謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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Walk OnWalk On
(1994/06/07)
Boston

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'94年にリリースされた4th。

この人達、と言うかトム・シュルツは人を待たせ過ぎでしょう(笑)。
ライナーに書いてある通り、'94年までの16年間で
たったの2枚しかアルバムを出していないのだ。
しかも、表向き解散→再結成した訳でもなく、ずっと活動中に
関わらず、だ。
更にこの次のアルバムもまたまた8年後に
リリースされており
悠長にも程がある・・・と怒る方も多いだろうが
勿論、ファンを苛立たせるためにそんなことを
やっている訳ではない。

全ては彼等のレコーディングの仕方が原因で
それは物凄く手間が掛かるものであり、
「DEF LEPPARDが裸足で逃げ出すんじゃないか?」
と言われそうなくらいの完璧主義者、
トム・シュルツの音へのこだわりがそうさせるのだ。
なので、彼等のアルバムを聴く時は
良いスピーカーで、良いヘッドフォンで聴いてみて欲しい。
凄くゴージャスで高密度な音だから。

サウンドにそれ程のこだわりがあるのだから、音楽性も
そうそう軸がブレることはなく、本作品でも
いわゆるプログレ・ハードをやっている。
前に私は、プログレ・ハードはプログレではなく
実質的には産業ロックと同じ、ということを他のアルバムの
レビューで書いてきたが、
このアルバムの④~⑦は"Walk on medley"となっており
組曲のようになっていて、ここだけはちょっとプログレの
雰囲気を感じる。
そして、楽曲的にも一番の聴きどころだ。
特に⑥~⑦のKey部分は、緊張感溢れるもので
毎回分かっていてもつい聴き入ってしまう。
⑨もFAVORITE TUNEに入れてもいいとは思ったが、
④~⑦のインパクトが圧倒的に強いので
それと比べると、ちょっとその魅力も霞むかな。

なお、前作までVoをつとめていたブラッド・デルプは
RTZなるバンド活動のため、参加しておらず
本作品ではフラン・コスモという
人物が歌っている。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
②Surrender to me
③Livin' for you
⑤Walk on
⑥Get organ-ized
⑦Walk on(some more)



総評・・・85点

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