謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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雑誌やネットなどでよく見かける「名盤」という言葉、
私もよく使っているけれど、その名盤という評価そのものは
普遍的なものではなく、あくまで個人の主観によって
下されていることは言うまでもない。
錯覚されることは多いけれども、たとえば
METALLICAの"MASTER OF PUPPETS"は最高傑作、とか名盤とか
言われているけれども
誰かがそれを聴いてみて、そうでないと思ったなら
それはその人にとっての真実なのだ。

以上のことを踏まえた上で、私が個人的に
名盤だと思ったアルバムに
ついて幾つか特徴があることに気付いたので
つらつらと書き綴ってみようと思う。
まず、雑誌で言われている名盤
私が勝手にそうだと思っている名盤どちらにも
3つのタイプに分かれている気がするのだ。
その3つのタイプとは、


①・・・アルバム収録曲の大半が優れている名盤

ANGRAの"ANGELS CRY"や、JUDAS PRIESTの"PAINKILLER"などが
それに該当する。
いわゆる、構成美で勝負するタイプのアルバムではないため
一曲目からではなくともどこから聴いても楽しめる
一番、「便利な」タイプ。

②・・・コンセプトアルバムの名盤

QUEENSRYCHEの"OPERATION:MINDCRIME"、
DREAM THEATERの"METROPOLIS pt2:SCENES FROM A MEMORY"など
一曲目からラストまで通して聴くと良さがじんわり伝わるタイプ。

③・・・HR/HM史上に残る名曲が数曲収録されているために、
他の曲が微妙でも、高い評価を受けている名盤


IRON MAIDENの"POWERSLAVE"、
JUDAS PRIESTの"SCREAMING FOR VENGENCE"など。


多分、皆さんが一番好まれるのは①のタイプの名盤だろうと思う。
だって、一曲二曲が凄く良いよりは
全曲満遍なくいい方がお得な感じがしませんか?
②のパターンだとゆっくり最後まで聴ける時間があればいいけれど、
無ければ途中までしか楽しめないし。

そういう訳で一般的には①のタイプの名盤を好まれる方が
多いと思うのだけれど
私は、どうも③のパターンの名盤に心惹かれるのだ。

何故か?
私がMだからか?

まあ・・・それも完全には否定はできないが(笑)
そうじゃなくて、
たとえば、だ。
一曲だけ、一度聴いただけで「凄くいいな~」と
はっきり分かる曲があれば
最低でもそのアルバムは一曲分は
楽しめることは間違い無いでしょう?
まず、その時点でアルバムを買ったことを
私の場合は後悔はしない。
自分にとってであったとしても名曲が一曲あるんだから
それで十分御の字なので。

しかし、他の曲だってプロが命を削って作ってる訳だから
自分でいいと思って世に出している。
しかも、聴き手である私にだって明らかに良さが分かる
たった一曲の名曲と一緒に収録されているのだから
他の曲にも絶対にどこかいいところがあるはずなのだ。
イングヴェイだって"Far beyond the sun"と"Black star"が
完成したから他は手を抜こう、なんて考えておらず
当然のようにアルバム"RISING FORCE"の他の曲にも
彼は心血を注いだから、他の人はどうか知らないが
少なくとも私にとってはその2曲で終わらないアルバムと
なった訳だ。

つまり、何が言いたいかというと
③のタイプのアルバムは曲の良ささえ分かれば
①に限りなく近いアルバム、かも
しれないという可能性が残っていると思うのだ。
もし、そうだとしたら嬉しいでしょ?
より聴き込んでみたい衝動に駆られませんか?

えっ、それなら一曲も面白い曲がない凡作にだって
そういう可能性があるんじゃないかって?
いや、確かにそうなのだけれども
一曲も面白いと思える曲が無かったり、あってもちょっとだけ
良いなぁと思える程度の曲しか無いアルバムであれば
何度も聴きかえして曲の良さが分かったとしても、その良さの程度も
高が知れていると思うのだ。
いくらミュージシャンが一生懸命作ったとしても
聴き手とフィーリングが合う曲が殆ど無ければ、理解できないのだから
良い曲がないのと同じことだし、
そもそも最低一曲は凄い曲が無いと
他の曲も聴きこんで、良さを積極的に探す気にならないではないか。

と、そんなことを考えながら2ヶ月くらい前に
VIPERの"THEATRE OF FATE"をレビューしたものです。
う~ん、今更だけどこのアルバムは"Moonlight"一曲だけの
アルバムではないんだね。
買った時は損した気分でいっぱいでレビューするために
改めて聴きこまなければ
衝動的に50点台の点をつけそうになったが(笑)、
他の曲もよく聴きこんでみると、そこまでは悪くないと思い
現在の点になったという訳だ。
(それでも"moonlight"以外に気に入った曲は一曲しか
無かったが)

以上の理由で、③みたいなアルバムが一番愛せるなぁ。
まあ、いくら聴きこんでも他の曲の良さがまるっきり
分からない場合はまるっきり時間の無駄になる訳だが(笑)
それはそれでいい経験になるだろう(?)。
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コメント
この記事へのコメント
はじめまして
こんにちは。少し前にこちらのブログを発見し、それ以来楽しく拝見しています。メタリストさんと僕は好みが近いようで嬉しいです。
今まで名盤というと僕は①、②のようなアルバムのみを考えていたので③のような考え方は新鮮でした。僕の場合、③タイプのアルバムが結構多かったりするのですが。
また他のレビューも読ませていただきますね。
2009/05/22(金) 08:17 | URL | よしよ #-[ 編集]
はじめまして。
当ブログへのコメント、有難うございます。
私もよしよさんのブログは拝見させて頂いており、参考にさせてもらっています。
特に最近STRATOVARIUS関連の記事を書かれているようですが、最近の彼らの作品には疎いので、興味深く読ませて貰っています。

この記事のことですが、
私は根が貧乏性なので、結構しょうもない作品でも聴き込むクセがついているんですよね(笑)。
でも、その結果隠れた名曲を見つけることも多いです。

しかし、個人的に③だと思えるアルバムが多いのはいいですね!
私ならワクワクしますよ。
2009/05/23(土) 01:20 | URL | メタリスト #-[ 編集]
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