謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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エンドゲームエンドゲーム
(2009/09/09)
メガデス

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'09年にリリースされた12th。

私は"THE WORLD NEEDS A HERO"以降、彼らのアルバムを一枚も聴いていなかったのだが
リンクをしてもらっている、数々のブロガーの方々があまりにも
このアルバムを褒めるため、つい買ったのだが
なるほど、これは凄いね!
どうしたんだ?デイブ・ムステイン?
何があったんだ?デイブ・ムステイン?
・・・と問い詰めるたくなるが、性格的に丸くなったとは言え
彼の格闘技仕込みの蹴りを喰らいたくはないので茶化すのは程々にしておこう(笑)。

②のリフのキレなんて、
まるで"Holy wars...the punishment due"だ。
今では誰も言わなくなったと思うが、
「インテレクチュアルスラッシュメタル」と自分自身の音楽を
形容していた頃を思い出させるね。
⑤⑥のように、前半は彼らにしてはストレートな曲調と思える曲であっても
ラストで大きく曲調が変ったり、と相変わらず素直なメタルは
作らないところが好感が持てる(笑)。
やっぱりMEGADETHにはこういうところが無いと面白くないやね。

しかし、まあ何ですね。
このアルバムでGuを弾いているクリス・ブロデリックは
本当にいいギタリストだ。
②とか④のようなスピーディな曲だけでなく、③のように
メロウなフレーズが要求される曲でも実力を遺憾なく発揮している。
やはり、サポートとは言えNEVERMOREにいただけのことはある。

どの曲もそれぞれ見せ場があり、捨て曲など無い。
その中でも特に私の脳内アドレナリンを放出させたのは
⑦と⑨だ。
⑦は純粋に"RUST IN PEACE"の曲っぽい展開に感動したのだが、
⑨はね、きっと未聴の方は初めて聴く時に絶対驚くと思うよ。
デイブ・ムステインって来年で50歳になるはずなんだが、
ここまでアグレッシブなメタルを作れるってことに感動する。
本当に彼をクビにした、あのビッグなバンドの連中に
デイブの爪の垢を飲ませてやりたいよ・・・。

⑧だけは唯一ちょっとMEGADETHっぽくない曲だが、
これとて素晴らしいメロディを持った曲であり
⑨の前の曲としての役割を果たす、和める曲になっている。

人によっては最高傑作と成り得るくらいの
恐るべきアルバムを齢49にして作った、デイブに感謝です。
これだからHR/HMを聴くのはやめられない。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②This day we fight!
③44 minutes
④1,320’
⑤Bite the hand
⑥Bodies
⑦Endgame
⑧The hardest part of letting go...
⑨Head crusher
⑪The right to go insane



総評・・・93点

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コメント
この記事へのコメント
コレは凄かったですね!

MEGADETHは全部集め切ってないですが
彼らの良さって攻撃的なスラッシーさとメロウさの共存かなって思ってるんですが
もう、コレを完全に満たしてて、何故今コレが作れる!?って感じでしたねw
少し心配なのが、これ以上のアルバムを今後作れるのかどうか(;゚∀゚)

追記:ドッケンのLightning Strikes Againは発売して
ちょっとしてからたまたま買ってましたw
Gtのジョン・レヴィンの健闘ぶりがスゴイ!
しかし逆にそれが何とも・・・な感じですが
過去を取り戻そうとする意思はかなり出たアルバムですね~
でも、メロウさが目立つのでやはり注意って感じですよ♪ww
2010/01/29(金) 00:44 | URL | koumei #-[ 編集]
お、来ましたね。

正直Slayerの新作のインパクトがなかった分こちらはさらに注目を集める結果となったように思えます。

本作は初期の良い部分と後期の良い部分を上手く美味しいとこ取りすることに成功しており、前作が物足りなかったワタクシとしては「そうそう、こういうフックが欲しかったんだよ!」と思わずひざを叩いてしまいました。

クリスは素晴らしいギタリストです。デイヴの言うとおり、彼は今までのMegadethの雰囲気を保ちながら新しい要素も取り入れられる人材ですね(その新要素をわざわざほじくってクリス批判を展開する人もいますが笑)


