謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

高校時代くらいだろうか、その頃メロディアスなHR/HMを集中して
聴いており、その時特に目についたのがこの
レコード会社だった。
それまではレコード会社のことなど特に意識はしていなかったが、
この会社は色んな意味でちょっと変わっていた。

BURRN!などでも、90年代は「アメリカでへヴィメタルが流行らなくなった」とか
ネガティブな記事を書かれていた、その時期に
そんな世相に真っ向から「だからどうした?」と
言わんばかりに、数々のメロディアスHRバンドをデビューさせていた。
私が知る限り、このレーベルからデビューしたアーティストは99%
HR/HMのバンドだったからその後売れ行きも思わしくなく、
潰れてしまったのだが・・・
本当に惜しい。
ネタでもなんでもなく、
私はゼロコーポレーションに就職したいと考えたことがあった
くらい、へヴィメタルに対する愛を感じるレーベルなのだ。

そして、このレーベルはただへヴィメタルが好きという
だけでやっていた単なる道楽者の会社ではなく、
こと、へヴィメタルだけに関して言えばかなり
先見の明と功績があったと言える。
それはいくつかのマイナーなバンドを発掘し、チャンスを
与えたことを指して言っているのだが、
冗談抜きにこのレーベルが無ければ
デビューできなかった、あるいはデビューが数年遅れたバンドも
いたのだ。
代表的なものにSYMPHONY Xが挙げられる。
彼らのデビュー当時、1stアルバムは日本のゼロコーポレーションで
しか発売されなかったことは、ファンにとっては有名な話。
まあアメリカで、あのアルバム内容を売ることは困難だろう。

マイナーどころであっても、音楽の内容が素晴らしければ
デビューするチャンスを与えていたゼロコーポレーション。
有名どころも割りとアルバムを出していたりする。
UFOやMSG、それにティム"リッパー"オーウェンス時代ではあるが
JUDAS PRIEST、それにSAVATAGEにFAIR WARNINGなどなど。
そう考えると凄いな~と今更ながら思ってしまうが
このレーベルの凄いところは、そういう男気溢れる
営業戦略だけでなく
先述の「帯タタキ」だ。
その魂の入った帯タタキを見て
当時のメタラーは※鳥肌を立てながら、CDを買ったものだ。
(※多少は誇張しています)


いくつか例を挙げてみると、

「愁いが香るバラの花 熱い優しさに抱かれたい
深く香(かぐわ)しいドラマの花
…The Name of the Rose」

The name of the rose/TEN

「さあ行こう、感動と出愛い(であい)に…
その熱さが心を焦がす その輝きに胸が震える
本物の音楽が、呼吸している…」

Go!/FAIR WARNING

これは凄い。
糸井重里もある意味、裸足で逃げ出すような必殺のコピーである。
まあ、大御所の方のアルバムだとここまで
悪ノリはしていないのだが(笑)
それにしてもこのセンスには脱帽である。
この帯タタキを考えた人は今どこで何をしているのかが
気になる・・・。

今、ゼロコーポレーションの志を少しでも継いでいると言えそうなのは
AVALON。
ここの帯タタキもなかなかやるのだが・・・
まだゼロコーポレーションには遠く及ばない。
更なる精進が望まれる。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
頼もしいレーベルでした
私もゼロ・コーポレーションには
バンドの知名度、流行に捕らわれないメタルへの愛情、熱意のあるレーベルでしたね。
HR/HMが下火になりだした頃だったので
非常に頼もしい会社だったのを覚えています。

当時、SAVATAGE、SYMPHONY X、FAIR WARNINGにTENと
沢山のバンドのCDを買っていました。
私は、新人バンドでもゼロから出てるなら、
良質に決まってるとさえ思っていましたね。
The Name of the Roseの帯タタキ懐かしいです!
2009/07/09(木) 14:48 | URL | Wormboy #3hri4u1c[ 編集]
こんにちは。
僕もゼロ・コーポレーションは思い入れの強いレーベルです。
ゼロはオムニバス盤も充実してましたよね。毎年のレーベル内でのベスト選曲アルバムやバラード集、スピードナンバー集など我が家にも何枚か並んでます。中でもネーミングセンスにうならされたのはバラード集「美彩’d」(BESIDE)ですね。
そういえば、帯タタキ裏についているプレゼント応募券を集めてTシャツをもらった思い出もあります。
2009/07/09(木) 18:11 | URL | よしよ #-[ 編集]
>>Wormboyさん

