謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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Master of the RingsMaster of the Rings
(2001/09/25)
Helloween

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'94年にリリースされた6th。

私がHELLOWEENを聴き始めた頃、彼らの代表作は
"KEEPER OF THE SEVEN KEYS pt1"と"・・・pt2"と言われていて、
"CHAMELEON"を出した時点では
「HELLOWEENはもう昔のようなスピーディーなメタルを
やらないのかも・・・」と私だけでなく多くのメタルファンは思い、
後進のメタルバンドやGAMMA RAYなど、同期のドイツのメタルバンドに
かつてのHELLOWEENがやってきた音楽を期待したものだった。

その大幅な路線変更はVoであるマイケル・キスクが
「へヴィメタルを歌うことが嫌になった」ことに拠るところが
大きかったそうだが、
その後、彼とGuのマイケル・ヴァイカートとの意見が対立し
マイケル・キスクは脱退し
新Voに元PINK CREAM69のアンディ・デリス、
そして同時期に脱退していたインゴの代わりにGAMMA RAYで
Drを叩いていたウリ・カッシュが加入して
本作品のラインナップになった。

アンディの声質を知っていた私は
「マイケルよりは劣るけど・・・メタルをやってくれるのならば
それはそれで楽しみかも」と期待していた。
で、その期待は上々な形で応えられた形になったのだが・・・
正直、世間での評価がマイケル・キスク時代での人気の低迷ぶりの
反動があったとは言え
少し過剰に評価されているのでは無いか、と当時は思った。

②③を聴いた時点では確かに素晴らしい出来だと思ったし、
③はアンディ・デリス時代のHELLOWEENの代表曲と言える。
それは間違いない。
が、このアルバムは決して捨て曲無しの名盤では無いし
これを名盤と扱うとするならば
JUDAS PRIESTの"SCREAMING FOR VENGENCE"のように1、2曲ある
ずば抜けた名曲によって、アルバムそのものが名盤扱いされている
ことと同様のケースだと思うのだ。

が、今改めて彼らの過去のアルバムを聴いていると
当時このアルバムを絶賛した人達は
マイケル・キスク時代の後期にやっていたポップなHR路線と
初期の愚直なスピードメタル、そしてアンディ、ウリ加入による
新しい血が混じったことを評価しているのだなぁ、と思った。

・・・まあ、だからと言って私がこのアルバムの曲を全て
好きになれるかは別問題な訳で(笑)
何が言いたいかって言うと、要は評価が分かれるアルバムだと
思うのだ。
たとえば③はBURRN!誌の読者の人気投票では多くの票を得ていたようだし、
(確か一位だったと思いますが、記憶があいまいなので鵜呑みに
するとまずいかも・・・)
ファンに歓迎されていたアルバムであったことは間違いない。
が、たとえばポップでユーモラスなHR路線のHELLOWEENが嫌だった人にとっては
全曲が名曲だとは言い難いと思うので
肩透かしを食らうことになるだろう。

⑦なんかはまあいい曲だし、ヴァイキーがいかにも作りそうな
ポップな曲だけど・・・声質がクリーンとは言えないアンディ辺りが歌っても
あまり魅力的には感じなかった。
⑧はイントロは良かったけど、その後の盛り上がりに欠ける。
⑨⑪を除くと、前半まで聴いて止めることが多い
私にとっては後半が厳しいアルバムなんだよね・・・。

だから、私個人としての評価はこのくらいですね。
でも十分に高く評価はしてるつもりです。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Sole survivor
③Where the rain grows
④Why?
⑨Take me home
⑪Still we go


総評・・・85点


ああ、それからこの記事がおそらく今年最後の更新と
なると思います。
今年は後半に個人的な事情もあり、思うように更新できず
「止めようかな・・・」などと思ったりもしましたが
久々の更新でも、読んで頂いた人がいることを知り
勇気付けられたことを、大変感謝しています。
履歴とかを見て
知っているブロガーの方が載っていると
本当にモチベーションが上がるものなので・・・。

ということで、皆様、来年も良いお年を!
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コメント
この記事へのコメント
あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします。
私の乏しいメタル知識の中で判るアルバムが来るとうれしくなるのですが、これもリアルタイムで聴きました。3はかなりの名曲だとは思いましたが、僕も通して聴く事は殆ど有りませんでした。この次のアルバムは結構お気に入りになったんですがね・・・。
回りの友人は絶賛だったもので肩身狭い気持ちになったものですが、やはり僕にとっては曲にばらつきの有るアルバムという印象でした。カメレオンの後だったので「これはもしや復活か?」という印象は僕も受けましたけどね!!
2011/01/01(土) 10:55 | URL | ありんこゆういち #-[ 編集]
>>ありんこゆういちさん

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!

彼らが出したこの次のアルバムの出来は個人的に素晴らしいと思うのですが、
この6thが絶賛されているレビューを見て、

「この6thをあまり好きになれない自分は、
隠れた名曲を聞き逃しているのか、あるいは何か勘違いしているのかも・・・」と思い、
特に念入りに聴いて、できるだけ良いところを探すように心がけました。

それでも、やはりあんまり感想が変わらなかったので
批判的なコメントも覚悟をしていましたが、同じような感想をお持ちの方がいるようで
ホッとしました(笑)。

やはり③が突出していて、他は良かったり良くなかったり
クオリティにバラ付きがありますよね。
でも、このアルバムから新生HELLOWEENの方向性が完成したという意味では
大きな意味を持つ一枚であることは間違いないでしょう。
2011/01/02(日) 22:22 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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