謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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モトリー・クルーモトリー・クルー
(1999/06/30)
モトリー・クルー

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'94年にリリースされた6th。

オリジナルメンバーのヴィンス・二ールを無理矢理な理由で
クビにして、新Voジョン・コラビを迎えて作った作品が
これなのだが・・・
これを聴くと、何でヴィンスをクビにしたのかよく分かる。
こういう音楽、曲を作りたいのであれば
ヴィンスではミスマッチであり、ジョンの方が遥かにカッコいいからだ。

私の率直な感想を言わせて貰うと、
このアルバムは、MOTLEY CRUEが出したアルバムの中では
・・・2番目に好きかな。

歴代のMOTLEY CRUEの作品中、もっとも素晴らしい音質(だと私が思う)で
録られた本作品はモロにオルタナティブロック風のリフを
持つ①から始まるが、私も最初は「ええ~、何これ?」と
驚いたが、じっくり聴くと
音質だけじゃなくて、アンサンブル的に見ても
がっちり全員が噛み合っていて
今までは地味だったミック・マーズのGuはかなり
アヴァンギャルド。
テクニック的には何でも無いことをやっているのに
存在感バッチリだ。

①~③はともかくとして、④を聴いてもまだ本作品を
「へヴィでつまらないアルバム」と評するならば
このアルバムは向いていない、とまで言い切っていいくらいの名曲。
この曲にはMOTLEY CRUEの雰囲気は残っているし、
残した上で、ちょっとTHE BEATLESみたいなフレーヴァーも入れて
更に洗練されたメロディを作っていると思う。

⑥・・・これはヴィンスが歌っても
面白い出来になるかもしれないが・・・まず歌わないだろうなぁ。
このアルバムは「黒歴史」みたいに思っているファンも多いし、
また、現メンバーもそう考えているっぽいからね。

MOTLEY CRUE色がほぼ残っていない⑩⑪も、へヴィかつ
メロディアスな佳曲。
更に締めのバラード⑫も、"Home sweet home"よりも
グッと洗練されたメロディである。
ここは一つ、先入観を捨てて聴いて貰いたい曲だ。

まあ、どれだけ言ってもオリジナルメンバーの魅力の強さと
言うものはあるから仕方無いとは思う。
多分、このアルバムが嫌いな人の大半は①と②が駄目なのだろう。
確かにこの二曲はMOTLEY CRUEの要素を欠片も感じないし
あまりにも、当時のトレンドを意識しすぎた音ではある。
MOTLEY CRUEのサウンドを期待して、この二曲を聴いたなら
まあ、嫌でしょうね(笑)。
だから、これをまだ聴いたことが無い人や
持っているけれども、一度聴いたっきりで押入れに片付けた、という人は
MOTLEY CRUE以外の別のバンドだと思って聴いた方がいい。
そうすれば、かなり良いアルバムだということが分かる。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Power to the music
③Hooligan's holiday
④Misunderstood
⑥Poison apples
⑨welcome to the numb
⑩Smoke the sky
⑪Droppin like
⑫Driftaway



総評・・・89点

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コメント
この記事へのコメント
もう、多分ず~っと聴いていないアルバムですけど、
結構クォリティが高くて大好きなアルバムでしたよ~。
この頃はVINCE NEILの1stソロのほうが『Dr.FEELGOOD』の頃のMOTLEY CRUEっぽかったですよね。

懐かしい。"Driftaway"なんか良く聴いていました。
2010/04/09(金) 16:41 | URL | hirokawai #-[ 編集]
へヴィを追及した良盤ですよね。

Misunderstoodは間違いなくコラビじゃないとダメな曲、
Poison Applesはヴィンスが歌うべきだと思います。
コラビの方が巧いとは思うんですけども、ツヤが欲しいな、と。
2010/04/09(金) 18:36 | URL | heyzo #-[ 編集]
確かにヴィンス・二ールが歌っても似合わないアルバムですね。
そしてジョン・コラビが非常に良い仕事をしたアルバムでした。
サウンドプロダクションにもかなりの進歩が見え、かなりへヴィ
な音像でしたね。ミック・マーズが急にドロップDなんかも
使い始めたりしてまさに新生モトリーといった感じでしたね。
モトリーの作品では私も結構好きな作品です。

