謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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Symphony of Enchanted LandsSymphony of Enchanted Lands
(1999/11/23)
Rhapsody

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'98年にリリースされた2nd。

最早、メロスパー、シンフォニックメタルファンにとっての至宝と
言っても過言ではないイタリアの
RHAPSODYが発表した2ndにして、1stから始まった
「エメラルド・サーガ」の二作目。

今でもこのバンドとの出会いははっきり覚えている。
まだ、ラジオ番組「HMシンジケート」に広瀬氏が出ていた時の頃
②が紹介されたのだ。
その時、確か広瀬氏も酒井氏もこのバンドのことを概ね好意的に
評価していたようだったが、「ファンタジーRPGのようなジャケット、
音楽が~」と多少ネタにもしていた。
私はと言うと、あまりの曲のカッコ良さにフリーズしてしまった。
いや、これはネタでも何でもなく
ここまで大仰でヒロイック、そして思わず歌いたくなるサビを
作ってくれたバンドはいなかった。

彼らに近いバンドとして、過去にもBLIND GUARDIANのようなバンドは
いたが、ファビオ・リオーネのように圧倒的な歌唱力を
持ったシンガーを擁したバンドではなく
ドラマティックでシンフォニックでありながらも、
純粋な意味でのシンフォニックさよりも、メタルっぽさを
優先しているバンドが多くて・・・
つまり、RHAPSODYが
バンドで表現したい物語の雰囲気をより出すために
敢えてオーケストレーションを多用したり、ハープシコードを入れたり
とメタルらしさが薄れるサウンドを志向していることに
対して、他のバンドは一応メタルらしさを強調するかのように
ギターリフのインパクトを優先させていたように思える。
それはへヴィメタルとしては
正しいが、シンフォニックメタルとしては横道に逸れているように
私は思った。
そういう意味で純度100%のシンフォニックメタルを初めて
作った功労者が彼らであるように思う。

それにしても・・・②だけじゃなくて、全ての曲のタイトルが
徹底している。これは一つのコンセプトアルバムだから
という理由を抜きにしても、このセンスはMANOWARを越えていると
言わざるを得ない(笑)。
いや、氷の戦士が美しい祖国を邪悪な力を持つ王から取り戻すため
エメラルドの聖剣を求める旅をしているのだから
これくらいで驚いていも仕方が無いだろう。

全曲を通して聴ける、彼らのサウンドは先述した通り
徹底して雰囲気作りを優先させており、いわゆるへヴィメタルバンドが
使う楽器よりも曲によってはオーケストレーションや
SEが目立っているため
ロックバンドの作品というより映画やゲームのサントラっぽく
聴こえる部分もあり、そこが好きだという方もいるかも
しれないが個人的には④~⑤⑩あたりで
ちょっとやりすぎかなぁ・・・と冷めたりもしたが
⑥なんかはちょっとSYMPHONY Xっぽいコーラス、曲展開が
気に入っており、②の次に好き。
アレックス・スタロポリのKeyソロもいいしね。

ただ、後半の楽曲がちょっと雰囲気重視しすぎの感があり
疾走ナンバーも結構あるのだけれども
②ほどのカタルシスを感じる、勇壮なメロディが聴かれないのが
残念。ちょっとダレるね。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Emerald sword
③Wisdom of the king
⑤Eternal glory
⑥Beyond the gates of infinity
⑨Riding the winds of eternity



総評・・・88点

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コメント
この記事へのコメント
こんばんは!

このアルバムやはりエメラルドソードという強力な楽曲の印象が強すぎますね!
全体的にファンタスティックでシンフォニックな曲調は壮大なスケールで
描かれており、なんだかアルバムを通しで聴いていると自分がRPGの
主人公にでもなったかのようなアホな妄想すら抱きます(笑)

しかしながらそれだけ壮大で勇壮な楽曲群のクサさにはやられましたね!
2009/09/06(日) 01:53 | URL | メタラーまっちゅ #-[ 編集]
>>メタラーまっちゅさん
"Emerald sword"はバンドの看板曲みたいなもので、あまりにも有名すぎますね。

BLIND GUARDIANなんかは一応、既存の小説を基に歌詞を作ったりしていますが、
彼らの場合は自分達で「氷の戦士」とか考えています(苦笑)。
彼らがデビューした時に、「ついにメタルもここまで来たか・・・」と
複雑な気持ちになったものです。
しかし、この過剰な演出もまたメタルと言えるでしょう(笑)。
2009/09/06(日) 14:15 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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