謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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HR/HMに限った話ではないが、一つの音楽ジャンルやバンドを
好きになった人は同ジャンル、同バンドの昔の音源を
手に入れる傾向がある。
こういう人全員が音楽そのものに興味があるという訳ではなく
コレクターとして情熱を燃やしている
可能性はある。

そういう稀なケースを除くと、昔の音楽を遡って聴くという行為。
これがHR/HMの中でどんな意味があるか?
それをちょっと考えてみたのだが、
結論から先に言ってしまうと・・・自己満足に過ぎないことが
分かった(苦笑)。
まあ、HR/HMを聴くことでたとえば音楽の評論でもして
飯を食おうと考えている人や
あるいは自らが音楽を作ることで生計を立てようとする人には
その成長過程で、先人のプレイに触れることは
決して無意味ではないと思うけどね。

こと、趣味で聴いているだけの私のような人間には
HR/HMや音楽を遡って聴くことにさして意味は無い。
そして、昔の音楽を知っているからと言って誇りに思えることも
無い。
しかし!
これだけは言える。
先ほど出した、「自己満足」という結論だが
これは必ずしも悪いことでもつまらないことでも無いと思う。

それはどういうことか?
たとえば・・・イングヴェイ・マルムスティーンの音楽を
聴いて、好きになったとしよう。
有名な話だが、彼はギターのプレイスタイルにおいて
クラシックのパガニーニ、
ロック界ではジミ・ヘンドリックスやリッチー・ブラックモア
そして、ウリ・ジョン・ロートに影響を受けたと
公言している。

そこで、もう彼自身の音楽は既に聴いてしまって
聴くものが無くて次にリッチー・ブラックモアを聴いてみる。
リッチーと言えば、一般的にはDEEP PURPLEだが
よりイングヴェイ・マルムスティーンの音楽に近い
RAINBOWをたまたま聴いてしまうと、かなり高い確率で
RAINBOWも好きになる、と思うのだ。
好きにはならなくても、イングヴェイの音楽に近い何かを
期待してとりあえずDEEP PURPLEなど、彼が
影響を受けたバンドを幾つか聴いてみようという
気にはなるかもしれない。

そういう数珠繋ぎ的な感覚で、最初は様式美HMのみしか
好みでは無かったのに70年代HR、60年代、サイケ、
プログレッシブロックなどなどと自分が
好きになれる音楽は多くなる。
そうなると最初に好きになったイングヴェイ・マルムスティーンの楽曲を
より幅広い見地から見ることができる。
具体的には、「この曲の元ネタは・・・だ」とかそんな感じで
まあ・・・よりコアなへヴィメタルマニアになれるって訳だ(笑)。

しかし、他人にとっては「だからどうした?」って話にしかならない。
そういう意味で自己満足だと私は書いた。
昔の音楽を聴かないからと言って何も恥じる必要は無いし
別に好きでも無いものを無理して聴く必要は無い。

よくいるでしょ?
匿名掲示板とかで、昔のバンドをリアルタイムで見て
昔の音源を聴いているから、聴いていない人を
馬鹿にするような発言をする人とか、
昔の音楽の偉大さを客観的評価のように書き
新しい音楽を無闇に馬鹿にする人とか、ね(苦笑)。
そんなものは所詮自己満足に過ぎなくて、
他人を不快にさせるくらいならば、いっそ自分の思い出の中のみで
留めておくべきなのだ。

閑話休題。
その「へヴィメタルマニア」になれる、というその自己満足。
それ自体は悪いことじゃないと思う。
いや、客観的に見たらどうなのか分からないが
少なくとも楽しめる音楽が増えたり、良いと思える音楽が
増えたり、自分が好きな音楽をより多面的に
見れるようになれば、たとえそれが自己満足であっても
楽しくはないだろうか?
音楽ファンであれば、多分その気持ちが分かってもらえるだろう。
そういう意味でHR/HMの世界でも「温故知新」って
あるなぁ・・・と思う。

だから、私は今でも中古CDとかで
未購入の昔のバンドのCDを見つけたら
値段次第では買っている。
流石に正体不明の訳の分からないバンドの音源を
いきなり原価で買ったりすることはあまり無いが、
それでもたまにいいバンドを見つけたりして、それが
意外なバンドと繋がっていたするので面白い。
こういう感覚って、はっきり言ってオタクそのものだけど
私自身は恥じていない。
いいんです。先述した通り自己満足なんだから(笑)。
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コメント
この記事へのコメント
「合意が得られた」新譜の良盤を買った方がよい
私は今年の春、HORCASというバンドと
NEPALというバンド
(どちらもアルゼンチンのバンド)
を好きになり、過去作を集めたりもしました。
しかし結局、自己満足である事に気づき、
全て売ってしまいました。

NEPALの3rd(97年にリリースされた)は
実はスラッシュメタルの名盤なのですが・・・、
私はスラッシャーではありませんので(笑)。

ところでVADERの新作は『鋼鉄龍の咆哮』他、
ブロガーさんたちの間で評判がいいみたいですが、
やはりこういった「合意が得られた」新譜の良盤を
買った方が実は得策なのかもしれませんね・・・
今、私はVADERの新譜を聴いているのですが、
つくづくそう思いました。
2009/08/29(土) 06:38 | URL | WIDOWのファン #-[ 編集]
>>WIDOWのファンさん

まあ、所詮は趣味であるからその全てが最初から自己満足の域を出ることは無いのですが、
自分にとって、「今持っているCDがどんな価値を持っているか」もご自分のスタンスに合わせて変わってくると思います。
だから、私の場合は基本CDを売りません。
後から「売らなければ良かった」と思うこともありましたからね。
そういう意味では私は結構女々しいのかも(苦笑)。

あとVADERの新作の件ですが、半分はWIDOWのファンさんに同意します。
やはり、自分と似た音楽的嗜好を持った方が薦めているものは信頼できますからね!
・・・ただ、私は多くの場合まず試聴をしてから購入を決めますね。
好きなバンドの新作であれば、基本的に無条件で買うことが多いですが。
2009/08/30(日) 01:06 | URL | メタリスト #-[ 編集]
私にとって
好きなアーティストが影響を受けた先人の作品を遡って聴く行為は、
そのアーティストへの影響や作品の背景を知る助けになっています。
ただあくまで個人的な趣味の領域ですので、
メタリストさんのおっしゃる通り
他人から見れば「自己満足」ですね。
「〇〇の影響を受けた作品を全部聴いた」
「好きな俳優の映画を全部見た」
と興味がない人にどんなに熱く語ったところで
相手に興味がなければ軽く聞き流されてしまいます。
我が家がまさにこれなんですが(苦笑)
このような「自己満足」的行為は、
音楽に限らず全ての趣味に当てはまるのではないでしょうか。
2009/09/01(火) 16:57 | URL | Wormboy #3hri4u1c[ 編集]
>>Wormboyさん

好きなアーティストの作品の背景を知りたいという知的好奇心は、よく理解できます。
特にHR/HMの中で一番最初に聴いたバンドが気になると思いますが
そういうバンドのメンバーが
何を語っているのか、どんな音楽を聴いていたのかを
知るために、BURRN!誌などのインタビューやライナーノーツを
頼りにしますからね。

で、こういう自己満足的な行為は仰る通り、音楽に限ったことではありませんね。
何の世界であっても、熱心さが度を過ぎると傍目には奇異に映るものですが
私は気にしません。
たとえ、家族からキ○ガイ扱いされようとも!
(嘘です・・・ちょっと無理しています(苦笑))
2009/09/02(水) 01:37 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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