謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
III Sides to Every StoryIII Sides to Every Story
(1992/09/22)
Extreme

商品詳細を見る



'92年にリリースされた3rd。

HIPHOPとメタルの融合というミクスチャー的試みは
彼らの前にも、既にやっていたバンドはいた。
が、歌メロ・コーラスワークを活かしハードロックの土台を
崩さずファンクとメタルの融合を試み
大衆に受け容れられたバンドは彼らが最初で最後では無いだろうか?

そしてEXTREMEと言えば、Guのヌーノ・ベッテンコートだろう。
80年代の最後に登場したこのギターヒーローは
とてもアイデアに満ち溢れていた。
2ndまでの彼らはいかにも、HRバンドであり
ギターヒーローを擁するバンドと言った風だったのが、
この作品ではそれがガラリと変わり、まるで
YESのような組曲っぽい曲まで入っている。

アルバムは3部構成となっており、
①~⑥がYOURS。⑦~⑪がMINE。
⑫~⑭が&THE TRUTHとなっている訳だが
これは、客観的に見られた事実、主観的に見た事実、
そして、「真実」と言う意味だ。
まあ、歌詞を見てもらえばすぐに意味が分かると思うが
乱暴に言うと、「社会問題」、「自分が直接関係する事柄」
そして「人生の本質」について歌っている
と思ってもらって間違いない(笑)。

①~⑥では彼らが始めたファンクメタルをより高いレベルで
提示し、同時に古いロックバンドを追い越そうという気概の見られる
パワフルな曲が揃っている。
特に⑤は当時の楽器専門誌を見てみると、どのパートも
とても難しくてこの曲ができることがプレイヤーにとっても
一つのステイタスになっていた(ように思う)ものだ。
それくらいヌーノの「気」が入った入魂のギターソロが
聴ける。
ギターを弾く方にはお勧めの一曲だ。

⑦~⑪にかけては、あんまりファンクメタルと言う感じではなく
曲によってはロックですらなく、ポップスになっているような
普遍的な意味でのハードロックナンバーが揃っている。
都会的な空気を感じる⑩等は今聴いてもあまり古臭さを感じなくて
結構好き。

ただ・・・アルバム最後を飾る⑬⑭は要らないと思う・・・。
入れてもいいけどここまで長いアレンジでなくとも
いいと思う。

この3rdでヌーノ・ベッテンコートのギターセンスは極限まで
研ぎ澄まされ、持って生まれたポップセンスと
絶妙な形で融合できていたのだ。
しかし、残念なことにこのアルバムは前作ほどは売れなかった。
聴き手が第二の"More than words"を求めたのか、
業界人ではない私にその原因は分からないのだが・・・。
もしかしたら、このアルバムが売れていたら
このバンドは妙な方向転換を図ったり、一度解散したりは
しなかったのではないだろうか・・・。
当時を思い返すとそれだけが残念なのだが、
嬉しいことにEXTREMEはドラムだけが変わっているが、
復活、再結成してニューアルバムまで出している。
私はまだ、聴いてないけどね・・・(苦笑)。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Warheads
②Rest in peace
③Politicalamity
⑤Cupid's dead
⑥Peacemaker die
⑩Stop the world
⑫Rise'n shine



総評・・・87点


PS...一枚のアルバムに対して、私がこれだけ長く感想を書くのは
珍しいことなのだが、おそらくこのアルバムが私が学生時代
一番頻繁に聴いたアルバムだからです。
曲をベースでコピーするために、ゲイリー・シェローンに
成り切って歌を歌うため(笑)、などなど。
だから、歌詞にも詳しく触れてたりする。
それくらい歌詞も面白いので、もし既にこのアルバムを持っている方
今から手に入れようという方はじっくり読んでみて下さい。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://goldmetalist.blog53.fc2.com/tb.php/32-07b7954e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。