謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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※最初に断っておきますが、この記事は画像が主役の
言わば「出オチ」的な性格を持っています。
なので、じっくり読んでいただける方は少しずつ
スクロールすることをお勧めいたします。
リンク先は全てAmazonのリンクなので、安心して
踏んでください。
勿論、クリックしただけで私の利益になることは
全くありませんので。

・・・それと、毎度のことですが
どこがネタかどこが本気かは分かると思うので、
クレームはご容赦を。




HIPHOPやR&B等、いわゆるブラックミュージックには昔から
ネタか本気か、一見して前衛的なセンスを持ったジャケットが多いことを
私は昔から知っていたが、
では、HR/HMにおいてはどうだろうか?
・・・結論から言うと、HR/HMも負けてはおらず数も豊富だ。

HR/HMとは音楽の性質上、ビジュアルセンスにおいても
エクストリームな面があるのは当然である。
それはメンバーのファッションや言動、そしてアルバムジャケットにも
そのこだわりを見せることが伝統だ。
今ではシックなデザインのものも増えているものの
まだまだイカれた・・・いやイカしたアルバムジャケットが時々出てくることが
頼もしい。

歴史に残るような個性的なアートワークのアルバムジャケットは、
やはりHR/HMが隆盛を極めた'80年代に多いようだ。
まずは軽いジャブ程度のものからいくつか紹介しよう。


RIOTの"NARITA"
これは有名だろう。
しかし、マーク・リアリは日本のことは好きだと思うのだが
ジャケットを描いた人が日本のことを熟知していることに驚かされる。
メタラーから見た80年代の日本とはこんな風景だった、と
年配のメタラーの方ならばノスタルジーのため
むせび泣くに違いない。


ANTHRAXの"STATE OF YOUPHORIA"
彼らのジャケットは狙っている感があるので、アレだが
ムンクの「叫び」からインスパイアされているのかもしれない。
彼らの音楽的なインパクトも合わせて
とても勢いを感じさせる一枚だ。


SCATTERBRAINの"HERE COMES TROUBLE"
「危ない」と言われたことはやるべきではない。
だが、そこを敢えてやるのがメタルいや、ロックということだ。
一見して古典的なコントのようにも見えるジャケットだが
実はそういうロックな姿勢を表現したいという狙いがあるのだろう。
たかがロックと軽視できない深遠な意味を持つジャケットであることが
分かる。


TANKARDの"THIRST"
ザック・ワイルドに代表されるように、メタルミュージシャンには
アルコール好きが多い。
そういう人間にとってアルコールとは最早エネルギー源と言い切って良い。
この初老の男性メタラーもそのクチであり
喉がカラカラでビールを飲みたくてしょうがないのに
バーが666kmも先にしか無ければ、
このような悲しげな表情になるのも道理だ。

しかし、この男性は一体どこにいるのであろうか。
ヴァッケン・オープン・エアに向かう途中
不埒な輩にチケットを奪われた上、眠らされて
シベリアとかモンゴルにでも放り出されていたのだろうか?
憐憫の情を禁じえない。



CUSTARDの"FOR MY KING"
中世の騎士道精神を表現したのであろうか。
ディフォルメ化されたような雄雄しき戦士の姿の描かれ方は
印象派の画家の手法にも通ずるものがある。
真ん中の戦士の雄叫びが
ジャケットから聴こえてくるような迫力を感じさせる。

・・・バンド側にも金が無くて、採用せざるを得なかったとか
このジャケットが採用された背景を色々想像をめぐらせてしまう一枚だ。



TNTの"KNIGHTS OF THE NEW THUNDER"
北欧メロディアスHRを代表するTNTは※デビューアルバムからして
意気込みが感じられるデザインだ。
(※正しくは2ndアルバムでした)
雷鳴に半裸の女性のイラスト、そしてメンバーの写真・・・実に前衛的。
まあ、今ではいい思い出話となっていることだろう。



MANOWARの"GODS OF WAR"
MANOWARは毎回毎回、ジャケットにほとばしるパッションが
尋常で無いことでもよく知られているバンドだが、
これはその中でも特に強烈。

このジャケットは修正がかかっているヴァージョンで、
「あられもない姿のおにゃのこをはべらせて、
ハーレム状態の雄雄しいメタル戦士ver」もあるので、
興味がある方はAmazonで探してみてください。
すぐ見つかりますので。


