謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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The Thrill of It AllThe Thrill of It All
(2004/11/16)
Thunder

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'96年にリリースされた4th。

THUNDERはデビュー以来、解散の危機を何度か迎えては乗り越えたり
また、解散しても再結成したりを繰り返しているバンドだが
そのストレスをエネルギーにして幾度も名作を作っている
という印象を私に与える。
たとえば前作"BEHIND CLOSED DOORS"を発表する直前にも
メンバーにかなりへヴィな事態が起きたそうだし、
本作品をリリースする前にはバンドの解散、そして
オリジナルBaであるミカエル・ホグラントが
家族とバンド、どちらかを選ぶか悩んだ挙句脱退している。
(まあ、不幸が続いているのはたまたまかもしれないが・・・)

気を取り直して本作品を聴いてみる。
中身はいつも通り、気負わないブリティッシュHRだ。
一度聴くと忘れられないような曲というのは無いが、
それぞれの曲のクオリティは相変わらず高い。

本作品ではBaラインはルークが弾いているそうで、④や⑧では
Guのプレイとは思えないくらい、ファンキーなプレイをしているのが
まず印象に残った。
こういうBaラインなら後任のクリスも弾いていて
楽しかったと思う。

③は彼らにしてはカラッとした明るいバラード。
歌詞も彼らにしてはストレートなラブソング然り、となっている。
不幸続きの彼らであったからこそ、こういう曲を歌うと和む。
⑥もタイトルが示す通り明るい曲だ。R&R調。

⑤はバンドを去ってしまったミカエルに捧げる曲だそうだが、
歌詞がとても切ない。こういう気持ちは分からないでもないけれど
ちょっと残酷なようにも思えた。
どんな内容かと言えば、要するにミカエルに対する未練を
つらつらと書いたもの。

⑧のように暗く、しっとりしていてそれでいてファンキーな
リズムパターン(矛盾しているが)の曲が私は好きで
ルークの弾くGuのカッティング、Guソロ、共に
聴いていて「夜」を感じさせる、そんなカッコ良さがある。

⑩はTHUNDERらしくない曲調で"Cosmetic punk"という曲名から
想像がつくかもしれないが、当時流行ったファッションパンクの連中を
風刺した曲。
パンクとは付いているが、何故かハモンドオルガンが目立つ曲になっている。

割と地味目な曲が多い彼らの作品の中でも、特にしっとりとした曲が
多いので、THUNDER入門にはおすすめはできないアルバムではあるが
2ndか3rdを聴いて、気に入ったなら次はこのアルバムを
聴くといいかもしれない。
質の高い英国風R&Rが揃っています。



~METALIST'S FAVORITE TUNE~
①Pilot of my dreams
③Love worth dying for
④Don't wait up
⑤Something about you
⑥Welcome to the party
⑧Hotter than the sun
⑪You can't live your life in a day
⑫Too bad



総評・・・87点

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