謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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Risk [ENHANCED CD]Risk [ENHANCED CD]
(1999/07/22)
Megadeth

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'99年にリリースされた8th。

Guのマーティ・フリードマンの言を要約すると
「このアルバムでは今までのMEGADETHがやっていなかった、
より深い感情を表に出すという作業を
やってみた。それがリスクを伴うことだとは
分かっているが、自分達はチャレンジするのが
好きだから敢えてやってみた」
・・・ということであり、
彼が言うことは、まあその通りなのだろうが・・・。

①は歌とダンサブルなグルーヴをフィーチュアした
へヴィロック。
ストリングスを入れており、ギターはあまり前に出ていない。
②は一言で表すならグランジ風。
ラストのギターソロのみ前作の彼らの雰囲気を残している。
歌メロはサビなどは結構ポップだが、デイブ・ムステインが
こういう曲をやっても、それは一つの表現というより
単にやる気が無いだけ、という風に聴こえる・・・(苦笑)。

④は何とベースラインが昔のディスコ風。
そこにあまり歪んでいないギターが入る。
これもMEGADETHっぽくは無いが、前半では好きな曲。
⑤は・・・私が最も驚かされた曲で
この曲は歌メロが明るくて、ポップだ。
多分、MEGADETHを全く知らない人が聴いたら
普通に「なかなかいい曲だ」と思うだろうが、
私は何だか、この曲を聴いて複雑な気持ちになった。
⑥はよく聴くと、前作でもこういう感じの曲をやってたな~と
思えるし、ラスト付近のドラマティックな展開はなかなか。

⑦も⑤同様ポップで明るく・・・サビは物悲しいメロディを持つ
曲であり、この曲のクオリティを見る限り
先述のマーティの台詞も単なる路線変更の
言い訳では無いことが分かる。
⑨はクリーントーンのGuが前面に出ていることを
除けば、割とMEGADETHらしい楽曲。
アレンジを変えれば"YOUTHANASIA"に収録されても
違和感は無いかも。

・・・この作品が発売される前に当時のBURRN!で
あまり良い評価は受けておらず、今までの彼らのサウンドとは
かけ離れているということだけは予備知識として
知っていたが・・・
はっきり言っちゃうと・・・これは厳しい出来だ。
賛否両論分かれる作品でもなくて、こういうのは
MEGADETHがやっても似合わないと
個人的には思うし、やって欲しくない。
まあ、メロディ的には面白い楽曲もあるが
ギターが全然前に出てないMEGADETH、
ギターリフが印象に残らないMEGADETHは
・・・無理。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
④Crush' Em
⑤Breadline
⑥The doctor is calling
⑦I'll be there
⑨Ecstasy



総評・・・72点

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コメント
この記事へのコメント
はい、駄作で間違いないでしょう!
こんばんは、

本作は、完全にMegadethが道を踏み外し、そして
Megadethファンが豪快な肩すかしを喰らった、
そんなアルバムでしたね・・・

Megadethはギター音楽たるヘヴィ-メタルを愚直に
やってきたバンドであっただけに私も正直、今作には
憤慨した思い出があります。

私はギターを弾くということもあり、マーティのリードプレイが
大好きなのですが、今作にはあまりマーティのリードがフューチャー
されておらず本当につまらない作品でした。
強力で印象的なリフも皆無でしたね!

メタリストさんには(4)のベースは昔のディスコ風に聴こえますかw
私にはPeace Sellsのリフに聴こえてしまいますw

まったくもってメタリストさんと同評価ですよ。私も・・・
しかしながらユナイテッド・アボミネイションズでは
大分、リフマスター、ムステインも原点回帰しているし
ぼちぼちリリース予定の新作にも期待しています。
不安要素はギター巧者、グレン・ドローヴァーがもう
脱退してしまっていることですね。また巧いギタリストが
プレイしてくれていることを願っています。
2009/08/07(金) 02:18 | URL | メタラーまっちゅ #-[ 編集]
当時は「やっちまったなぁ、MEGADETH・・・!」と苛立ちましたが
MEGADETHもこれ以降はメタル一直線の道を歩んでいますから、
まあ、一作くらいは変なアルバムを出してもいいと今は思います(笑)。
METALLICAの変化に比べれば、全然いいですからね。

ただ、作風が変わったことは許せても
メタル色は放棄して欲しく無いと言うのは誰でも思っていることですから、
メタル離れしたアルバムを作られると裏切られた気持ちになります。
MEGADETHを名乗る作品なら、最低限ギターが主役の音楽を作ってくれないと困りますよね。

私はベースを弾くこともあり、
ジュニアのダウンピッキング主体のゴリゴリとしたベースが好きでした。
それがMEGADETHサウンドを形作る重要な要素だとさえ考えていたので、
記事には書きませんでしたが、ベースラインにメタルっぽさが
薄れていたことが非常に残念でした。

④に関しては、EW&Fとかを彷彿とさせるような
古典的なダンスナンバーっぽいフレーズだと思いました(笑)。
こういうのは面白いと思いますけど、MEGADETHではやって欲しくないですね。
2009/08/08(土) 01:15 | URL | メタリスト #-[ 編集]
メタリストさん、こんばんは!

私もあまりの変化に「コレがMEGADETHか?!」と
憤慨するのを通り越して脱力感さえ覚えました。
確か④がWWFかどこかのプロレスで入場曲として使われるとかで
余程ヘビーなリフ満載のMEGADETHらしい曲を期待してたのに
MEGADETHの曲としてはガッカリしましたね。
曲としては嫌いではなかったのですが、
こういう曲をMEGADETHの名では
やって欲しくなかったです。
2009/08/10(月) 00:31 | URL | Wormboy #3hri4u1c[ 編集]
この作品がリリースされたのは'99年ってことで、もうグランジブームも去り
普通のHMの需要もそれなりにあったはずなんです。MEGADETHがそれまでやってきた路線の音楽をやっていたとしても
そんなに人気が落ちることは無かったと思うんですけど、
METALLICAのラーズが要らんことをデイブに
吹き込んだのがいけなかったのか?
妙な方向に進んでしまいましたよね。この一作だけですが。

私もMEGADETHじゃなければ、こういうのは嫌いじゃないです。
まあ、デイブの声は合わないと思いますけど。
2009/08/10(月) 01:12 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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