謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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Louder Than HellLouder Than Hell
(1996/10/01)
Manowar

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'96年にリリースされた8th。

ドラムにスコット・コロンバスが復帰し、ギタリストが
カール・ローガンに変わった本作品は
相変わらず、正統派メタラーの血をたぎらせる
勇壮なへヴィメタルをやっている。
曲のタイトルも他のバンドならギャグとしか
思えないものが多いが、彼らの場合はそれが文字通り
サウンドで再現されているため、笑う余地など全く無い。

8ビートで始まる①からして否応なく、私のテンションは高まり
②で早くもクライマックスを迎える。
(何か卑猥だが・・・(笑))
これはへヴィメタルを愛するものへ贈る彼らなりの賛美歌。
歪みまくったベースの存在感が凄い。
③はへヴィメタルが神々によって、どう創られて
そしてどのように演奏し、どう扱うべきかを説いた楽曲。
カールのGuソロが面白い。

④は①~③までの勇壮な曲とは雰囲気が異なり、
ピアノをフィーチュアしたバラードなのだが、エリック・アダムスが
ただ乱暴に歌うだけではなくちゃんと「歌を歌える」
実力派のシンガーであることがよく分かる、聴かせるタイプの
名バラードだ。
⑥はおそらくは全メタラーが頭を振るであろうスピードナンバー。
歌詞は「荒野の七人」をイメージさせ、男の生き方を説く
激しくも厳しい一曲。

⑦は彼らの楽曲の中でもアレンジにこだわっている一曲。
はじまりはピアノやオーケストレーションがフィーチュアされた
ロックオペラ調の豪華な曲調であり、
そこからMANOWAR節の8ビートのメタルナンバーとなる。
サビはメジャーキーで、曲名通り「王者の貫禄」を感じさせる。
⑧⑨はインストゥルメンタル。
正直長過ぎて退・・・
いや!荘厳にして、彼らの引き出しの多さを感じさせる楽曲だ。
(スミマセン・・・ちょっとだけ無理しました(苦笑)
と言うか、二曲連続インストって・・・)

⑩はラストを飾るにふさわしい、スピードナンバー。
ここでもカールのGuソロは目立つ。
この曲に限らないが、カールは
前任者のデヴィッド・シャンクルと比べるとかなり
テクニカルであり、メロディアスなソロが聴ける。

アルバムの出来がかなり個性的なことが多い彼らであり、
ちょっと変わった趣向を凝らすこともあるが、本作品は
比較的普通であり、力作。
MANOWAR入門編としてはお勧めだ。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Return of the warlords
②Brothers of metal pt.1
③Gods made heavy metal
④Courage
⑥Outlaw
⑦King
⑩Power



総評・・・86点

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コメント
この記事へのコメント
おぉ!マッチョメタル!Hail And Killは正統派メタルの傑作だと思います。

このアルバムは未聴なんですが、結構あっさりした出来と聞いてます。

そういえばこのアルバムタイトルは音量を下げるようデマイオ閣下に指示したら閣下は逆に音量全開にし、スタッフが「地獄よりひどい」と言ったことからついたらしいですね。やはり閣下は個性的を通り越して変態ですね(笑)
2009/08/28(金) 01:09 | URL | 北欧海老 #-[ 編集]
"Hail And Kill"と言うと、
アルバム"KINGS OF METAL"に入っている名曲ですよね!
このアルバムは確かにあっさりしていると言えばしていますが、
2曲目は"Hail And Kill"並みに熱い漢のバックコーラスがハマる濃い一曲です(笑)。

アルバムタイトルのエピソードは今や伝説となっていますが(笑)、3曲目の歌詞に正に
「へヴィメタルは地獄よりもうるさく(?)演奏されるべき」との一節が歌われています。
ディマイオ閣下は本当に個性的を通り越して、変・・・いや偉人と言うべきでしょう。
非メタラーにとってはいい迷惑ですが(苦笑)。
2009/08/29(土) 01:25 | URL | メタリスト #-[ 編集]
こんにちは。

自分のブログでは思い入れの無いアルバムなんて書いてしまいましたが、ノリが良い曲ばかりですよね。

Return of the Warlordって訳を読んだらバイカーの歌でしたが、そういうのを歌っても違和感ないのはアメリカのバンドだから?ヨーロッパのバンドは全部聞いたわけじゃないですがファンタジー寄りの印象があるので。

このアルバムの中では一番好きなのはOUTLAWですが、この曲の中で「しゃらくせえ」って聞こえる部分がありました。偶然だけどMANOWARのイメージには合ってるかな(笑)
MANOWARの全曲の中ではPower of thy Swordが一番好きですね。最後のエリックのシャウトがかっこよすぎ!
2010/07/06(火) 18:01 | URL | バーンズ #-[ 編集]
>>バーンズさん

コメントが随分遅れてしまってスミマセン。
今月は社内研修のためにPCが扱えない週が多くなってしまいました。

それはそうと、バーンズさんはいわゆるエピックメタルのような、壮大でスケールの大きい音を
好まれているようですので、MANOWARのアルバムではこれよりももっと好きなアルバムがあるのは
分かります。
"Outlaw"は途中に入る銃声のSEも含めて、雰囲気がいかにも西部劇の悪漢という感じがして
何と言うか、聴いているだけで燃えますね。
しかし、この曲の歌詞の中に「しゅらくせえ」という空耳があるのはとても興味深いです(笑)。
どこなんでしょうか。

"The power of thy sword"と言えば、RHAPSODYもカヴァーしていましたが
本家の方がやはりカッコよく出来ていると思います。
ラストのカウンターコーラスっぽく重ねられた歌メロと、ラストのシャウトは
私も痺れましたよ♪
2010/07/10(土) 00:55 | URL | メタリスト #-[ 編集]
メタリストさん、こんにちは!
お返事ありがとうございます!

OUTLAWはこのアルバムのなかでは一番エピック度が高いかもしれませんね。
空耳については"Shot of whisky I'll be on my way"のshot of whiskyの部分がそう聞こえました。

MANOWARといえば新作アルバム「HAMMER OF THE GODS」も待ち遠しいです。
2010/07/10(土) 12:21 | URL | バーンズ #-[ 編集]
>>バーンズさん

"Outlaw"の空耳の部分を意識して聴いてみましたが・・・
確かに聴こえます。
何かボソっと言ってる感じがいいですね(笑)。

MANOWARの新譜は年内に出るそうですが、今度はどうなるんでしょうか。
前作のようにオーケストレーションを目立たせた作品になれば、
JUDAS PRIEST的な正統派HMを求める向きには敷居が高いかもしれませんが
バーンズさんとしては楽しめるかもしれませんね。
2010/07/11(日) 00:44 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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