謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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ザ・ディヴァイン・ウィングス・オブ・トラジディザ・ディヴァイン・ウィングス・オブ・トラジディ
(2000/07/26)
シンフォニー・エックス

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'96年にリリースされた、3rdアルバム。

どのアルバムでもそうなのだが
正直なところ、このバンドのレビューをすると
他のバンドと違って、かなりえこひいきしてしまう自分が
いることを自覚してしまう・・・(苦笑)

それほど私はSYMPHONY Xが好きなのだが、そのきっかけは
このアルバムなのだ。
デビューの時点で演奏力は既に完成されていた彼らだが、
まあ、イングヴェイっぽいネオクラ系HMを志すバンドの中では
「こいつら、ネオクラ系HMというのをよく分かってるね!」
と親近感が沸く程度だった。

その程度の認識しかなかったのが何故かと言うと、
レコーディングに金をかけられなかったのか
若干音も軽かったし、やりたいことがまだまだ上手く消化できていなかった
ように思えたからだ。

しかし、この3rdで彼らは化けた。
この時期PANTERAが売れたことからトレンドはへヴィネス一色の
時代だったのだ。
メロディアスなHMをやっていた他のバンドが、モダンへヴィネス系のトレンドに
負けて、ただただへヴィなだけのつまらないアルバムを
作ることも多かったそんな時代に
彼らはその流れを逆利用し、見事に成長したのだ。

①で今までの彼ららしからぬ、へヴィなギターリフで始まったかと
思えば、怪しげなkeyそして勇壮なクワイアが入った後
ラッセル・アレンのパワフルな歌が入るとあら不思議、
これぞSYMPHONY Xと言うべき黄金の展開が待ってるんだなぁ・・・。
更に、中盤のギター&キーボードソロ直前の混声コーラスを初めて聴いた時
あまりのカッコよさに鳥肌が立ったのは私だけじゃないでしょう。

①だけでこれだけ美辞麗句を書き連ねてしまったが、
②⑤のように、今までの彼らのスタイルとはちょっと違った怪しさをもった曲も
あれば、③⑦のように2ndまでの彼らが作りそうな
いかにもなネオクラナンバーだってクオリティの高さを維持しつつ
作ってるのは本当に驚き!
⑥は①同様、ギターリフがかなりへヴィな曲なのだが
これは聴けば聴くほど面白い。
ミドルテンポでkeyが入ってなければ、まるでPANTERAのようだが
これもマイケル・ピネーラの魔法のような怪しさをもつkeyと
ラッセル・アレンのアグレッシヴなVoによって
彼ららしい楽曲になっている。

そして2ndアルバムでも少しやっていた少し長めの
プログレメタルへのあこがれが見える、⑧のような曲も
この手のジャンルの先駆者であるDREAM THEATERとは
一味違った作り方をしていて流石だな、と思う。
SYMPHONY Xがこういう長い曲を作ると、メタルでオペラを作るような
そんな感じで作るので典型的なプログレメタル、という感じには
ならずに聴き易い気がする・・・のは流石にファンひいきかもしれないけどね(笑)。

ま、とにかく・・・
名盤、名盤。
ネオクラ系HMが好きな人で、これを聴いていない人は
幸せかもしれない。なぜならこれからこのアルバムを
初めて聴くチャンスがあるのだし、そして私よりもこのアルバムを
飽きるのはおそらく後であろうから。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Of Sins and Shadows
②Sea of Lies
③Out of the Ashes
④The Accolade
⑤Pharaoh
⑥The Eyes of Medusa
⑦The Witching Hour
⑧The Divine Wings of Tragedy
⑨Candlelight Fantasia


・・・あ、こりゃ全部だね(笑)。

総評・・・95点
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