謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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SpellcraftSpellcraft
(2008/05/20)
Darkseed

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'97年にリリースされた2nd。

ドイツ出身のゴシックメタルバンド(?)。
ライナーノーツを読んでみると、BURRN!の前田氏が彼らのアルバムを
メロディックデスメタルの特集記事で扱ったそうだが
どうもこのバンドをメロデスとかメタルという扱いをすることに違和感を
感じる。
暗くメロウな音楽をやっていて、音楽的に嫌いでは無いけれども
メタルとは聴いた感触が異なる気がしてならない。
IRON MAIDEN風の楽曲をニュースクールHCパンクのバンドがやったような
そんな感じがする。

②は初期AMORPHISのような暗く重いイントロが始まり、
「ああ、『ゆっくり系』の曲なんだな・・」と思ってたら
やおら軽快なリズムで、IRON MAIDENのようなギターのハモリが入ってくる。
間奏においては、ストリングスや女声コーラスも入ってきて
ゴシックメタルらしさは確かにあるね。
そういう曲が多ければ、まあいいのだが
③は明るい女声コーラスの歌メロがイントロで出てくるので
驚く・・・と言うかここだけ聴いたら、メタラーなら「ゲッ・・」と
なるかも(苦笑)。
更に後半になるとHCパンク的なアレンジが出てくるので
私はちょっと苦手だな。
具体的に言うなら、ギターのリフが伸ばし気味で
あまり刻まないところがメタルっぽくないのだ。
泣きのメロディの扇情力があるのは認めるが。

⑤もアレンジ的には好きではないが、それを補ってあまりある
哀愁漂うメロディが魅力的。
これはFAVORITEに自信を持って挙げることができる。
⑦は重いミドルテンポの曲だが、ドゥーム系のバンドがやるような
グルーヴィで中毒性のあるリフではないかな。

まあ、どの曲もそうなんだけれどもハッとするような
メロディセンスの良さはあるんだけどアレンジのされ方が
好きじゃないんだよなぁ・・・。
「このまま進んでくれたらいい」と思っていると、私にとっては
有難くない余計なアレンジを
施してしまっているように思える曲も多々ある。
寸止めされている感があって物足りないのだ。

それと、RAGEに通ずるフィーリングがあると
ライナーに書いていたがそれはあまり期待しない方がいい。
RAGEが好きな私にはそれはさほど
そういうフィーリングは感じなかったから。

まあ・・・私としてはたまには聴きたくなるけど、
そう頻繁に好んで聴くアルバムじゃないな。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Fall whatever falls
⑤That kills my heart
⑧Spirits
⑩Senca
⑪Chariot wheels



総評・・・79点

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