謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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Cryptic WritingsCryptic Writings
(1997/06/17)
Megadeth

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'97年にリリースされた7th。

自らの音楽のことを
「インテレクチュアルスラッシュメタル」と自称しているが、
個人的には前々作くらいまででスラッシュメタルの要素は
殆ど無くなった、と私は思っている。
しかしながら、再びこのアルバムで数曲スラッシュメタルっぽい楽曲を
また作ってきたことに、当時は結構驚いたものだ。
その曲とは⑤⑫のことだけども・・・
これらの曲は本作品において、主役だと私は思えない。

ではちょっとIRON MAIDENっぽい⑩だろうか?
いやいや、①~④のようなミドルテンポの楽曲だろう。
「個人的に好きだから、そう思えるのだろう」と言われて
否定はしないが、テンポの速いストレートな楽曲よりも
そういった遅い曲の方が明らかに出来がいいと
思えるのだからしょうがない。

何と言うか、私にとってMEGADETHとは
3rdくらいまではストレートに不吉なメロディを出す
不気味さを一つの売りにしていたバンドだと思う。
喩えるなら凶器を持って脅されるのが、初期の彼らの音楽だとするなら
本作品では、架空請求メールの山によって
じわじわと精神的に追い詰められるような感じ?
(喩えが最悪でスミマセン・・・)

今までの彼らの作品と本作品とで違うのは
曲展開よりも、アレンジの仕方に特に工夫が感じられる
ということ。
いきなりリズムパターンが変わったりするのではなくて
へヴィなミドルテンポの曲中で、ストリングが入った静かなパートを
入れていたり、と既存のメタルバンドがあまり
やらないことを積極的にやっている。
また①~④のような楽曲にある
この気だるさも感じるメロディラインは
ブームが下火になったグランジ・オルタナティブロックを
意識した曲作りの結果では無いかと推測してしまう。

途中、速い曲も混じっているため最初から⑥くらいまで
ダレることなくあっという間に終わる感じがするのが良いね。
⑦はあまり好きじゃないが、
シタールの入ったオリエンタルなメロディの⑧が
終わると、⑨でちょっとビックリするかも。
この曲は、曲の冒頭でいきなりブルースハープとか入ってて
ちょっと「ロック」っぽいリフを持った曲。
⑩は多分、昔からのファンを意識した曲だろうけど
これはちょっと浮いている。好きな曲だけどね。

アルバム中、私が最も好きな曲は⑪だ。
ギターソロもメロディアスで、昔のMEGADETHっぽさが
一番残っており展開もそれなりに凝っていて
これぞMEGADETHという感じ。

まあ、それなりに冒険をしていて意欲を感じる
作品だが、結局一番好きなのは定番な⑪というのも
何だけれど(苦笑)。
でも、しつこいようだけれども①~④はとても頑張っていると
思う。
賛否両論はあるだろうけど、サウンドも含めていいアルバムだ。
やっぱりエレフソンは辞めて欲しくなかったなぁ・・・。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Trust
②Almost honest
③Use the man
④Mastermind
⑤The distengrators
⑥I'll get even
⑧Secret place
⑨Have cool , will travel
⑩She wolf
⑪Vortex



総評・・・87点

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