謎のメタラー「メタリスト」の華麗なるメタルライフを 彩るアルバム達と彼によるレビュー
 
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FalconerFalconer
(2001/05/08)
Falconer

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'01年にリリースされた1st。

ヴァイキングメタルの要素が多分にある、メロパワ系バンドの
デビュー作。
Voはいい。ハイトーンのメロディを殆ど歌わないが
歌唱力がしっかりあるため、安心して聴けるし
こういう音楽には合うのだろう。

しかし、肝心の楽曲が地味なんだよなぁ。
まあ、ホラ・・・漢(おとこ)っぽいと言うと聞こえはいいんだけど
同ジャンルでは無いがメロディの質が同じ系統の、
AMON AMARTHとかはもっとメロディにしても愛想があった。
(まあ、あちらは更にブルータルな面もあるわけだが)

喩えるなら、
MANOWARの音楽が、
高らかに勝利の雄叫びを上げる男の姿を表しているとすると
彼等の音楽は、高倉健のように
無口で不器用な男を表しているようなそんな感じ。
そのどちらにも良さはあり
好きな人にはたまらないのだろうが、
私にとっては、本作品の前半のインパクトが弱すぎる気がした。
もうちょっと扇情的なメロディが欲しいところだ。
①からして、勢いはあるのに
あと一歩で気持ちいい展開になりそうなのに
歌メロが思ったような方向に進まなくて
焦らされている感がある。

⑤あたりで、やっと私にもストレートに良さが伝わってくる
スピードナンバーが入って、それと同時にやっと
Voのマティアス・ブラードの歌が十分にカッコいいと思えるようになり・・・
ここから堰を切ったようにいい感じの曲が
ここから数珠繋ぎに始まる。
⑥のギターソロの展開はドラマティックでいいし、⑦は
IRON MAIDENをストレートなメロパワっぽくしたような曲だが、
途中から、民族色の強い展開に変わり意表を突かれた。
⑧になると、すっかり「ステファン(注:Guの人です)兄貴~!決まってますぜ!」と
男が男に惚れるそんな私がいた。

・・・とは言え、やっぱり私はこのバンドは
ちょっと苦手だな~。メロディに関する美的感覚が
噛み合わないのかな。
フォーク系のメロディ自体が決して苦手な訳では無いんだけどね・・・。
という訳で、この作品は好き嫌いが激しく分かれる作品だと
思います。


~METALIST'S FAVORITE TUNE~
⑤Mindtraveller
⑥Entering eternity
⑦Royal galley
⑧Substitutional world



総評・・・78点
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