写真が小さくて、大変申し訳無いが、これも凄い。
MANOWARの"ANTHOLOGY"
・・・MANOWARのへヴィメタルにかける情熱は、
音楽やパフォーマンスだけでなく、自己鍛錬にもあることは
有名。その鍛錬の賜物がこれだが・・・

男性がこのアルバムを持っていると
このジャケットを他人に見られただけで、性的マイノリティと見なされる
可能性大だ。
配偶者がいる方は、パートナーにいらぬ誤解を与えて
家庭崩壊へと繋がらぬよう、
保管には厳重に注意すべきだろう。









この段階でも、HR/HMを代表する個性的なジャケが並んでいたが
今までのものをリトルリーグとするなら
メジャーリーグと言えるジャケットが
これだろう。






BATTLEAXEの"BURN THIS TOWN"



10-1.jpg
これは見覚えがある方も多いだろう。
私もBURRN!誌のアルバムレビューで見た覚えがある。
音楽性は至極まともな正統派HMらしい。
存在は昔から知っていたが、Amazonのリンクで探しても
見つからなかったため、海外のサイトから画像を頂いた。
これも先述のCUSTARD同様に、何か印象派の画家の手法を
取り入れたと考えられるアーティスティックなデザインだ。

・・・おそらく、これはHR/HMを侮蔑するという腐敗した思想を
持った愚民の街を
旧約聖書における、ソドムとゴモラの市を神罰により焼き払ったことに倣い
一人の斧を持ったメタル戦士が怒りのあまり
天に代わって火を放ち、己の無知さを悔いる民に
メタルの素晴らしさを説いているところだろう。
よく見るとこのコンセプトはHIBRIAの1stに通ずるものがある。
歴史は繰り返すということなのだろうか。




最後に挙げるのが私、メタリストが見た限りでは
メタルジャケ界の中では最大のインパクトを誇るであろうと自信を持って
オススメできる・・・



STRYKENの"FIRST STRIKE"



8-1.jpg
何と言うか・・・
私もこのジャケットを見つけた時は、その完成度に絶句した。
鋭角的なバンドロゴも素晴らしいが、特筆すべきはメンバーの出で立ちだろう。
左端の男は割と我々がよく知るメタル戦士の姿であるが
中央二人のファッションは、今見てもかなり斬新である。
右の男のプロテクター(?)にしても、左の男が身に付けた
コルセット状のものも、私のような凡俗のメタラーには
到底理解が及ばない。
かれこれ20年くらいHR/HMを聴いている私に
「メタルって何だろう?」とじっくり考えさせられた、
革命的な一枚だ。



一連のアルバムをいかにも私が持っているかのように
思われるかもしれないが、実のところ
一部を除くと、持っていないし
特に最後の二つとMANOWARのベストは私もCD屋で見たことすら無い。

ただ、もしそれを見つけて、購入したいと思ったならば
裏返しにして購入するなど言語道断。
メタラーならば上記のアルバムを複数枚買おうとも
全てのジャケットの表が店員さんに見えるように、
いや誇らしげにアピールするかの如く、堂々と買うべきだ。
恥ずかしいと思うのはまだまだ修行が足りないからだ。

まあ、イングヴェイの"TRILOGY""FIRE AND ICE""SEVENTH SIGN"の中から
一枚でもそのように堂々と買っているあなたであれば
非メタラーにとっては、十分に「気合の入ったメタラー」と
憧憬の目を持って迎えられているに違いないのだから
気にすることはない。
諦めて・・・もとい、安心して買うと良い。




・・・こんなしょうもない記事で一年を締めくくる
ことになってしまって何ですが(笑)、
皆さんの応援があってこそ、このブログの更新を続けることが
できたと思っています。
有難う御座いました!

なお、これが今年最後の記事であり
1/1~1/3くらいまで、所用にて記事を更新させることが
出来ないと思いますが、
その間もPCを触れる時間が出来るようでしたら
なるべく頂いたコメントに対して早く返信をしようと思っています。

では、皆さん良いお年を!
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コメント
この記事へのコメント
いや~、笑わせてもらいました。普段なんとなく見てるジャケットもこうして特集してもらうと改めて可笑しいことに気づきますね。感覚的にマヒしてるかも (@_@;
僕は特にCUSTARDに震撼しましたね ^^;

しかしもう31日ですね!
今年はブログを通してお付き合いいただき大変お世話になり、ありがとうございました。
また来年も宜しくお願いします。
それでは、よいお年をお迎え下さい(^-^)/~
2009/12/31(木) 07:39 | URL | たけちよ #-[ 編集]
今年最後のメタラー的大笑いでしたwww

なんでメタルのジャケってこんなにアレなんでしょうね・・・
ツッコミどころ多すぎて全部相手に出来ませんがw

Scorpionsのヴァージン・キラーくらいなら買えましたが
MANOWARだけは絶対無理ですw
音楽だけでなくジャケまで『男前』過ぎるwww

そういえば毎日更新です・・・か!?
ホントお疲れさまでした!スゴイです・・・
鉄人レビュワー認定します!(*゚∀゚)ノ
でも体調にも気をつけて下さいね!!

