謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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Horror ShowHorror Show
(2001/06/26)
Iced Earth

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'01年にリリースされた7th。

前々から思っていたことなんだけれども、このバンドは
どういう音楽を好む層にアピールするのか、どういうHR/HMを
好む人に薦めるべきなのかを説明するのが難しい。
本作品の音楽性は彼らが初期の頃によく言われていたように
「ドラマティックな展開を持つスラッシュメタル」という形容が
一番合っているのかもしれない。
たしかに'90年代のへヴィ路線に走ったスラッシュメタルっぽい側面もあるし、
と思えば、BLIND GUARDIANみたいな派手なコーラスパートも
入っているし。
しかし、曲によってはその要素が交じり合っていないようで
どうも中途半端な印象があった。
そういう訳でどんな人に薦めるべきか難しいバンドなのだが・・・

本作品の①はスラッシーな楽曲で、リズム隊の上手さに
まず驚かされる。
下手なデス・スラッシュ系の人よりも上手いよな~と思ってたら
本作品でのBa、Drは元DEATHのスティーブ・ディジョルジオに
リチャード・クリスティだそうです。

ただし、曲がね・・・。
スラッシュメタルっぽいパワーメタルで勝負するにしても
リフやリズムパターンが別段面白い訳でもなく、
かと言ってメロディで勝負すると言っても
キャッチーさも無く、
「暗い」「アグレッシブ」「重苦しい」という印象が先に来て
あんまりメロディそのものは頭に残らないかも。
疾走感は割と感じるけどね。

ただ、⑥⑨は良い。
ダークでアグレッシブな曲で、展開も凝っているが
あくまで正統派HMっぽいメロディを基調としており
IRON MAIDENを彷彿とさせる
なかなかドラマティックで聴きごたえのある曲だ。
サビの歌メロはBLIND GUARDIANみたいに
ライブでは大合唱が起こるのではないだろうか。

⑪はスラッシーなりフと、ドラマティックな展開を
両立させることに成功している佳曲。
「オペラ座の怪人」とはちょっと曲のイメージが離れていて
メタルっぽすぎる気もするけど。

まあ、正直なところ⑥⑨⑪が無ければ
まだ点数は低くつけていたと思う。
私としてはそれくらい収録曲の出来不出来に差を感じたし、
あんまり前半の曲は好きじゃないので聴かない。
ヨーロッパでは大人気のこのバンドの人気曲が
こういう後半の曲のようなドラマティックな曲なのであれば
彼らの人気も理解できるが、もし前半だとすれば
ヨーロッパのメタルファンと私との好みの間には
結構な隔たりがあるのかもしれない(苦笑)。

と言うか、この3曲のような路線の楽曲がもっと目立った
アルバムを出せば日本でも割と人気が出る気がする。
演奏陣は随分テクニカルでタイトなので、
ドラマティックなパワー・スラッシュメタル路線と言えど
BLIND GUARDIANやRHAPSODY OF FIREなどとは
かぶらないしね。

ちなみに⑧はIRON MAIDENのカヴァー。
出来は可も無く不可も無い感じ。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Wolf
⑥Jeckyl and Hyde
⑩Dracula
⑪The phantom Opera ghost



総評・・・80点

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