しかしホントこれを49で作ったとは脱帽です…こちら側の音楽に傾倒するきっかけとなったバンドなので感慨深いですね~。
2010/01/29(金) 08:32 | URL | 北欧海老 #-[ 編集]
こんばんは。
このアルバムは僕のようなMEGADETHビギナーをも虜にしてくれた2009年の名盤ですね。年間ベストアルバムにも選ばせてもらいました。
⑨を初めて聴いたときは本当にシビレましたね。50歳目前にしてここまでトンガってるDave Mustineが本作の裏ジャケでギターを掲げる姿がカッコよすぎます。
2010/01/29(金) 20:41 | URL | よしよ #-[ 編集]
ほんと"Holy wars...the punishment due"を初めて聴いたときの、
あの"感動"を思い起こさせました。
間違いなく2009年のベスト・アルバムだと思います!!

2010/01/29(金) 21:49 | URL | hirokawai #-[ 編集]
私の場合、前作ユナイテッド・アボミネイションズでも相当な満足を
していたわけですが、今作はそれをかる~く超えてきましたね。
それはグレン脱退後もクリスという有能なギタリストをバンドに
迎えたこともあるとは思いますが、私が思うに今作が傑作と
なったことにはやはりムステインの愚直に精進するそのスタイル
こそが原動力になっていると思います。この年齢にして未だに
自分の実力に満足することなく精進するこの姿勢にはプロなら
若手もベテランも皆、見習うべきですよ。ムステインは今作では
明らかにテクニックを上げてきたのが分かりますからね。

初期メガデスを彷彿させるようなアグレッシブなリフがそこかしこに
聴けるのも嬉しいし、近年の良さも器用に取り入れていましたね。
リスクで派手にズっ転び、数年前には引退宣言までしたムステインが
ここまでの作品をこの歳で作り上げてきたことは、初期から
ずっと彼らを追ってきている私としてはホント嬉しい誤算でした。

名作ラスト・イン・ピースと肩を並べる傑作に仕上がったんじゃ
ないですかね。歴史的な名盤だと思います。

ところでメタリストさん的にはジェイムズ・ロメンゾのプレイは
どうでした?前作に引き続き非常に良い仕事をしていると私は
思うのですが。
2010/01/30(土) 00:29 | URL | メタラーまっちゅ #-[ 編集]
>>koumeiさん

そうですよね。MEGADETHと言えば、もう散々良いアルバムは作ってきて
今までのMEGADETHの路線ではネタ切れ気味なんじゃないか、と勝手に推測していたところで
こんな凄いアルバムを作ってくる訳ですから驚く他ありませんよ。
正直なところ、このアルバム以上の出来のものを作るのは難しいと思いますね。
楽曲のクオリティが凄く高いですから。あと、このアルバムを超えるものを作るとすれば
楽曲のクオリティではなく、アルバムの構成美で攻める手法を取るとか・・・そんなところでしょうか。
でも、MEGADETHがコンセプトアルバムを作るようなガラには見えませんからね~。

"LIGHTNING STRIKES AGAIN"と言ったら最新作ですね。そうですか、聴いていましたか!
タイトルからして、いかにも昔のDOKKENに戻そうとする意思は感じられますね。
メロウさが目立つ楽曲があるのなら、私の音楽的嗜好に絡むのかもしれません。
いずれにせよジョンのプレイスタイルが鍵なのでしょう。
ドンの声には、いい噂も聞きませんし
もともと特別好きな方ではないのであまり期待はしていませんが(苦笑)。
2010/01/30(土) 01:39 | URL | メタリスト #-[ 編集]
>>北欧海老さん

エレフソンがいないから、最初はあんまり興味が無かったのですが
北欧海老さんと、メタラーまっちゅさんのレビューを読んで試聴→購入の流れに
踏み切りました。

仰る通り、初期の良い部分・・・これを私はMEGADETHのアレンジ面におけるアイディアとし、
後期の良い部分・・・現代的な音質・デイブが積み重ねてきた作曲に関する経験、の両方が
上手く組み合わさった素晴らしいアルバムだと思います。