では良いお年をお迎え下さいっ!
2009/12/31(木) 11:52 | URL | koumei #-[ 編集]
面白い!!
"ジャケ買い"の僕にとっては
これほど面白いのはない!!

CUSTARDとか良く聴いてたな~
と懐かしみながら、
楽しませていただきました。

ほんとメタリストさんの記事は
色々参考になりました。

来年もよろしくお願いします。
よいお年をお迎えください。

2009/12/31(木) 13:49 | URL | hirokawai #-[ 編集]
初めまして。あまりに面白かったのでコメントさせて頂きました。メタル全般的に痛いジャケットが多いですが後半2件の完成度には感動しました。
いつも更新楽しみにしています。今年もがんばってくださいね!
2010/01/02(土) 12:22 | URL | ありんこゆういち #-[ 編集]
あけましておめでとうございます。
新年早々笑わせてもらいました。ラスト2枚はあまりに強烈ですねー。メタリストさんに比べると僕は気合の入ったメタラーには程遠いと思いながら読んでいましたが、YNGWIEの「ALCHEMY」までの作品を表を向けて堂々とレジに持っていったことを思い出し、僕もそこそこなのかなと思いました(笑)
メタリストさんは基本的に毎日(多いときは1日2つ)記事をアップされていて本当に尊敬してます!しかも、その記事の内容の充実振りと聴かれているジャンルの幅広さにビックリです。
今年もメタリストさんのCDレビューとコラムを楽しみにしています。よろしくお願いいたします。
2010/01/02(土) 23:33 | URL | よしよ #-[ 編集]
>>たけちよさん

HR/HMというものは力を抜いてやる音楽というイメージがありませんから、
アルバムジャケットからして力んでいないといけない、
とミュージシャンもリスナーも考えがちです。
その結果、どこでボタンを掛け違えたのか凄いことになっているジャケットも
多々あるんですよね(笑)。
CUSTARDのあのジャケで狙っているところは多分、
MANOWARとかドイツのATTACKみたいな勇壮なイメージだと思うんですけど、
いかんせん勢いが空回りをしていますね(笑)。

>今年はブログを通してお付き合いいただき大変お世話になり、ありがとうございました。
>また来年も宜しくお願いします。

こちらこそ、昨年はお世話になりました。今年も宜しくお願いします!
2010/01/03(日) 11:42 | URL | メタリスト #-[ 編集]
>>koumeiさん

楽しんでいただいて書いた甲斐がありました♪

HR/HMの世界にハマりたての頃、私はIRON MAIDENとかMEGADETHとか
イングヴェイのアルバムジャケットなどのように派手なアルバムジャケットを
何の疑問も無く手に取っており、「まあ、こういうものなんだろう・・・」くらいに
大して気にせずに買っていましたが
よくよく冷静に見てみるととんでもないものが多いんですよね~。
koumeiさんはMANOWARがジャケット的に「絶対無理」と仰っていましたが、
もしあの写真の方のジャケットでも
それが新作ならば、私はおそらく買うと思います・・・でも正直言ってレジに持っていく時は
裏返しでないと厳しいですね、アレじゃ(笑)。

このブログは特に毎日更新を決まりごとにしている訳では無いんですけど、
まだまだバンド数もアルバム数もレビューしている数は少ないので、決まった日にまとめて
レビューをして、それを一つずつ紹介していったらこうなりました。
もう少し数が増えたら少し間をおいて紹介することになるかもしれません。

