謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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オズモシスオズモシス
(1995/10/13)
オジー・オズボーン

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'95年にリリースされた7th。

個人的には「オジーに凡作無し」という格言を勝手に
作っているくらい、彼の作品の良さは信頼している。
どんなギタリストが入ろうが、彼自身がどんな精神状態で
アルバムを作ろうと凡作にはならない・・・と。

だが、この作品からはその法則が崩れつつあるかもしれない。
はっきり言うと、アグレッシヴなHR/HMを作るためのアイディアが
彼には尽きかけている気がするのだ。
「HR/HM」と限定したのは、本作品に収録された楽曲自体は
素晴らしいと思ったからであり
①②のような楽曲に無反応な程、私はメタル不感症にはなっていない。

①ではザックのへヴィなギターと、地獄の底から呪詛の声を上げて
蠢くようなギーザーのベースが聴けて
この時点で「うむ・・・良し!」と思ったし、
とにかくドラマティックなバラード②でお腹一杯なくらい堪能できた。
バラードが連続しないように現代版BLACK SABBATHと言うか
ドゥーミーな④⑥のような曲も用意されている辺りは
聴き手のこともよく考えてはいると思う。

しかし・・・こういう曲ばかりではゆっくりゆっくり体を揺らすことは
できても思わず暴れたくなるような、アドレナリンが分泌されるような
そんな気持ちにはならない。
バラードが多いと言う批判もあった前作でも、
「これぞへヴィメタル」と言えるような、そんなアグレッションがあったのだが
本作品にそれがあまり感じられない。
それが私には物足りないのだ。

そりゃあ、オジーだって人間だ。歳も経るからいつまでも
暴れるような楽曲ばかりはできないだろうが、HR/HMの世界で
何十年もしぶとく生き続ける彼にはそんな現実を
忘れさせて欲しい、という気持ちが私にはどこかにあり
そんな奇跡をまた起こしてくれると期待していたからこそ、
夢から覚めたような、そんな気分にさせられたのだ。

厳しいことばかり書いたが、それはあくまでオジーに私が
純なへヴィメタルを求めているからだ。
広義の意味でのロックアルバムとしてはとてもよく
出来ており、このアルバムから
初めてオジーの作品に触れた方にとっては
「こんなに素晴らしい作品なのにどこが悪いんだ?」と
思われることだろう。
それくらいクオリティは高い。特にバラードは。
ただ、私にとって求めるオジーの音楽で無かったから
高い評価をしていないだけだ。


~METALIST FAVORITE TUNE~
①Perry Mason
②I just want you
③Ghost behind my eyes
④Thunder underground
⑧My little man
⑨My Jekyll doesn't Hide



総評・・・86点

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コメント
この記事へのコメント
メタリストさん、こんにちは!
このアルバムが発売された時は、
オジーの現役復帰でかなり期待して買った記憶があります。
メタリストさんのおっしゃる通り
このアルバム以降メタル度が少なくなって来ていると思います。
ただメタル度は少なくとも
粒揃いのロックアルバムですよね。
このアルバムを聴くと、
発売当時にNHKで放送されていた①のモデルにもなった「ペリー・メイスン」を良く見ていたのを思い出します。
2009/07/25(土) 15:26 | URL | Wormboy #3hri4u1c[ 編集]
このアルバムが私のメタル人生において、リアルタイムで聴くことができた
初のオジー作品だったこともあり、その時は凄く楽しんで聴いた覚えがあります。
しかし、後から他の作品を聴くとどうしても見劣りするんですよね。
とは言え、いい曲が詰まったアルバムであることに異存はありませんね。
②などは、オジーのバラードの中で一、二を争うくらいの出来だと思いますので。
2009/07/26(日) 01:11 | URL | メタリスト #-[ 編集]
一番始めに買ったオジーのアルバムは「No More Tears」でしたが
発売から数カ月過ぎてから買ったので、
私も厳密に言えばリアルタイムで聴いたアルバムと言えば、
この「Ozzmosis」になります。
他のアルバムと比べると地味な印象が確かにありますが、
ヘビーロックとしては好きな曲がたくさん詰まっているアルバムです。
2009/07/28(火) 15:02 | URL | Wormboy #3hri4u1c[ 編集]
Re: タイトルなし

「No More Tears」は91年ですからね。
その頃にメタルは聴いていましたけど、まだ右も左も分からない
状態だったから発売されて数年後に聴いたのだと思います。
まだまだBUCK-TICKとかとメタルを並行して聴いてた時期ですね(笑)。

この「Ozzmosis」にしてからが、HR/HMのサブジャンルなど
色々なことがある程度分かった上で
初めて楽しみにして聴いたアルバムでしたからちょっと
残念な気持ちはありました。
これが「No rest for the wicked」レベルのものであれば、
オジーへの考え方はまた違ったかもしれません。
2009/07/29(水) 01:27 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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