クリスのGuプレイに関しては、マーティやアル・ピトレリよりもMEGADETHにマッチしている気が
しますね。批判するようなところは今のところ、私にも特に思いつきません。

北欧海老さんにとっては、高校生時代から聴いていた思い入れの深いバンドがMEGADETHですし
こんな凄い新作をリリースしたとあってはさぞ嬉しいことでしょう♪
2010/01/30(土) 01:40 | URL | メタリスト #-[ 編集]
>>よしよさん

"This day we fight!"があるだけでも、十分に元を取ったと思っているのに
ほぼ全ての曲に見せ場があり、更に後半には
"Head crusher"みたいな、全メタラー向けオススメ疾走ナンバー(何のこっちゃ(笑))が
用意されていますからね!
こんなに贅沢なアルバムはそうは無いと思います。
よしよさんが'09年のベストアルバムに選ばれたのも納得ですよ。
2010/01/30(土) 01:40 | URL | メタリスト #-[ 編集]
>>hirokawaiさん

昨年はあまり新作アルバムをすぐに購入していませんでしたが、それでも分かります。
「どんなバンドだろうと、このアルバムを超えるアルバムはそうそう出せていないだろう」ということが。
アルバム"RUST IN PEACE"がおそらく私が最初に聴いたHR/HMアルバムなのですが、そういう
思い入れの強さを軽く飛び越して、このアルバムがMEGADETHの現時点での最高傑作だと
思いますね。最高です!
2010/01/30(土) 01:42 | URL | メタリスト #-[ 編集]
>>メタラーまっちゅさん

>私の場合、前作ユナイテッド・アボミネイションズでも相当な満足を
>していたわけですが

なるほど、前作は未聴なのですがこれも良いアルバムなんですね。
これも試聴して気に入ったら買ってみます。
それにしても・・・もう少しでこのアルバムも含め、聴かず嫌いでスルーするところでしたよ(苦笑)。

デイブの近年のインタビューを全く読んでいないので、
彼がどういう心境でこのアルバムを作ったのかが詳細が分かりませんが、
このアルバムを聴く限り、過去に彼がやったように
トレンドや周りの人間の意見に振り回されて音楽を作るよりも、
自分がやりたいことを素直に作った結果、良い音楽が完成し、
ファンにも受け容れられたのだと思いますね。

仰る通り、デイブも昔よりも明らかに腕を上げていますし
昔と比べると、手癖っぽいフレーズが減少し、よく考えたフレーズが多いと
思います(まあ、もしかしたらクリスが弾いているところと勘違いしている可能性もあるんですが(汗))。

"RISK"、"THE WORLD NEEDS A HERO"二つのアルバムで
私は一度、MEGADETHに見切りを付けていましたが
どうやらそれは間違いだったようですね。
私は、デイブはもうメタルに対する情熱が昔ほどは無くなったのだと
勘違いをしていましたが、これは決して唐突な変化ではなく
少しずつ少しずつ、戻ってきたものなのかもしれません。私が知らなかっただけで。
デイブがどこまでやれるのか、これからもMEGADETHを追っていこうと思います!

ジェイムズ・ロメンゾのプレイはですね・・・そうですね。
サウンド的にはバンドに非常に合っていると思うのですが、フレーズはもう少しって
ところですかね。基本に忠実すぎてジュニアほどは存在感を感じません。
勿論、技術的には文句を付けるところはありませんけどね。
まあ、今はほぼ100%デイブのバンドでしょうから出来ることも限られるのかも
しれませんが、要望があるとすれば、もうちょっとアクの強いプレイをして欲しいということ
くらいですね。
2010/01/30(土) 01:45 | URL | メタリスト #-[ 編集]
>>メタラーまっちゅさん

ジェイムズ・ロメンゾのプレイに関しての追記ですが、
11曲目の"The right to go insane"は非常に気に入っています。
イントロがベースだけだとなかなか不気味でいい感じです(笑)!
2010/01/30(土) 01:51 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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