謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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YouthanasiaYouthanasia
(2004/07/27)
Megadeth

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'94年にリリースされた6th。

アルバム"RISK"ほどでは無かったけど、このアルバムは
私の周りでは少し評判が良くなかった。
曲展開が彼らにしては素直だったり、ミドルテンポの曲が多すぎたり
あるいはサウンド的に丸く感じたのか・・・
まあ、理由は色々あるのだろうけど
私としてはそんなに嫌いではなかった。
デイブ・ムステインの歌メロに関して言えば
全アルバム中最もドラマティックで聴き応え抜群だし
後半はちょっと地味だしつまらない曲も多いけど、
前半の曲がかなり好きなのでね。
何よりこの「スネ夫・ヴォイス」で歌ってくれるだけで、
多少の事は許せる(笑)。

冗談はさておき、①はへヴィなリフから始まり
曲もミドルテンポ。
ミドルテンポの曲が目立つようになったのは前作からだが、
前作と違って、機械的なアンサンブルではなくて
ちょっと余裕を持ってのびのびと録音された感がある。
①だけでなく⑤もそうなのだが
聴いていると苛立ちを覚えるような、切羽詰った(?)メロディの曲が多いね。
①の途中に入ってくるGuによるアルペジオのパートはなかなかドラマティック。

Guのカッティングと言うか、ミュート音をリフに
積極的に入れていたり、ブルースハープを大胆に入れた②は
歌メロが一聴して「曲調に合わないんじゃないか?」と思えるくらい
ポップにも感じるが、慣れると違和感を感じないのだ。
不思議なことだが。

イントロからのGuリフ、歌メロ、Guソロ、曲調ともに
本作品で最も美しいのが④。
デイブが歌うフランス語の発音はどんなものか、よく分からないが
これはしっとりしていてシングル向きな曲だね。
マーティとデイブで弾く、ラストのGuのハモリのパートまで
じっくり楽しめる。
⑥は・・・Guソロはか~な~り、カッコいいのだが、
肝心の曲があんまり面白くない。惜しい。
⑦もメロディは悪くないけど、かと言って突出して記憶に残る程良いか、と
問われればそうでも無いかな。

ミドルテンポの曲が続く中、後半の曲では数少ない軽快なテンポの⑫は
前半の曲のような勢いがあり、またこれまでの彼らの曲のタイトル名が
歌詞の中に盛り込まれているという興味深い曲。
個人的には"Lucretia"で聴かれるデイブの不気味な笑い声が
別の形で聴けて、実に面白かった。

ああ・・・今、通して聴いて分かったことがあるのだが
このアルバムの人気が無いのはズバリ⑤~⑨が退屈なんだな(笑)。
ここは確かにキツイかも。ミドルテンポの曲ばかりだし
どの曲もフックが足りないし・・・。
と言うか、こんなにタイトルトラックが地味だったことって
MEGADETHのアルバムでは前代未聞じゃないかな?

・・・という訳でMEGADETHのアルバムを集めるなら、
まあ、後回しでもいいアルバムかもしれない。
しかし、曲単位ならばいいものもあるので
是非聴いて欲しい。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Reckoning day
②Train of consequences
③Addicted to chaos
④A tout le monde
⑩I thought I knew it all
⑫Victory



総評・・・84点

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コメント
この記事へのコメント
何故かメガデス初体験がこのアルバムという変わりものであったですが、当時ボンジョヴィなんかが主食であった少年には充分ヘヴィーに感じましたが「スラッシュメタルって結構退屈・・・・」という間違った印象を植え付けられてしまった、僕にとっては悲しきアルバムでありました。時間開いてから聴き直したら結構聴き所はあるんだけれども、もうちょっと華が欲しいですね。。。
2010/03/28(日) 10:00 | URL | ありんこゆういち #-[ 編集]
何気に自分もこのアルバムが初MEGADETHですww
しかも長らくこのアルバムとCountdown to Extinctionしか持ってなかったので
そのせいかスラッシャーなMEGADETHがそんなに好きになれなかったという
変な過去の持ち主ですwww
その考えもENDGAMEでようやく変わるんですがww
でもMETALLICAは初期~マスター派という、更に訳わからないヤツでもありますwww

特に①②③はサルモードで好きでしたし今でもたまに聴きますね♪

追記:自分のアレってホントは仲の良いブロガーさんにはバラしたいんですが
一応ネットなので当たり障りなく他ブログさんのところで散らせて頂きますw
まあぶっちゃけ言えばCD『造っている』んですがw←文字に注意!
2010/03/29(月) 00:08 | URL | koumei #-[ 編集]
>>ありんこゆういちさん

MEGADETHって「インテレクチュアルスラッシュメタル」なんて自称していますが、実際はあんまり
スラッシュメタルではなく、私もHR/HMを聴き始めたばかりの頃に"RUST IN PEACE"を聴いて
「こういうのがスラッシュメタルなんだ」と、微妙に誤解していました。
そして、この"YOUTHANASIA"にはスラッシュメタル要素はほぼ無いと言っていいでしょうね(笑)。
出来も彼らの作品にしては決していい方では無いと思います。
やはり5~9曲目辺りに一曲だけでも超名曲があれば、違うと思いますが・・・何にしろ
本当に華の無いアルバムです。
2010/03/29(月) 00:49 | URL | メタリスト #-[ 編集]
>>koumeiさん

koumeiさんもこれがMEGADETH初体験でしたか。
う~む、中身はともかくジャケットが派手だったからでしょうか。
それともたまたまリアルタイムに
新譜が発売された時期に買ったので聴いてみたのでしょうか。
まあ、どちらにしろスラッシュ的な勢いを求めてこのアルバムを買ったのなら、
それはガッカリされたでしょう。

"COUNTDOWN TO EXTINCTION"はそういえば、まだレビューしていませんでしたが
あれも確かに音こそ初期のような尖った感じはありますが、曲はコンパクトで瞬間的な勢いを持つ
リフ重視の曲が多くて、スラッシュメタル色は薄かったですよね。
ただ、MEGADETHを好きな方の多くがkoumeiさんのように、
彼らの純粋なスラッシュメタル以外の面を好んでいる方ばかりだと思いますよ。
そして、そういう方の多くがMETALLICAに関しても3rd(もしくは4th)のように
スラッシュメタルっぽさを持ったところが好きみたいです。矛盾するようですが。
・・・まあ、私としてはMETALLICAは勢い+独特のドラマティックなメロディセンスがあって
初めて好きな訳で、
最新作みたいな勢いだけのアルバムはちょっと嫌なんですけどね。

1~3曲目がkoumeiさんにとってのお好み曲のようですが、
私もこの辺りは特によく聴いていました。
特に1、2曲目はバンドでコピーしたことがあるから、
MEGADETHの中でも聴いた回数は多かったです。

追記に対してのレスですが、どんな形でも音楽に携わる仕事が出来るというのは羨ましいですね。
私も実は就職は何か音楽関係の会社に関わりたいと思っていましたが、できませんでしたから。
2010/03/29(月) 00:52 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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