今の時代であれば、HR/HMの中でも売れているサブジャンルはありますから
それなりに売り方は考えられるのでしょうが、
HR/HM暗黒時代だった90年代において、メロディアスHR・様式美HMのバンドを
積極的に売り出していたところに、メタルへの愛とか、業界の良心というものを感じます。

そして、Wormboyさんが仰るようにここのレーベルからデビューしていたバンドは
質が高いものが多くて、ハズレが極端に少なかったように思います。
信頼される気持ちは、よく分かります。
ゼロコーポレーションのCDは今でも
愛聴しているものが多いですから。


>>よしよさん

そうそう、ゼロコーポレーションと言えば帯タタキだけじゃなくて
コンピレーションアルバムですよね。
「美彩’d」(BESIDE)と言った、凄い名前のものも含めて
メジャーどころから、マイナーバンドまで売り出そうと安価で
たくさんリリースしていましたから
今考えると、
随分とサービス精神旺盛でもあった気がします。

そう言えば、今はあまりコンピレーションアルバム自体見なくなりました。
ネットが普及したから、あまり存在意義が無くなったからなのでしょうけど
ちょっと寂しいですよね。
2009/07/10(金) 01:15 | URL | メタリスト #-[ 編集]
メタリストさん
こんにちは、はじめまして。
コメント失礼いたします。ゼロ・コーポレーションと言えば、御大ロート兄弟も名作をリリースしていますね!とくにZENOのListen To The Lightは名盤中の名盤であり、帯には『聴け、旋律の光…メロディが息吹き感動が脈打つ…奏でよう、伝説のシンフォニー』と謳われておりましたw しかしながら、中身はその謳い文句通りの素晴らしい内容で、哀愁漂うメロディの連続に心底感動したものです。よしよさんのおっしゃっているベスト選曲集は私も持っていて、私のは疾走ナンバー集で『瞬』と書いて(fast)読むものでした。
メタリストさん、今後ともよろしくお付き合いのほどお願いいたします。
2009/07/10(金) 01:15 | URL | メタラーまっちゅ #-[ 編集]
>>メタラーまっちゅさん

はじめまして、当ブログへのコメント有難うございます。
ZENOのListen to the lightは帯を失くして、辛うじてカセットテープに記録したものだけが
我が家に残っているのですが・・・
楽曲だけでなく、帯も凄い内容だったのですね。
「奏でよう、伝説のシンフォニー」・・・(笑)。
失くしたことが非常に惜しまれます。

と、まあこういう風にネタにされることもあるゼロコーポレーションの帯タタキですが
HR/HMという音楽は色んな意味でエクストリームなものですから、
ある意味、ゼロコーポレーションの帯タタキは最もメタルらしかったのかもしれません。

>疾走ナンバー集で『瞬』と書いて(fast)読むものでした。
確か、4種類くらい漢字一文字の名前のコンピレーションアルバムが
ありましたよね。
違う会社のですけど「ピュアメタルサンプラー」なんてのもあったりして、
コンピレーションアルバムがよく出ていた、面白い時代でした。

>メタリストさん、今後ともよろしくお付き合いのほどお願いいたします。

こちらこそ、宜しくお願いします!
2009/07/10(金) 01:53 | URL | メタリスト #-[ 編集]
コンピレーションアルバムありましたね!!!
こんばんは!
90年代は本当にゼロ・コーポレーションから売り出された数々の良質バンドに救われた気がします。
確かにゼロ・コーポレーションから発売されたCDは、
今でも良く聴きますね。
そういえば、コンピレーションアルバム沢山出ていましたね!
メタルの好きな友達と貸し借りしていたのも
懐かしい思い出です。
2009/07/11(土) 00:10 | URL | Wormboy #3hri4u1c[ 編集]
>>Wormboyさん
メタルの好きな友達ですか・・・私にもそういう人はいましたが
FORTUNEとかXTにJACKYLなどなどこのレーベルでデビューしたバンドで
私が好きなものと言えば、圧倒的に
メロディアスHRバンドが多いですけど、そういうバンドの楽曲は
「女々しい」とか言われて、あまり理解を示されなかった暗い思い出があります(涙)。
多分、その反動で私は結構激しい音楽を聴くようにもなったのかもしれません。
話が逸れましたが、コンピレーションアルバムからメタルに興味を示して、メタラーになった人も
私の周りにはいました。(完全に狙い通りですね(笑))
そう考えると、やっぱりゼロって凄いな~と思います。
2009/07/11(土) 01:45 | URL | メタリスト #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://goldmetalist.blog53.fc2.com/tb.php/143-361438ed
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。