謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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EclipseEclipse
(1990/04/20)
Yngwie Malmsteen

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'90年にリリースされた5th。

今でこそ、どのアルバムも同じような音楽性とか何とか、
イングヴェイのことを何も分かっていない連中が批判するようになっているが
彼も頑固なようで、幅広く色んなことにチャレンジしようとしていた
時代があったのだなぁ・・・と、このアルバム(と"ODDYSEY")を聴くと思える。

実際に聴いてもらえれば分かることだが、
まず①は典型的なネオクラナンバーではなく
ちょっと涼しげな北欧メタル風の楽曲になっており
更に続く②はアヴァンギャルドなジミ・ヘンドリックスっぽい
グルーヴィな曲がくるなど
前半から、なかなか冒険している。
③からはやっとイングヴェイらしいバラードが出てきて、
④ではお馴染みのスピードナンバーも出てくるようになる。

①~④はそのどれもが良い出来で、それぞれ曲調は全く異なるものの
これをヨラン・エドマンが表現力豊かに歌いこなしているのは流石。
特筆すべきは、このアルバムでプレイしているKeyのマッツ・オラウソンだ。
彼の技量は勿論素晴らしいが、⑥などメロディの主軸を担う曲もあるし
意外にGuばかりが前に出ているのではなくて
Keyの音量が大きめだ。
それは③のようなバラードだけでなく
④や⑧のようなスピードナンバーのバッキング部でも
目立っている。非常に珍しい・・・。
普通ならGuとKeyのソロの掛け合い以外で目立つことは少なかったと思うのだが。

タイトルトラックの⑪は現在NOAHに所属するプロレスラー、田上明が
入場曲に使っていたことのあるインストナンバー。
ネオクラ系HMが好きなら、このイントロで燃えない人はいないでしょう。
ただし・・・この曲の中盤で曲調が変わるのだが
そこはちょっとイマイチかな。

まあ、捨て曲もあるし
一曲目のタイトルからして、「パーティR&Rか!」と突っ込みたくなるような
センスの悪さが気にならないでも無いが、バラエティ豊かな楽曲が揃った
アルバムなので個人的にはよく聴いたアルバムだ。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Making love
②Bedroom eyes
③Save our love
④Motherless child
⑥Judas
⑧Demon driver
⑪Eclipse



総評・・・88点

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コメント
この記事へのコメント
数あるインギー作品の中でも今作は結構、異色な作品だと
個人的には思っています。メタリストさんの仰る通り
今作ではいつにも増してKeyが前面に出てきていますし、
ヨラン・エドマンみたいなタイプのボーカリストはインギー
作品の中では珍しかったんじゃないですかね。ジェフ、
ジョー、マッツ、ヨルン、ドゥギーと結構似たタイプの
ボーカリストを起用した作品が多くてこの辺をもっと
ハイトーンにしたのが、マークとティムかなぁって感じで、
ヨラン・エドマンのようなどこまでも透き通るようなピュアな
歌声のボーカリストは後にも先にも彼だけだったような
気がしています。しかしこれが意外にもはまっていましたね。

この作品も音質の悪さがキズですが、楽曲的には結構好きな
作品ですね。

自分で書いたコメントを読み返したのですが、歴代ボーカル
マイク・ヴェセーラが抜けていましたねw この人も異色
ですね。別カテゴリだと思います。
2010/04/26(月) 21:39 | URL | メタラーまっちゅ #-[ 編集]
>>メタラーまっちゅさん

本作品はアメリカ市場を意識したために、このようなバラエティ豊かな作風になったと
言われていますが、
イングヴェイの性格からしてGuの音が少し小さめなのが一番信じられないことですよね~。
逆にそのことで、私にとってはこれまでになく聴きやすい音像だと思いました。
音質が悪いのは・・・よく言われていることですが、個人的にはあまり気にならなかったです(苦笑)。
というのも、私がHR/HMを聴き始めた時期と近い時期の作品ですので、
これで普通なのかな~と思っていましたから。
まあ、確かに今聴くと軽い感じはしますけどね。

ヨラン・エドマンは歴代イングヴェイバンドのシンガーと比べると、パワフルな方では
無いところがKeyが目立つ音像も手伝って、本作品に独特の雰囲気を持たせたのだと思います。
多分、これをティムが歌うともっとワイルドな感じになったでしょうね。
それはそれで面白そうですが、
北欧っぽさが引っ込んでIMPELLITTERIっぽい雰囲気になるような気がします。
それと、マイク・ヴェセーラはパワフルなタイプではありましたが、
高音のパートを歪ませるようにして出す声が独特で
この人もヨラン同様に変わり種でしたね。

しかし、こうしてメタラーまっちゅさんにシンガーの特徴を指摘されて思ったのですが
もしかして、イングヴェイって人はハイトーンが出せて、自分の曲を歌えるような人であれば
誰でもいいんじゃないかな~等と思います(笑)。
ヨランが"Liar"とか"I'll see the light tonight" とかを元のシンガーの雰囲気を
崩さず歌えるかは、ちょっと疑問ですから。
2010/04/27(火) 01:02 | URL | メタリスト #-[ 編集]
こんばんは。
このアルバムは思い出深い1枚です。何せ本作こそ僕が初めて聴いたHR/HM作品であり③と④を聴いて「もっとこれらの曲のような感動を味わいたい」と思って他のYNGWIEのアルバムやHELLOWEENなどジャーマンメタルを聴きまくっていましたので。
④はやはり今聴いても名曲ですね!
2010/04/28(水) 23:27 | URL | よしよ #-[ 編集]
>>よしよさん

なるほど、よしよさんにとってのHR/HM初体験がこのアルバムなのですね。
順番はちょっとだけ後になりますけど、
私にとってもHR/HMを知り始めてごく初期に聴いたアルバムなので
④とかを聴いて、スピード感のあるメタルナンバーを他に探し求めた思い出を懐かしく
思い出しているところです。
そういう共通点って、想像はしていましたがメタラーの間では実際にありますよね~。

ちょっと思ったのですが、
よしよさんが今、HR/HMの中でも幅広く色々聴いて楽しむことができるのは
最初に聴いたHR/HMアルバムであるこのアルバムの収録曲が同じカラーを持っておらず、
メロディの傾向が幅広く分かれているためではないかな、と勝手に思っています。
最初に聴いたのが、RAINBOWの"RAINBOW RISING"あたりであれば
もっと様式美方面に偏ったりするかもしれませんね~。
2010/04/29(木) 00:58 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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