最近は全国的にめっきり冷え込んでいるようなので、koumeiさんも体調に気をつけて
今年もお互い、無理をしないようにボチボチ頑張りましょう!
2010/01/03(日) 11:44 | URL | メタリスト #-[ 編集]
>>hirokawaiさん

hirokawaiさんは結構ジャケ買いをされるんでしたね。
私は田舎に住んでいて、新しいHR/HMのアルバムの情報も
ネットやBURRN!誌などを読んだ後に知ることが多いため、
店頭でジャケットを見る機会も実は少ないのです。
で、変なジャケットはMANOWARとかを除けば、輸入盤に多いじゃないですか?
輸入盤を買う時もネット通販が多くて、あまり変なジャケットに出会うことも
少ない私にはそういう冒険も結果的になかなか出来ないんですよね。
ネットだと事前にどんなアルバムか分かったりしますし・・・。
だからちょっと羨ましかったりします。

CUSTARDって、音楽自体は結構カッコいいパワーメタルやっているんですよね~。
まあ、それだけに惜しいです。と言うかあのジャケでは売る気があるとは、
とても思えませんが・・・(笑)。

私もhirokawaiさんがブログで紹介しているバンドの中に、私が全く知らないバンドがあったり
レビューしているアルバムの中にも私とは違ったところから評価をしているものも
あったりと色々と参考になっています。

ということで、今年も宜しくお願いします!
2010/01/03(日) 11:45 | URL | メタリスト #-[ 編集]
>>ありんこゆういちさん

初めまして、当ブログへのコメントと応援有難うございます!
サウンド的にもビジュアル的にも特に突っ走っていなければならないのが、メタルであり
そういう意味では記事で取り上げたアルバムジャケットも間違ってはいないと思います。
しかしながら、後半の2枚は「売る気無いだろ・・・」としか思えませんね(笑)。
近々、そちらのブログにも遊びに行こうと思いますので宜しくお願いします。
2010/01/03(日) 11:46 | URL | メタリスト #-[ 編集]
>>よしよさん

あけましておめでとうございます。
イングヴェイの"ALCHEMY"も彼のアルバムの中でも強烈ですよね(笑)。
ギターのヘッドから雷が出てますし・・・。
いや、このアルバムを堂々と買えるのならば十分にメタラーとして合格ですよ♪

記事で紹介したラストの2枚の内、
一枚は記事に書いてある通り知っていたのですがSTRYKENの方は
BATTLEAXEのジャケット画像を頂いたサイトで偶然発見したものです。
HR/HMのフィールドにいるバンドであることは間違いないのですが
どんな音楽性かはよく分かりません。
しかし、これで素晴らしい音楽をやっていたとするなら実に罪ですねぇ。
だって、こんなジャケットじゃいくら酷いジャケに慣れたメタラーでも
恥ずかしくて買うことができませんから(笑)。

アルバムレビューの記事はレビューしたいアルバムを少しずつ下書きに貯めておいて、
休みの日にまとめて感想を書いて、それを毎日短時間でちょっとした推敲をしたりして
アップする形を取っていますので
よしよさんが考えているほどには負担にはなっていないかもしれません。
が、もう少し数が増えたら今よりは間を空けてアップするかもしれません。
ブログって自分自身への負担が大きくなると続けられませんからね。

それとお褒めの言葉を頂いて恐縮なのですが、
もともと私自身がミーハーなのでレビューしているものも幅広くとも
有名バンドのアルバムが多いので、一サブジャンルを掘り下げて聴いていきたい方にとっては
物足りないものじゃないか、と自覚しています。
しかし、よしよさんは記事がアップされた時点で
一つのバンドがリリースしたアルバムをほぼ全てレビューするという、掘り下げたスタイルですし
記事で扱うバンドの中には私が好きなジャンルでありながら、
あまり聴いていない盲点のバンドも多くて(AXXISやGOTTHARDなど)
そういうバンドの記事はとても参考にさせてもらっているんですよ~♪
・・・そういうことですので、こちらこそ今年も宜しくお願いします!
2010/01/03(日) 11:51 | URL | メタリスト #-[ 編集]
明けましておめでとうございます!!
本年もよろしくお願いします。
CUSTARD…ジャケは"クソ"でしたが
良質のパワーメタル・アルバムでしたね~

本年もよろしくお願いします。
2010/01/03(日) 19:29 | URL | hirokawai #-[ 編集]
>>hirokawaiさん

明けましておめでとうございます!
昨年はWHITE WIZARDを始め、色々なバンドの情報を有難うございました。
最近はネットかHMシンジケートが私のHR/hmに関する主な情報源なので、
CUSTARDのような酷いジャケでも音楽が良ければ
メジャー・マイナー問わず積極的に聴いている
hirokawaiさんのレビューはとても参考になりました。
今年も宜しくお願いします。
そして、いいバンドをもっと教えてください♪
2010/01/04(月) 00:24 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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