①から始まり、②では何とギターソロの楽曲!
③はKINKSのカヴァー。
デビューアルバムでこんな大胆なことをやるってのは、
凄い・・・。
そして、それが全く外してないし
カッコ悪いことになっていない、どころか
コレでなくては決まらない、というのがまた凄い。
このバンドって、ギターフレーズのセンスだけじゃなくて
そういうぶっ飛んだところが最初からあったんだよね。

勿論、ギターだけじゃなくて
デイヴ・リー・ロスの存在感も凄い。
彼の歌は全然上手い方ではないが、オジーとは違った意味で
独特の存在感を出している。月並みな言葉で言うとスター性と
でもいいましょうか。ライブ映像を観ていると
サミー・ヘイガーよりも彼が有難がられる気持ちは分からないでも
無い。

本作品を聴いて、印象に残ったのは
このバンドは78年にリリースされた1stにして、既に
ハードロックや他ジャンルの音楽とのクロスオーヴァーを
やっており、しかもそれでいて唯一無二のオリジナリティを
持っていることだ。
もともとこの時代のバンドは、彼らに限らずオリジナル曲ばかりを
やらずに色んなバンドの有名曲を彼らなりに
アレンジして演奏していただけあって、
そういう音楽的なセンスが磨かれていたのだろう。
⑤はスキャットまで入っており、それがまた見事にハマっている。

衝撃的な①も勿論好きだが、私は⑩が結構好き。
出だしは古臭いR&Rっぽい曲で、まるで60年代かと
思えるほどだが、途中でエディの革新的なギターが入り、
デイヴの歌が入ると、それが「いかにも」なVAN HELENサウンドに
なっているところが面白いのだ。

アメリカンHRの一つの形となった、このアルバム。
当時だから衝撃的、ではなくて今聴いても
曲は十分素晴らしいのだから、未聴の方は是非とも聴いてみよう。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Runnin' with the devil
②Eruption
③You really got me
④Ain't talkin' 'bout love
⑤I'm the one
⑧Feel your love tonight
⑩Ice cream man



総評・・・93点

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