謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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The War of WordsThe War of Words
(2008/02/01)
Fight

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'93年にリリースされた1st。

JUDAS PRIESTで名盤"PAINKILLER"をリリースした後の
まさかのロブ・ハルフォード脱退劇はメタルファンを驚かせ、
そして嘆かせた。
このアルバムを聴きながら「ロブはこんな音楽をやりたくて
JUDAS PRIESTを辞めたのか・・・」と。

確かにJUDAS PRIESTと比較するならば、勇壮であったり
哀愁漂う正統派HMっぽいメロディはあまり聴けなくなった。
②や④などでは部分的に、⑦では全体に渡ってそういうメロディが聴けるが
基本的には'90年代に流行ったタイプのモダンへヴィネス路線だ。
こんな音楽をファンが彼に期待する訳が無い。
そういう訳で、本作品はJUDAS PRIESTのことを少し忘れて聴いた方が良い。

リフにフックがあり、緩急織り交ぜて作られた曲展開の①は
現在STEEL PANTHERでも活躍しているラス・パリッシュ(Gu)の
テクニカルなプレイが印象的だ。
②のように歌メロがキャッチーでない曲であっても
ロブのドスの利いた声はなかなか合っているし、
これはこれで楽しめるのだ。

③④⑤はメロディ、リフ共につまらない・・・。
④のサビの歌メロは叙情的で、JUDAS PRIESTを
彷彿とする部分はあるけれども
そういうメロディアスな曲をやるならやるで、生半可なことはしないで欲しい。
Aメロのどんよりとしたメロディと同居させても、出来は厳しいとしか言えない。
逆に⑩のようにソリッドでグルーヴィなリフを生かし、メロウな雰囲気を
一切捨て去ったモダンへヴィネス系の曲の方を気に入る人が多いんじゃないかな。
これはスコット・トラヴィスのタイトなドラミングといい、
Guリフといい、アルバム収録曲中最も好きだ。
⑥は曲自体はつまらないが、ラスとブライアンによるGuソロは
結構いい。

「へヴィ過ぎるから受け付けない」と、このアルバムを酷評する人もいたが
私にとっては、へヴィさよりも
もう少しいい曲を書いて欲しいとの思いが強いアルバムでした・・・。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Into the pit
②Nailed to the gun
⑦For all eternity
⑩Kill it
⑪Vicious



総評・・・76点

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コメント
この記事へのコメント
昔古本屋で期待せずに購入し、一周聴いた後でそっと本棚に安置した事を思い出しました。今でも持っているはずなのですが全く曲憶えておりません。確か音的にはそんなに拒否感無かったのですが、曲がつまらいないなあという印象ですね。この後ででたTWOでしたっけ?それよりはいいですけどね!
2010/03/17(水) 08:22 | URL | ありんこゆういち #-[ 編集]
本当に楽曲が悪かったですね~私は1stも2ndも所有していますが、
どちらも期待には答えてくれませんでしたね。仰る通りジューダスの
ことは頭から切り離して聴く必要のあるアルバムですね。

ラス・パリッシュのプレイも現在と比べると地味ですね。スティール・
パンサーでのプレイは実に惚れ惚れしましたが、その昔は大して
花のあるプレイではありませんでした。この頃はまだ持てる才能を
開花させていませんでしたね。実はこんなに実力者とは思いも
しませんでした。

それから今作ってドラム、スコット・トラヴィスだったんでしたけ?
まったく記憶にありませんでした。これは意外ですね。メンバーだけ
見ればなかなかの面子が集まっているじゃないですか。その割には
話題ばかりが先行した駄作だったと思っています・・・。
2010/03/17(水) 20:45 | URL | メタラーまっちゅ #-[ 編集]
>>ありんこゆういちさん

そうですね~。このアルバムは音質や音楽的路線がどうのということではなくて、
単純に曲がつまらないんですよね。
曲を憶えていないのも無理は無いと思います。
たま~にテレビで1、10曲目が流れていことがありましたが
今聴くと、音像的にはへヴィでもなんでもなく、普通かな・・・と思いました。
ちなみにTWOはアルバムを聴いたことはありません。一曲だけ聴いてみてつまらないと
思いましたし、とにかく評判が悪かったので買うのはやめました。
ありんこゆういちさんのコメントを読む限り、買わなくて正解だったのでしょうか・・・。
2010/03/18(木) 00:50 | URL | メタリスト #-[ 編集]
>>メタラーまっちゅさん

当時こういう音楽が流行っていて、
ロブも新しいことにチャレンジしたいと思ってはじめたプロジェクトだとは
思うのですが、彼はこういう曲を上手く歌うことはできても、
こういう曲を作るセンスはあまり無いみたいですね。
2ndはまだ楽しめましたが、それでもこの1stとクオリティに差は無いと思います。

ラスとブライアン2人のインタビューを読んだところ、彼らは非常に練習熱心な人で
一日8時間以上練習し、数々のギタリストのコピーもやっていたそうです。
その頃の経験がSTEEL PANTHERで生きたのかもしれません。Guプレイ的な意味での成りきり度も
かなりのものでしたからね。元々バックとかスタジオミュージシャンに向いているのかもしれません。

そう、スコット・トラヴィスがこのアルバムでは叩いている訳ですが彼の技術も
あまり生かされてはいない気がしますね。もう少し10曲目のようなリズムとリフ主体の曲が
多い方が"Painkiller"みたいに見せ場は多かったと思います。
そういう意味ではメンバーの実力が生かされていない、ちょっと残念な一枚ですね。
2010/03/18(木) 00:51 | URL | メタリスト #-[ 編集]
自分はロブは大好きですがFightもTWOも買ってないんですw
当時も今もどこもかしこもイイ評価してる人が見当たらなかった様なw

しかしサッチ・・・じゃなくてラス・パリッシュと
スコット・トラヴィスも在籍!?
メンツは間違いないはずなのに~(;゚∀゚)

安かったらネタとしてはちょっと買ってもイイかも?
どのくらいアレなのかが逆にちょっと気になったりしておりますww
2010/03/18(木) 08:34 | URL | koumei #-[ 編集]
Re: タイトルなし
>>koumeiさん

TWOに関しては、全部聴いた訳ではないので何も言えませんが
FIGHTに関しては中古CD屋とかで500円以下で売っていることも多いので、
聴いてみてもいいかもしれません。いい曲もあることはありますよ。
つまらない曲の方が多いですけどね(苦笑)。

それと、ラス・パリッシュやスコット・トラヴィスに関しては結構いいプレイをしているとは
思いますよ。作曲クレジットに彼らの名前は一切載っていなかったので
アルバムの出来が悪かったのは、ロブの責任です。
似合わない格好と曲はやるものではないですよねぇ。
今はちゃんとJUDAS PRIESTをやっていますから、いいんですけどね。
2010/03/19(金) 00:37 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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