謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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Extreme II: PornograffittiExtreme II: Pornograffitti
(1990/07/19)
Extreme

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'90年にリリースされた2nd。

前作ではまだ薄味だった「ファンクメタル」の要素が
顕著に現れ、そして⑤の大ヒットの後押しも受けて
売れに売れたのが本作品。
⑤だけを聴いて、これを買った人がどんな感想を持ったかは
分からないが
私はこのバンドのリーダー、ヌーノ・ベッテンコートは
おそらく自信満々でこの作品を出したのではないかと
思う。
ただミクスチャーっぽいことをやるだけであれば、
EXTREMEにファンはそこまで惹かれない。
本作品から数年後ではあるが、ミクスチャー系HRバンドは
いっぱい出て来た訳だし。

「彼らが何故売れたか?」について考えるならば・・・
まあ、ファンキーでありながら、
どこかLAメタルっぽい雰囲気を楽曲に残し
なおかつ、ギターヒーローと呼ばれるに値する程の
ギターの上手さがあったからこそ、ここまで大きな成功を
治めてきたのだと思う。
HR/HMのフィールドにあるバンドにとって、「ギタリストが上手い」と
言うのは非常に大きなアドヴァンテージとなるのは
80年代からの伝統であり、
ヌーノ・ベッテンコートのセンスはエディ・ヴァン・ヘイレンと
同等だと個人的に考えている。
①とか⑧なんて、リフを聴いただけでコピーしたくなったギターキッズが
多かったんじゃないだろうか?

1stを聴いた時点では、彼らの音楽に関して
ファンクメタルがどうのということは
私自身意識していなかったが、本作品の②④は
これでもか、ってくらいにファンキーさをアピールしている。
④にはホーンセクションも入っており、黒人さんが
歌ったらLIVING COLOURみたいになりそうな勢いだ(笑)。
私はベースを趣味で弾いているため、④を昔よくコピーしたものだが
本当にこのバンドの楽曲は演奏するのに苦労するけれど、
できたら凄く気持ちいいんだよね。
私の世代で、へヴィメタルが好きなギタリストと言うのは
大体、EXTREMEかMr.BIG、METALLICA、VAN HALEN・・・このどれかの
バンドの楽曲は弾けたもので
④のリフを弾くと、よく付き合ってギターを途中まで
弾いてくれたものだ。

話が逸れてしまったが
本作品で書かれる歌詞は非常にシニカルであり、下世話。
曲だけを聴くと決して暗い気持ちにはならない
ファンキーな②⑧⑩は歌詞を読むと、
結構キツイことが書いてある。彼らなりのブラックジョークとも取れる。
そんな中⑤⑨⑫⑬といったバラードだけは、
素直な歌詞であり、ホッとするかな。

楽曲にも歌詞にも非凡な才能を見せていた彼らだが、
個人的にいいなぁ、と思えるのは次の作品までかな。
1~3rdを聴いた時点で絶対、彼らはVAN HALENクラスのバンドになるとは
思っていたけど、作曲の好みが大衆に求められたものと
ズレが出てきてからはソロになっても
何だかパッとしないのが残念でならない。

再結成の音源も聴いてはみたが、
それでも「まだまだできるだろ?」という物足りなさを
感じたのも事実かな・・・。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
全曲。



総評・・・93点

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コメント
この記事へのコメント
Extremeは世代ではなかったのであまり聴いたことがありませんでした。いつか聴こうと思いつつなんだか地味な印象が拭いきれず結局別なCDに手が伸びてしまってMR.BIGは結構聴いてたんですが…。聴くならこのアルバムからですか?
2009/08/21(金) 01:29 | URL | 北欧海老 #-[ 編集]
メタリストさん
こんばんは!

ファンキーな楽曲に、卓越したリードテクニックなどに、全ギター
キッズが魅了された至高のアルバムですよね!私もその一人です(笑)

最近のヌーノはもう昔のようにメタリックなリックを弾くことが
あまりなくなっており、よりファンクな路線を追求していますね。
再結成の新作もそんなイメージでした、でもこのアルバムは
私にはドライブ中に聴くのに丁度いいんですけどね!

コピー好きの私もアルバムのほとんどを当時コピーしましたね。
(5)といえば、スティール・パンサーで聴いたパクリもなかなか
良かったですね!
2009/08/21(金) 01:34 | URL | メタラーまっちゅ #-[ 編集]
Re: タイトルなし
1~3rdまでなら、どれから聴いてもいいと思いますが、
1stは若さ溢れるアメリカンHR、3rdは洗練されてきて
アーティスティックな側面も伺えるファンクメタル・・・
で、この2ndがその中間くらいで一番HRバンドとしてのEXTREMEを
知ることができるアルバムだと思います。
4thと再結成後の5thは、あまりお勧めできませんね。
最初の3枚を聴いてから、ヌーノのギターをもっと
聴きたい、と思った方向きの作品です。
2009/08/21(金) 01:43 | URL | メタリスト #-[ 編集]
Re: メタリストさん
やはりメタラーまっちゅさんも、このアルバムの楽曲をコピーされていたんですね!
何だか嬉しくなりましたよ(笑)。

このアルバムは個人的に、本当にビックリしました。
それまではファンキーなグルーヴをHR/HMに取り入れても
合わない、という先入観もあったみたいですし
バンド単位でそれを上手に良い曲として表現できた人達は
いなかったですから。

ヌーノは私にとってはリアルタイムで脂の乗った時期を知っている、数少ない
ギターヒーローなのでとても思い入れがあります。
だからこそ、ソロになってからはHR/HMから距離をおいたような
ロックをやっているようで、寂しい気持ちになりました。

PS・・・STEEL PANTHERの「田舎育ちの女」の完成度の高さは
呆れて笑うしかありませんね(笑)。
2009/08/21(金) 01:58 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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