ただヴィンスの方もスティーブ・スティーブンスと組んで
恐ろしく強力な作品を世に送りだしてきましたからね。
私にはこちらがさらに衝撃的でした。しかしながら両者共
なかなか良い勝負をしましたよねw いいケンカでした。
2010/04/09(金) 20:49 | URL | メタラーまっちゅ #-[ 編集]
>>hirokawaiさん

私もレビューのために久々に聴き返したのですが、改めてこのアルバムの良さを再認識していた
ところです。当時、色んなバンドがこぞってへヴィな作風のアルバムを作っていましたが
セールス的にはともかく、質という点ではMOTLEY CRUEは成功していたと思います。

"Driftaway"を聴いて、MOTLEY CRUEって音楽的に随分と成長したと当時は思いましたね。
この前作でも"Without you"とか、いいバラードを書いていましたが
それよりもアレンジ的にも垢抜けていて、楽しめるんですよね!
2010/04/10(土) 01:13 | URL | メタリスト #-[ 編集]
>>heyzoさん

>Misunderstoodは間違いなくコラビじゃないとダメな曲、
>Poison Applesはヴィンスが歌うべきだと思います。

そうですね~。
前者はヴィンスだと、多分技術・表現力に欠けるため、出来が良くなかったと思いますし
後者は前作までの彼らでもやりそうな曲ですから、ヴィンスの爬虫類声で聴けたら
もっと楽しめたでしょうね。
ヴィンスはいわゆるヘタウマ系の人ですが、それだけに存在感のあるシンガーでしたから。
2010/04/10(土) 01:14 | URL | メタリスト #-[ 編集]
>>メタラーまっちゅさん

当時は流行りってことで、チューニングを下げた曲をやるバンドが多かったのですが
MOTLEY CRUEはグランジ・オルタナティブロックの良いところを吸収し、
喧嘩別れをしたヴィンスは愚直に自分が前からやってきたことをやり通していました。

そこまでは両者とも、ライバル心みたいなモチベーションが良くも悪くもあったと思うので
音楽的に素晴らしいものを作っていましたね!
ただヴィンスの方はスティーブ・スティーブンスが離れたのが痛かったですし、
ヴィンスが戻ってからのMOTLEY CRUEも、正直ヴィンスを戻したはいいけれども
昔の音楽に戻れないということで苦労したんじゃないですかね。
だから、彼らの次のアルバムでは苦し紛れに"Shout at the devil"の劣化verを
録音していたりしましたから・・・。

>いいケンカでした。

そう、お互い良い勝負をしていたのですから
ニッキーはもう少しジョンにチャンスをあげて、'00年代前半までケンカしていた方が
音楽的に面白いアルバムを出していたかもしれませんね(笑)。
2010/04/10(土) 01:14 | URL | メタリスト #-[ 編集]
あぁ!気になって気になってこれまだ持ってないんですよ!ww
毎回すっかり買うの忘れるんですw

そう、皆さんが褒めているようにネットでも観てると
結構評判がいいんですよね~
メタリストさんもなかなかの高得点のようで♪

今までYoutubeで一部しか聴いてないんですが
ちょっとコイツは買ってみようと思います♪
ヴィンスのソロも欲しい・・・
2010/04/10(土) 01:26 | URL | koumei #-[ 編集]
>>koumeiさん

発売当時はかなり評判も悪く、古くからのMOTLEY CRUEファンには人気のないアルバムですが
それは単純にヴィンスが歌っていないという理由によるものであって、内容は
いいアルバムです。しかも中古市場では結構安いのでオススメですね。

ここでYoutubeのリンクを貼っていない曲も良い曲が多いので、是非買って聴いてみて下さい♪
ただ、ヴィンスのソロの話ですが評判がいいのは1stの方です。
2ndは・・・値段が安かったら買ってもいいと思いますが、
あまり(というか私的には全然)オススメできませんので・・・。
2010/04/11(日) 00:20 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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